2019年7月11日 更新

室蘭女子高生失踪事件の概要!未だ分からない真相と現在の動きも

2001年3月6日、ある女子高生が姿を消しました。失踪前の防犯カメラには女子高生が万引きをした姿が写っていたですとか、容疑者は女子高生のバイト先のパン屋オーナーではないか?などの噂が多く飛び交っていました。事件の真相は?事件が解決する日は来るのでしょうか?

目次

室蘭警察は麻未さん失踪の通報を受けた直後から、麻未さんが事件に巻き込まれた可能性が高いと見て、当日のうちにおよそ900枚のビラを市内で配るなどしており、人々は警察に期待していました。

しかし疑わしい一人の人物にこだわるあまり、情報提供を真剣に取り合わなかったり、捜索を見落としていたりなども落ち度も度々指摘されているようです。

ここからは麻未さんの捜索にあたった室蘭警察の捜査方法について解説していきます。

警察犬を利用しない捜査

Dog Schäfer German Shepherd - Free photo on Pixabay (450625)

室蘭警察は麻未さん捜索の際に即座に警察犬を投入しておらず、このことが捜査を遅らせた大きな要因であるとの指摘が多数ありました。

麻未さんが自分の足で失踪したのか、車に乗せられて攫われたのか、攫われたのだとしたらそれはどの地点で行われたのかなど、警察犬を使えばすぐにわかる事を怠ったため、それらは全て謎として残ったままになっています。

またこのことについて、警察はある人物に目星をつけていたため早期解決できると踏んでいて、警察犬を使うまでもないという判断を下したのでは?との声もあがっていますが、百戦錬磨の警察がそのような早計な判断をするものかと疑問ではあります。

しかしながら警察犬を使わなかったのは警察の大きなミスであることは否めません。

メディアでも多く取り上げられる

Tv Wall Vintage - Free photo on Pixabay (450693)

事件発生直後から多くのメディアでも取り上げられ、事件から時が経過しても度々特集が組まれたりもしていました。インターネットの中でもこの事件への関心が高く、某掲示板でも多くの考察が披露されています。

その甲斐もあり何年経っても情報提供が室蘭警察に寄せられてはいるそうですが、どれも有力な情報には結びついていないそうです。

またネット上では室蘭警察署のやる気を疑う声が多くあがっており、まだ何か情報を隠しているのではないか?または揉み消そうとしているのではないか?との憶測も飛び交っています。

防犯カメラ動画が公開されなかったのは「万引き」をしていたから?

Security Camera - Free photo on Pixabay (450696)

2000年当時は現在のように監視カメラが街じゅうに設置されておらず、設置されているところも限られていたようです。

監視カメラの画像が公開が事件から年数が経っていた事や、公開されている画像も限定的だったことが思わぬ疑惑を呼んでいました。

麻未さんが万引きなどの犯罪に手を染めていた映像があったため、公開が規制されたのではないか?という憶測がまことしやかに語られる事態になってしまったのです。

実際に麻未さんが万引きをしていたかは定かではなく、情報の出処も確かではないためこれ以上言及しませんが、公開されている動画映像の少なさがいらぬ憶測を生んでいるのでしょう。

室蘭女子高生失踪事件の真相は?

Police Fog - Free photo on Pixabay (450708)

この事件には不可解な点も数多くあり、対して事件について警察が公表している情報も決して多くはありません。しかし僅かな情報からわかることもあるかもしれません。

ここからはインターネットの考察とあわせて事件の真相に迫っていきましょう。

麻未さんはストーカー被害を受けていた

Hoodie Sweater Dark - Free photo on Pixabay (465692)

容姿端麗で人気者だった麻未さんはストーカーに悩まされていたという証言があり、この証言はパン屋のオーナーが警察でしたものです。

普段いたずら電話やイタズラメールがPHSが多いことに麻未さんが悩まされていたことは、普段麻未さんがアルバイトをしているパン屋の支店長も知っているということでした。

そのことから麻未さんは知らない電話番号からかかってきた電話には出ないなど、ささやかではあっても対策はしていたようです。

パン屋のオーナーが犯人?

Fear Woman Stop Violence Against - Free photo on Pixabay (450717)

麻未さんが失踪した時間のアリバイがないこと、警察への証言が曖昧なこと、当日の行動が不可解なことから、真っ先に警察から疑惑の目を向けられたのがパン屋のオーナーでした。

このパン屋のオーナーは警察に3日間事情聴取され、自宅の家宅捜索や所持している乗用車も徹底的に捜査されましたが、犯行を裏付ける証拠が見つからなかったために釈放されています。

しかしそれでもパン屋オーナーが一番疑わしいという意見は、現在インターネット上で最も支持されている意見です。

循環バスの中に犯人が居た?

Walk Path Walking - Free photo on Pixabay (450723)

室蘭サティからパン屋本店に向かう循環バスの中に麻未さんを攫った犯人がいたのではないか?という説があります。

犯人はバスの中で麻未さんに目星をつけ、バスから降りた麻未さんが交際相手との通話を終わらせた後に拉致したのではないか?という考察です。

しかし麻未さんが降車したバス停からパン屋本店までは20mしかなく、麻未さんが身の危険を感じたならパン屋本店に逃げ込むはずですし、人通りが多い通りでそのような凶行に及べば何かしらの目撃証言があるはすですので、この説には疑問が残ります。

ヤクザに誘拐された?

Chains Feet Sand - Free photo on Pixabay (450732)

麻未さんの若さや容姿に目をつけた反社会勢力の人間が、人身売買目的で麻未さんを攫ったのではないか?という説も浮上しているようです。

ファンクラブまでできるほどの人気者である麻未さんですから、評判を聞きつけた反社会勢力の人間が麻未さんを狙っていたということはあるのかもしれません。

しか麻未さんがパン屋本店付近にいたことはPHSの通信記録から確定していることから、先述した通り目撃証言が何もないのはおかしいので、この説は有力ではないと言わざるを得ません。

北朝鮮へ拉致されたという噂

Gang Dark Gloomy - Free photo on Pixabay (450740)

拉致被害者の横田めぐみさんも平日の白昼に拉致被害に遭われており、麻未さんが白昼堂々姿を消してしまった状況と酷似している点からこの説が出ています。

しかしこの点については室蘭警察及び北海道警察はそのような見方をしておらず、警察ホームページでも『北朝鮮による拉致の可能性を否定できない事案』のリストに千田麻未さんの名前はありません。

その根拠については一切明らかにされていません。警察にしかわからない拉致被害者の特徴などが麻未さんには当てはまらないのでしょうか。

食材配達のアルミ車の存在

Truck Box Car - Free vector graphic on Pixabay (450744)

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