2019年7月11日 更新

室蘭女子高生失踪事件の概要!未だ分からない真相と現在の動きも

2001年3月6日、ある女子高生が姿を消しました。失踪前の防犯カメラには女子高生が万引きをした姿が写っていたですとか、容疑者は女子高生のバイト先のパン屋オーナーではないか?などの噂が多く飛び交っていました。事件の真相は?事件が解決する日は来るのでしょうか?

目次

13時42分、交際相手の男性がバスを降りてすぐの麻未さんのPHSに電話をかけています。その際麻未さんは交際相手に「今、下に着いた」と応答したそうです。

室蘭市民の間では市街地のことを『下』と言っているそうで、麻未さんが住んでいる高台の白鳥台のことを『山』と呼んでいるのだそうです。

このことからこの時点で麻未さんは、パン屋の本店付近である市街地に到着していたこと、そして当時のPHSの記録から、麻未さんが通話していたのがパン屋本店付近の東町であったことがわかります。

麻未さんは「いま話せないからあとでかけ返す」と言った

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13時46分、麻未さんは再びかかってきた交際相手からの電話に「今話せないから、後でかけ直すね」と短く答えて電話を切ったといいます。

交際相手はこの時の受話器越しの音が静かだったため、麻未さんが室内にいるような気がすると証言していますが、麻未さんに差し迫った様子は感じられなかったとも証言しています。この電話を最後に麻未さんの行方が途絶えてしまうことになるのです…。

交際相手が1度目の通話から4分後に再び電話をかけた理由については多く語られていません。コーヒー講習後に二人が会う約束をしていたのでは?という推測もされていますが、それにしても4分という頻度に若干疑問を感じます。

夕方からPHSの電源が切られる

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かけ直すと言われて待っていたが麻未さんから電話がかけ直されることはなく、夕方に交際相手が麻未さんのPHSに電話をすると麻未さんのPHSの電源が切られていて、以降一切繋がらなくなったのだといいます。

このことから、交際相手との最後の通話後から夕方までの間に麻未さんに何かがあったということが言えます。

また当時の電波が弱かったことから、PHSが圏外になることも考えられるため、麻未さんが圏外の場所に連れ去られたのではないかという情報も僅かですがありました。

被害者・千田麻未さんについて

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千田麻未さんは室蘭市内にある白鳥台という高台の閑静な住宅街にある団地で両親と弟の4人で暮らしていました。トラブルなどもなく、ごく普通の一般家庭であったといわれています。

几帳面で真面目で明るく優しい性格、成績優秀、それでいて容姿端麗と三拍子揃っている麻未さんは学校でも人気者で、麻未さんを知る人で麻未さんのことを悪く言う人はいません。

ここからは千田麻未さんのことについて、更に詳細にご紹介していきます。

北海道立室蘭栄高校に通っていた

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麻未さんが通っていた室蘭栄高校は、市内でも有名な進学校です。そのような進学校の中でも、麻未さんは常にトップクラスの成績ををキープする優秀な生徒だったそうです。

一部情報では東京の有名大学の合格圏内の成績だったようだとも言われています。真面目で明るく優しい性格だという事で同級生とも仲が良く、麻未さんが何かに悩んでいた様子もトラブルがあったとの話もなかったようです。

しかし誰からも愛される優等生というプレッシャーに人知れず悩んでいたのではないかという考察もありました。

ファンクラブがあるほどの人気者だった

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美人で有名だった千田麻未さんにはファンクラブもあったと噂されており、ファンクラブのメンバーの中には他校の生徒も含まれているという情報もあります。

しかし、実体があるのか活動はされていたのかなどの詳細な情報は存在せず、麻未さんに好意的な人物が多いということから一人歩きしている噂なのではないか?との見方もありました。

とはいえ、麻未さんを知る人で麻未さんを悪く言う人は誰もいないなど、ファンクラブの実体はどうあれ、麻未さんが人気や信頼を集めていた人物だということは確かだと言えます。

看護学校進学を希望していた

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市内一の進学校で常に成績を上位にキープしていた麻未さんであれば、東京の有名大学に合格圏内に入れるといわれています。

しかし麻未さんは東京の有名大学は志望せず、看護学校の進学を希望していたのだそうです。優しく責任感の強い麻未さんが看護学校を志望することは不思議ではないでしょう。

しかし、市内一の進学校に入学していながら、わざわざ看護学校を志望する意味が理解できないなどの声も一定数ありました。

パン屋のバイトを始めたのは2000年12月

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自宅近くのスーパー内にあるパン屋で麻未さんがアルバイトを始めたのは、事件から3ヶ月ほど前の2000年12月のことでした。几帳面で真面目な麻未さんですから、当然のことながら遅刻や無断欠勤などルーズなことはなかったようです。

麻未さんは学校帰りにアルバイトをしたいと考えていたため、本店の勤務を希望していたようです。そのためコーヒーの淹れ方を学ぶ必要があり、コーヒー研修をすることになったのだという話もあります。

容姿端麗なうえ品行方正

Woman Pretty Girl - Free photo on Pixabay (450564)

麻未さんは切れ長の目でスッと通った控えめな鼻筋の美人で、身長は153cmの痩せ型です。誰が見ても美人で目を引く女性であるため、一目見れば印象に残る顔立ちをしています。

性格は几帳面で真面目なしっかり者であることは周知されており、麻未さんを知る人の中で彼女のことを悪く言う人は一人もいません。

約束の時間になってもパン屋本店に行かず室蘭サティにいたという麻未さんの行動に、友人は皆「麻未さんがそんな事をするはずがない」と口を揃えて証言しています。

事件当時の服装

Clothes Design Fashion - Free vector graphic on Pixabay (450590)

事件当日は入試だったため、麻未さんの通う高校は休校でした。この日の麻未さんの服装も制服ではなく私服で外出しています。ベージュのコートと紺色のジーンズ、当時の流行だったバーバリーのマフラーという装いでした。

麻未さんと一緒に乗っていたはずのバスの乗客の目撃証言がないのも、女子高生といえば制服であるという先入観から、制服姿ではなかった麻未さんのことが思い浮かばなかったのではないか?と推察されています。

事件発覚後の対応

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