目次
- トンボ鉛筆の佐藤佳弘とは?
- トンボ鉛筆事件の概要
- 事件が起きた時期
- メール内容
- 株式会社トンボ鉛筆とは
- 日本の大手文具メーカー
- 有名な商品
- トンボ鉛筆事件の時系列
- 「地震大丈夫ですか?」
- 「伝える努力はしてくださいね」
- 「その先は言う必要ないですよね」
- 抗議の声が殺到
- 翌日にGM長尾弘司による謝罪メール
- メールが炎上した原因
- 被災者に対する配慮のなさ
- 就活生の不安を仰ぐ内容
- にじみでる圧力
- トンボ鉛筆事件が起きた理由は?
- GM長尾弘司の神対応とは
- 迅速な謝罪
- 会社説明会の日程の変更
- 翌日には佐藤の処分
- トンボ鉛筆事件で佐藤はどう処分されたの?クビ?左遷?
- SNSで拡散され炎上
- 佐藤佳弘はクビに
- 長尾弘司は対応を評価される
- トンボ鉛筆事件による会社への影響
- 企業としての評価の低下
- 事件はインターネット上で語り継がれる
- トンボ鉛筆の不買運動は現在も続いてるの?
- トンボ鉛筆事件の炎上から学べることは?
- 特殊な状況下でとるべき行動
- 迅速で丁寧な対応
- トンボ鉛筆や関係者の現在
- トンボ鉛筆は現在でも優良企業
- 佐藤・長尾の現在は不明
- 企業も社員も思いやりを大切に!
迅速な謝罪
via pixabay.com
長尾弘司は、「大震災発生にわずか2日後に、被災した地域への配慮のない書類専横用紙等を送り、締め切りを3月15日に消印有効としたことは言語道断であるとし、選考に対して平等ではなかった」と謝罪しました。そして「人事担当としての立場上、驕り高ぶりが表れた表現が随所にあり重ね重ねお詫びするとし、佐藤佳弘を厳しく処分した」と発表しました。
佐藤佳弘の独断での発信だったとしても、企業として言語道断であると非を認め謝罪しました。これは事件の翌日である3月14日の発表であり、非常に迅速だったことから「神対応」として高く評価されています。
佐藤佳弘の独断での発信だったとしても、企業として言語道断であると非を認め謝罪しました。これは事件の翌日である3月14日の発表であり、非常に迅速だったことから「神対応」として高く評価されています。
会社説明会の日程の変更
via pixabay.com
長尾弘司の謝罪文では、3月16日に予定されていたトンボ鉛筆の会社説明会は延期されることが明記されていました。震災から1週間も経過していない日なので、この延期はある意味当然のもとだと言えるでしょう。
しかし、佐藤の炎上があったからこそ、長尾の良さが際立つ結果になりました。説明会延期に加え書類提出も一度中止となる旨が「追記」としてメールで送られたことも、神対応の一つだと言われています。
しかし、佐藤の炎上があったからこそ、長尾の良さが際立つ結果になりました。説明会延期に加え書類提出も一度中止となる旨が「追記」としてメールで送られたことも、神対応の一つだと言われています。
翌日には佐藤の処分
via pixabay.com
佐藤佳弘の解雇という処分も迅速に決定・発表しています。解雇するというのは非常に面倒な手続きが発生するため避ける企業が多い中、時間を空けることなく解雇処分を決定しました。
噂が広がり会社のイメージダウンを防ぐためだったのかもしれませんが、謝罪文・解雇と迅速な対応をした長尾弘司の評価が高く評判となりました。
噂が広がり会社のイメージダウンを防ぐためだったのかもしれませんが、謝罪文・解雇と迅速な対応をした長尾弘司の評価が高く評判となりました。
トンボ鉛筆事件で佐藤はどう処分されたの?クビ?左遷?
via pixabay.com
就活生に対して企業からパワハラとも取れる行動を起こしたトンボ鉛筆事件。そのことでバッシングを受けた佐藤佳弘は、どうしているのでしょうか。クビになった?そのまま普通に働いている?企業の対応は?問題となったトンボ鉛筆事件のその後を見ていきましょう。
SNSで拡散され炎上
via pixabay.com
現在、SNSの普及は目覚ましいものがあり、良いことも悪いことも、情報があっという間に拡散される時代になっています。日本人のネット利用人口の70%がSNSを利用しているとも言われており、そんな中での佐藤佳弘の非常識で高圧的なメールというのは格好のネタになります。
佐藤佳弘自身も、東京で大きな揺れを体験し帰宅難民の経験をしたにも関わらず、震災の事情を考慮することなく説明会や選考を進めようとする矛盾した行動は、非難の的となり大バッシングを受けるのです。
佐藤佳弘自身も、東京で大きな揺れを体験し帰宅難民の経験をしたにも関わらず、震災の事情を考慮することなく説明会や選考を進めようとする矛盾した行動は、非難の的となり大バッシングを受けるのです。
佐藤佳弘はクビに
via pixabay.com
一説によると、トンボ鉛筆の人事担当であった佐藤佳弘は、その後クビになったとされています。トンボ鉛筆が築きあげてきた歴史に汚点を残し、震災の被害に遭った就活生を傷つけトンボ鉛筆のイメージを壊してしまったことが大きかったのではないでしょうか。
しかし、逆に出世し人事部長になっているという説もあります。真相はわかりませんが、事件後8年が経過しておりクビになっていない場合は出世してもおかしくはありません。ただ、このような人がいる会社だと考えたら、少々不安な気持ちになります。
しかし、逆に出世し人事部長になっているという説もあります。真相はわかりませんが、事件後8年が経過しておりクビになっていない場合は出世してもおかしくはありません。ただ、このような人がいる会社だと考えたら、少々不安な気持ちになります。
長尾弘司は対応を評価される
via pixabay.com
問題が起きた時、「とりあえず謝罪すれば何とかなる!」という時代ではありません。何が言いたかったのか・処分がきまっていないなら会見に意味はない・処分が甘すぎるなど世間を炎上させるリスクを負うことになります。そんな中で、長尾弘司は、今回の事件に至った原因と、今後このようなことが起きないようにするための対策を含めた謝罪文を掲載、そして何より原因を作った佐藤佳弘に対して「懲戒処分」という厳しい処分をすることを公表しました。
この迅速な対応をした長尾弘司は、佐藤佳弘と比べられ高い評価を受けました。
この迅速な対応をした長尾弘司は、佐藤佳弘と比べられ高い評価を受けました。
トンボ鉛筆事件による会社への影響
via pixabay.com
トンボ鉛筆事件は、佐藤佳弘が独断で行ったという一人の責任ではありますが、会社にとっては一人の社員の間違った行動であっても、社外の人々からすれば会社全体のイメージダウンに繋がります。この事件によって、どんな影響があったのでしょうか。
企業としての評価の低下
via pixabay.com
長尾弘司が公表した謝罪文によれば、一連のメールは佐藤佳弘の独断で発信されたことが分かります。しかし、これまでのメールの内容が佐藤佳弘の独断であったとしても、それを目にした社外の人々は、佐藤佳弘一人ではなく企業全体の考えであると捉えるものです。たった一人の間違った行動が、会社全体のイメージを落とすことになるのです。
ゼネラルマネージャーである長尾弘司の対応により、一定の評価を得ることは出来ましたが、今現在でも企業評価が完全に戻ったとは言い切れません。
ゼネラルマネージャーである長尾弘司の対応により、一定の評価を得ることは出来ましたが、今現在でも企業評価が完全に戻ったとは言い切れません。
事件はインターネット上で語り継がれる
via pixabay.com
トンボ鉛筆事件は、事態が鎮静化した現在でも語り継がれています。事あるごとに話題になりますし、完全に噂が消えることはないのではないでしょうか。過去の佐藤佳弘のめーるや長尾弘司の謝罪文はネット検索すると、容易に見ることが出来ます。
迅速に対応した長尾弘司の判断は正しかったのではないでしょうか。もし佐藤佳弘をかばっていたら、もっと企業としてのイメージは悪くなっていたと思います。
迅速に対応した長尾弘司の判断は正しかったのではないでしょうか。もし佐藤佳弘をかばっていたら、もっと企業としてのイメージは悪くなっていたと思います。
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