2019年7月11日 更新

室蘭女子高生失踪事件の概要!未だ分からない真相と現在の動きも

2001年3月6日、ある女子高生が姿を消しました。失踪前の防犯カメラには女子高生が万引きをした姿が写っていたですとか、容疑者は女子高生のバイト先のパン屋オーナーではないか?などの噂が多く飛び交っていました。事件の真相は?事件が解決する日は来るのでしょうか?

目次

パン屋オーナーは麻未さんを探しに出かける際に「麻未さんが来たら連絡をくれ」と伝えてから出かけたそうです。

しかし従業員は「そのようなことは聞いていない」と証言しています。

どちらかが嘘をついているというよりも、このような言葉の行き違いはこの店では日常茶飯事なのだろうか?など情報共有の杜撰さが疑わしくもあります。

麻未さんの電話内容も正しく伝わっているのか?という疑念も浮かんでしまいそうですね。

そもそもコーヒー講習なんてない

Coffee Beans Cafe - Free photo on Pixabay (467676)

パン屋本店ではコーヒーを販売しています。これは麻未さんが通常勤務している支店では販売されていなかったようですが、「時間があるときに講習を受けに来なさい」という社交辞令程度の会話が麻未さんとオーナーの間であったようだとされています。

しかしこのコーヒー講習自体、本店勤務の従業員は「受けたことがない」と証言されています。ありもしないコーヒー講習に麻未さんを誘ったオーナーの意図はなんだったのでしょうか?

ストーカー被害の相談を受けていた

Planner Evaluate Assessment - Free vector graphic on Pixabay (450909)

パン屋オーナーは警察に「麻未さんがストーカーに悩まされていたようだ」と証言していますが、この証言について麻未さんが通常勤務している支店の店長はいたずら電話の話は聞いているがストーカーの話は聞いていないと証言しています。

しかし麻未さんの友人2人もストーカー被害の相談を麻未さんから受けていたようで、麻未さんがストーカーに悩まされていたのは事実のようです。

しかし接点の多い支店長には相談せず、オーナーにはストーカーの相談をするほど麻未さんはオーナーに信頼を寄せていたのでしょうか?いささか疑問ではあります。

女性に対してだらしないという噂

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スカートを履いてる女性従業員にニヤつきながら声をかけてきたり、「胸が大きくなったんじゃない?」などというセクハラめいた発言をするなど、女性従業員からの評判はかなり悪いです。

家庭のある女性従業員と交際するなどという倫理に反する行為の噂もあります。また、オーナーが贔屓する従業員は若くて可愛くて細身の女性だという話もあり、麻未さんがその条件に合致していることから、オーナーに狙われていたのでは?と話す従業員もいたようです。

室蘭女子高生失踪事件のその後・現在

Twilight Power Lines Evening - Free photo on Pixabay (450930)

室蘭女子高生失踪事件は発生当初から現在において世間の関心は高く、未だに麻未さんが無事に帰って来ることを望む声や、犯人を推察する声など、様々な方面で情報が飛び交っているようです。

ここからは事件のその後と現在について解説していきます。

風評被害によりパン屋は閉店になった

Grass Autumn Dew - Free photo on Pixabay (450938)

パン屋のオーナーに疑惑の目が向けられ連日報道されるなどの影響からかパン屋への客足は遠退き、事件発生後程なくしてパン屋オーナーは自己破産、パン屋は閉店に追い込まれてしまったそうです。

オーナーの実名がインターネットで曝されるなどの被害も出ているようです。また働いていた他の従業員にも多大な影響が及んでしまったことは言うまでもありません。

パン屋のオーナーは現在では室蘭市内で別の飲食店を営んでいることがわかっています。犯罪者扱いされて尚地元に居続けるのは自信の身の潔白を主張してのことなのでしょうか?

現在も麻未さんの帰りを待っている

Hands Hand Fold - Free photo on Pixabay (450972)

現在でも3月6日になると当時室蘭サティがあったイオン室蘭店前やパン屋本店付近のバス停前で、麻未さんに関する情報提供を呼びかけるビラを配布するなどの活動が行われています。

また、警察にも毎年麻未さんに関する情報提供が寄せられるなど、現在でも事件が風化していないことがうかがえます。

当時の同級生もビラ配布に協力するなどしており「麻未さんが無事に帰って来るのを待っています」と述べるなど、麻未さんが無事で発見されることを待ち望む声は少なくありません。

事件発覚後の周囲・世間の反応

Girls Relaxation Milan - Free photo on Pixabay (450980)

美人な女子高生が失踪したというニュースは、当時世間で衝撃を受けました。テレビのニュースでも連日報道され、度々特集も組まれるほどの世間の関心が高い事件だったのです。

しかしながら世間の関心は高かったにもかかわらず、地元の人達との温度差が度々指摘されています。目撃証言の少なさなどから非協力的だと受け取られてしまったのかもしれません。

ここからは事件発覚後の周囲と世間の反応について解説していきます。

麻未さんの家族、交際相手のメディアの出演は一切なし

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PHSで2度麻未さんと連絡を取ったとされている交際相手と、麻未さんのご家族に対して報道の人間が取材をしないとは考えにくく、取材拒否していたと考えられます。

事件の早期解決を望む被害者関係者であれば、通常はメディアに出て情報提供の協力を呼びかけるはずですが、この事件ではそうしたことはなかったようです。

こうしたことから事件解決に積極的でないと見られてしまったようですが、交際相手やご家族は麻未さんが失踪し相当なショックを受けたという心情を察すれば、対応できなくても仕方ないと言えるでしょう。

警察にやる気が見られない?

City Police Street - Free photo on Pixabay (468436)

初動捜査の際に警察犬を使わなかったことや、パン屋オーナーが管理している賃貸物件の空き部屋の存在を見落とすなど致命的なミスを犯し、このミスのせいで捜査の進展が大幅に遅れたことは否めません。

またパン屋オーナーに目星をつけて3日間の事情聴取、車を押収して毛髪・ルミノール反応チェックをし、釈放後にもパン屋オーナーの24時間体制の監視をしていましたが、決定的な証拠を見つけられませんでした。

パン屋オーナーに対する扱いに「決定的な証拠があってのことだ」と、事件の早期解決を期待していた世間の人間は肩透かしを喰らったとの意見もあります。

また、警察は何か証拠を掴んだものの握り潰したのではないかという、予想外の意見まで飛び出しているようです。

室蘭女子高生失踪事件の不可解な点と考察

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