2019年7月11日 更新

室蘭女子高生失踪事件の概要!未だ分からない真相と現在の動きも

2001年3月6日、ある女子高生が姿を消しました。失踪前の防犯カメラには女子高生が万引きをした姿が写っていたですとか、容疑者は女子高生のバイト先のパン屋オーナーではないか?などの噂が多く飛び交っていました。事件の真相は?事件が解決する日は来るのでしょうか?

目次

この室蘭女子高生失踪事件には不可解な点がいくつもあります。警察から公開されている情報が少ないためインターネット上では様々な考察が飛び交っています。

ここからは室蘭女子高生失踪事件の不可解な点をインターネット上の考察も交えながらご紹介していきます。

麻未さんはなぜ室蘭サティに立ち寄ったのか

Bus Stop Wait - Free photo on Pixabay (468467)

12時56分にパン屋本店付近のバス停に到着したのに、何故麻未さんはそこで降りず3つ先のバス停で降りて室蘭サティに立ち寄ったのでしょうか?

公開された防犯カメラの画像を見ましても、どうしても欲しい物があるという印象は受けませんし買い物をしている様子でもなく、麻未さんが暇を持て余しているようにも見えます。

麻未さんが誰かと室蘭サティで待ち合わせをしていたのではないか?という説が浮上しているようですが、室蘭サティを出た麻未さんはバス停付近で同級生の男子2人と会話をしています。

彼らから麻未さんが誰かといたという証言はなかったようですので、この説はないのかもしれません。

時間認識のズレ

Hurry Stress Time Management - Free image on Pixabay (468553)

麻未さんは「13時過ぎに行きます」と、パン屋本店に電話をかけ、パン屋の従業員もそう証言しています。この『13時過ぎ』という表現が曖昧なのです。

麻未さんにとっては13時以降に行けば良いという認識で、「じゃあサティに寄ってから行こう」と思っての行動だったのかも知れません。

しかしパン屋オーナーにとっての13時過ぎというのは、13時1分から大体15分くらいの認識だったのかも知れません。だとすれば30分になっても来ない麻未さんを心配してオーナーが探しに出かけたのもわかる気がします。

約束の時間は本当は14時?

Clock Alarm - Free photo on Pixabay (468444)

当日麻未さんがコーヒー講習を受けに行くという電話はパン屋オーナーではなく本店の従業員が受けています。この時の電話の内容は麻未さんと本店の従業員の二人しか知りません。

あくまで推察ですが、本店の従業員が「14時くらいに行きたい」という麻未さんの電話を受け、オーナーには「13時過ぎに来るそうです」と伝えることも充分可能だということです。

ただそうすると麻未さんがもう少しゆっくり自宅を出ても良いはずですよね。
Slider Cellphone Cellular - Free vector graphic on Pixabay (469715)

麻未さんが自宅を出た後になって、パン屋本店から14時に時間を変更して欲しいとの電話があったのではないか?とする考察もされています。

しかし麻未さんのPHSの通話記録は警察でも調べているはずですので、そういった話も警察から出ていないという事はその線も薄いのでしょう。

しかしながら本店との約束の時間は14時という説は、パン屋オーナーが犯人という説と同様にインターネット上では根強く支持されています。

なぜ支持されているかというと、約束の時間が14時であれば、真面目な麻未さんが約束の時間を過ぎても室蘭サティにいたという不可解な点が払拭されることが大きな理由ではないでしょうか。

麻未さんは本当にバスに乗っていたのか?

Architecture Building - Free photo on Pixabay (469590)

自宅方面から室蘭サティまで行くバスに乗っていたことは同級生の女性が証言しています。バスの後部座席から麻未さんが同級生の女性に向かって手を振ったのだそうです。

しかし室蘭サティからパン屋までのバスには24人も乗客がいたにもかかわらず、麻未さんの目撃証言がなく、やはり不可解だといえます。

麻未さんが室蘭サティから歩いてパン屋本店に行ったのではないか声もありますが、麻未さんは最低でも13時26分までは室蘭サティの化粧品売り場にいて、13時41分には交際相手の電話に出て「今、下に着いた」と言っています。

室蘭サティからパン屋本店までは1.5キロ以上あり、歩いて行けない距離ではないものの15分で東町まで到着できるかは定かではありません。

麻未さんを敵視している人はいなかったのか?

Woman Gazing Ocean - Free photo on Pixabay (469539)

眉目秀麗、品行方正で、ファンクラブもあるほど人気があった麻未さんですが、人知れず嫉妬されていたり逆恨みをされるようなことはなかったのでしょうか?

どんなに人気のある芸能人でも嫌いだと言う人はいるものです。それは麻未さんにも言えることではないでしょうか。

麻未さんが悩まされていた、いたずら電話やいたずらメールの内容は不明ですが、それらが表向きは仲が良く見えても実は麻未さんを敵視している人物の仕業という事は考えられないでしょうか。

そういった人物がパン屋本店付近で待ち構えて麻未さんに声をかけ、うまく連れ去ったという可能性もゼロではないはずです。

犯人は町の権力者?

Laptop Computer Browser - Free photo on Pixabay (469904)

初動捜査にミスを犯し捜査に大きく遅れを来した警察の無能ぶりが目立ったこの事件ですが、警察はミスを犯したのではなく、わざとそうしたという疑惑が僅かながらありました。

犯人は警察に圧力をかけて捜査情報を握り潰すことのできる町の権力者であるという説を唱えている人もいます。麻未さんのご家族や交際相手など街の人間に情報提供をしないように圧力をかけているというのです。

それが事実ならバスの乗客の目撃証言が出ないのも不思議ではなくなります。憶測を鵜呑みにすることはできませんが、可能性としてはあるのかもしれません。

室蘭女子高生失踪事件に似た「佐藤智宏くん失踪事件」

Bicycle Home The Light - Free photo on Pixabay (451004)

室蘭女子高生失踪事件と類似していると度々あげられるのが、佐藤智宏くん失踪事件です。2012年1月15日の午後9時30分頃、家を飛び出した中学校1年生の佐藤智宏くんが行方不明になった事件です。

佐藤智宏くんと姉の姉弟ケンカは母親との親子ゲンカに発展し、感情的になった智宏くんは家を飛び出してしまい、そのまま帰って来ることはなかったのでした。

ここからは佐藤智宏くん失踪事件の詳細について解説していきます。

事件の概要

Sunset Sky Inspiration - Free photo on Pixabay (451014)

北海道旭川市緑ヶ丘に住む当時中学一年生の佐藤智宏くんは、事件前日姉とテレビのチャンネルを巡ってケンカをしており、そのケンカで智宏くんはこれまでに見ないほど激高していたそうです。

感情的になった智宏くんは壁に穴を空けたり、自分お小遣いを貯めて買ったゲーム機を壊すなどし、翌日仕事から帰宅した母親にそのことを問いただされると「自分で買ったものをどうしようと勝手だろう」と口答えし、今度は母親と口論になりました。

怒りが収まらない智宏くんは自室に戻り壁を蹴ったり殴ったり暴走した後、薄手のダウンジャケットを羽織り家を飛び出したのです。
Video Game Console Play - Free photo on Pixabay (470114)

この日の気温はマイナス15度の極寒で、薄手のダウンジャケットで耐えられるような寒さではなかったことから、すぐ戻ってくると思い母親は智宏くんの後を追わなかったそうです。

しかし1時間半経っても帰って来ない智宏くんを心配した母親は、車で智宏くんが行きそうな場所を虱潰しに回ったものの見つからず、翌日の16日に警察に相談し捜索願を出しました。

現在も行方不明のまま

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