目次
- トンボ鉛筆の佐藤佳弘とは?
- トンボ鉛筆事件の概要
- 事件が起きた時期
- メール内容
- 株式会社トンボ鉛筆とは
- 日本の大手文具メーカー
- 有名な商品
- トンボ鉛筆事件の時系列
- 「地震大丈夫ですか?」
- 「伝える努力はしてくださいね」
- 「その先は言う必要ないですよね」
- 抗議の声が殺到
- 翌日にGM長尾弘司による謝罪メール
- メールが炎上した原因
- 被災者に対する配慮のなさ
- 就活生の不安を仰ぐ内容
- にじみでる圧力
- トンボ鉛筆事件が起きた理由は?
- GM長尾弘司の神対応とは
- 迅速な謝罪
- 会社説明会の日程の変更
- 翌日には佐藤の処分
- トンボ鉛筆事件で佐藤はどう処分されたの?クビ?左遷?
- SNSで拡散され炎上
- 佐藤佳弘はクビに
- 長尾弘司は対応を評価される
- トンボ鉛筆事件による会社への影響
- 企業としての評価の低下
- 事件はインターネット上で語り継がれる
- トンボ鉛筆の不買運動は現在も続いてるの?
- トンボ鉛筆事件の炎上から学べることは?
- 特殊な状況下でとるべき行動
- 迅速で丁寧な対応
- トンボ鉛筆や関係者の現在
- トンボ鉛筆は現在でも優良企業
- 佐藤・長尾の現在は不明
- 企業も社員も思いやりを大切に!
トンボ鉛筆の佐藤佳弘とは?
via pixabay.com
震災直後、企業も就活生も就職活動どころではない状況であり、一般的な多くの企業はエントリーシートの提出期限や筆記試験などを「延期」という形をとり、社員に対しても臨時休暇を取らせるなどの対応をしていました。そんな状況下にも関わらず国内有数の総合文具メーカーで人事担当をしていた佐藤佳弘氏は、東日本大震災直後から就活生に対してのパワハラとも取れるメールを送り避難殺到しました。
今回POUCHSは、トンボ鉛筆事件についてわかり易くご紹介します。
今回POUCHSは、トンボ鉛筆事件についてわかり易くご紹介します。
トンボ鉛筆事件の概要
via pixabay.com
2011年3月11日、東日本大震災が起き日本中が大混乱となりました。震災で被害も多発している最中に、トンボ鉛筆の人事担当である佐藤佳弘氏によって起こされた事件を「トンボ鉛筆事件」と称されていますが、どんな事件だったのか、その概要を紹介していきます。
また、POUCHSは恋愛や雑学に関する記事を多数取り扱っています。合わせてこちらの記事も、ぜひ一緒にお読みください。
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N国党・立花孝志がNGT48・山口真帆を侮辱?経緯やその後は? - POUCHS(ポーチス)
「NHKをぶっ壊す!」のキャッチフレーズで世間を驚かせた、NHKから国民を守る会の党首・立花孝志氏。NGT48の山口真帆さんに対して、自身のYouTubeに動画を投稿し山口さんを侮辱したと大炎上しました。その動画を投稿した経緯や、その後についてを調査しました。
事件が起きた時期
via pixabay.com
2011年3月11日、東日本大震災が起きました。震源は宮城県牡鹿半島沖、地震の規模を表すマグニチュードは9.0、宮城県栗原市では最高震度7を観測しました。10メートルを超える津波が到達したところもあり、死亡者数は15000人以上、行方不明者は2500人以上です。東日本大震災は、被害の大きさ・原子力発電事故もあり、世界中に激震が走りました。
そんな未曽有の大災害の中、トンボ鉛筆事件は起きました。東日本大震災が起きた当日に、トンボ鉛筆人事担当の佐藤佳弘は就活生にメールを送ります。当時は電話・ネットなどは通信制限がかかり、被災地の安否確認や救急要請などの大切な連絡でさえ取れなかった状況にも関わらず、緊急性のないメールを送ったのです。空気が読めない人・企業としてもモラルを問われるようなことでした。
そんな未曽有の大災害の中、トンボ鉛筆事件は起きました。東日本大震災が起きた当日に、トンボ鉛筆人事担当の佐藤佳弘は就活生にメールを送ります。当時は電話・ネットなどは通信制限がかかり、被災地の安否確認や救急要請などの大切な連絡でさえ取れなかった状況にも関わらず、緊急性のないメールを送ったのです。空気が読めない人・企業としてもモラルを問われるようなことでした。
メール内容
via pixabay.com
東日本大震災直後から数回に渡って、トンボ鉛筆人事担当の佐藤佳弘は、数回に渡って就活生にメールを送っています。内容は「本当にトンボ鉛筆に入りたければ、震災などは関係なく説明会に出席しろ」という高圧的な内容でした。就職説明会や就職活動自体の方が震災よりも重要だと言わんばかりの内容のため、批判が集まったのも当然だと言えるでしょう。
後日、佐藤佳弘は「咄嗟に送ってしまったメール」だと言い訳とも取れるコメントをしていますが、本当にそうだとするならば相手の状況を考えない非常識な行動であると言わざるを得ません。
後日、佐藤佳弘は「咄嗟に送ってしまったメール」だと言い訳とも取れるコメントをしていますが、本当にそうだとするならば相手の状況を考えない非常識な行動であると言わざるを得ません。
株式会社トンボ鉛筆とは
via pixabay.com
トンボマークの入ったトンボ鉛筆は、誰もが知っていて、使ったことがある人も多いのではないでしょうか。なんとなく大手の文具メーカーかなと理解している人が多いとは思いますが、私達にとって馴染み深い「株式会社トンボ鉛筆」とは、どのような会社なのでしょうか?
日本の大手文具メーカー
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株式会社トンボ鉛筆は、1913年(大正2年)に創立した国内有数の大手文具メーカーです。鉛筆はもちろんのこと、消しゴムや修正テープ、のりなどシェアは国内トップクラスであり、世界中で使われています。創立当初は鉛筆専門メーカーとして発展、トンボ鉛筆をはじめとして日本の鉛筆は世界トップクラスとして躍動、時代とともに文具も多様化し、鉛筆以外にもボールペンやマーキングペンなど発売し始めました。
有名な商品
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その中でも有名な文具は、1960年代後期に発売した「プラスチック消しゴムMONO」です。青・白・黒の3本線マークのMONO消しゴムは、誰もが一度は使ったことがあるのではないでしょうか。その後も、修正テープ「MONOホワイトテープ」スティックのり「ピットハイパワー」テープのり「ピットテープ」など、ヒット商品を生み出してきました。
トンボ鉛筆事件の時系列
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株式会社トンボ鉛筆は、文具市場において「書く・消す・貼る・育む」を中心とした製造・販売を行う老舗の大手文具メーカーです。国内産鉛筆のシェアは最大手の三菱鉛筆と合わせて約9割ほどのシェアを誇ります。その会社で起きたトンボ鉛筆事件が起こった経緯とは、どんなものだったのでしょうか。
「地震大丈夫ですか?」
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2011年3月11日、東日本大震災が発生した当日にトンボ鉛筆の人事担当であった佐藤佳弘が、就活生に送ったメールが「地震大丈夫ですか?ケガはないですか?」でした。東日本大震災の死者・行方不明の大部分は東北地方に集中していたものの、関東地方もインフラ面に被害を受け、震災当日は東京近郊でも交通機関が麻痺、帰宅難民も続出していました。
当日は未曽有の震災で通信制限がかかるほど大混乱でした。緊急要請さえ繋がりにくい状況の中で、取り立てて緊急性もないメールを送る必要があったのでしょうか。その後も配慮に欠けるメール・対応は続きます。
当日は未曽有の震災で通信制限がかかるほど大混乱でした。緊急要請さえ繋がりにくい状況の中で、取り立てて緊急性もないメールを送る必要があったのでしょうか。その後も配慮に欠けるメール・対応は続きます。
「伝える努力はしてくださいね」
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