目次
- 未解決事件「室蘭女子高生失踪事件」について
- 室蘭女子高生失踪事件の概要
- 失踪したのは当時高校1年生だった千田麻未さん
- 発生現場は北海道室蘭市の繁華街
- バイト先のパン屋の本店に行く予定だった
- 麻未さんは外出しコンビニに立ち寄った
- バスに乗車しパン屋本店最寄のバス停から3つ目のバス停で降りる
- 室蘭サティに入り化粧品売り場を歩く
- 市内を走る循環バスに乗車
- 交際相手の男性が麻未さんにPHSで電話をかける
- 麻未さんは「いま話せないからあとでかけ返す」と言った
- 夕方からPHSの電源が切られる
- 被害者・千田麻未さんについて
- 北海道立室蘭栄高校に通っていた
- ファンクラブがあるほどの人気者だった
- 看護学校進学を希望していた
- パン屋のバイトを始めたのは2000年12月
- 容姿端麗なうえ品行方正
- 事件当時の服装
- 事件発覚後の対応
- 警察犬を利用しない捜査
- メディアでも多く取り上げられる
- 防犯カメラ動画が公開されなかったのは「万引き」をしていたから?
- 室蘭女子高生失踪事件の真相は?
- 麻未さんはストーカー被害を受けていた
- パン屋のオーナーが犯人?
- 循環バスの中に犯人が居た?
- ヤクザに誘拐された?
- 北朝鮮へ拉致されたという噂
- 食材配達のアルミ車の存在
- パン屋のオーナーの所有していたビルには空き室があった
- 近隣のイタンキ浜で似たような人物の目撃情報
- 事件後バスの乗客から目撃情報が寄せられなかった
- バスに同乗していた3人の身元の確認が取れていない
- パン屋オーナーの証言
- 「麻未さんをお店で待っていた」
- 「体調が優れなかったので家で寝ていた」
- 犯人として疑われたパン屋オーナーについて
- 評判が良い人ではなかった
- 「麻未さんが来たら連絡をくれ」と従業員に伝えていた
- そもそもコーヒー講習なんてない
- ストーカー被害の相談を受けていた
- 女性に対してだらしないという噂
- 室蘭女子高生失踪事件のその後・現在
- 風評被害によりパン屋は閉店になった
- 現在も麻未さんの帰りを待っている
- 事件発覚後の周囲・世間の反応
- 麻未さんの家族、交際相手のメディアの出演は一切なし
- 警察にやる気が見られない?
- 室蘭女子高生失踪事件の不可解な点と考察
- 麻未さんはなぜ室蘭サティに立ち寄ったのか
- 時間認識のズレ
- 約束の時間は本当は14時?
- 麻未さんは本当にバスに乗っていたのか?
- 麻未さんを敵視している人はいなかったのか?
- 犯人は町の権力者?
- 室蘭女子高生失踪事件に似た「佐藤智宏くん失踪事件」
- 事件の概要
- 現在も行方不明のまま
- 現在までに未解決の失踪・行方不明事件
- 日光市女児失踪事件
- 太田市パチンコ店女児連れ去り事件
- 伊勢市女性記者行方不明事件
- 泉南郡熊取町小4女児誘拐事件
- 岡山鍾乳洞高知大生失踪事件
- 郡上市ひるがの高原キャンプ場女児不明事件
- 坂出タケノコ掘り女児行方不明事件
- 佐久間奈々さん誘拐事件
- 室蘭女子高生失踪事件は解決へ向かうのか
13時42分、交際相手の男性がバスを降りてすぐの麻未さんのPHSに電話をかけています。その際麻未さんは交際相手に「今、下に着いた」と応答したそうです。
室蘭市民の間では市街地のことを『下』と言っているそうで、麻未さんが住んでいる高台の白鳥台のことを『山』と呼んでいるのだそうです。
このことからこの時点で麻未さんは、パン屋の本店付近である市街地に到着していたこと、そして当時のPHSの記録から、麻未さんが通話していたのがパン屋本店付近の東町であったことがわかります。
室蘭市民の間では市街地のことを『下』と言っているそうで、麻未さんが住んでいる高台の白鳥台のことを『山』と呼んでいるのだそうです。
このことからこの時点で麻未さんは、パン屋の本店付近である市街地に到着していたこと、そして当時のPHSの記録から、麻未さんが通話していたのがパン屋本店付近の東町であったことがわかります。
麻未さんは「いま話せないからあとでかけ返す」と言った
via pixabay.com
13時46分、麻未さんは再びかかってきた交際相手からの電話に「今話せないから、後でかけ直すね」と短く答えて電話を切ったといいます。
交際相手はこの時の受話器越しの音が静かだったため、麻未さんが室内にいるような気がすると証言していますが、麻未さんに差し迫った様子は感じられなかったとも証言しています。この電話を最後に麻未さんの行方が途絶えてしまうことになるのです…。
交際相手が1度目の通話から4分後に再び電話をかけた理由については多く語られていません。コーヒー講習後に二人が会う約束をしていたのでは?という推測もされていますが、それにしても4分という頻度に若干疑問を感じます。
交際相手はこの時の受話器越しの音が静かだったため、麻未さんが室内にいるような気がすると証言していますが、麻未さんに差し迫った様子は感じられなかったとも証言しています。この電話を最後に麻未さんの行方が途絶えてしまうことになるのです…。
交際相手が1度目の通話から4分後に再び電話をかけた理由については多く語られていません。コーヒー講習後に二人が会う約束をしていたのでは?という推測もされていますが、それにしても4分という頻度に若干疑問を感じます。
夕方からPHSの電源が切られる
via pixabay.com
かけ直すと言われて待っていたが麻未さんから電話がかけ直されることはなく、夕方に交際相手が麻未さんのPHSに電話をすると麻未さんのPHSの電源が切られていて、以降一切繋がらなくなったのだといいます。
このことから、交際相手との最後の通話後から夕方までの間に麻未さんに何かがあったということが言えます。
また当時の電波が弱かったことから、PHSが圏外になることも考えられるため、麻未さんが圏外の場所に連れ去られたのではないかという情報も僅かですがありました。
このことから、交際相手との最後の通話後から夕方までの間に麻未さんに何かがあったということが言えます。
また当時の電波が弱かったことから、PHSが圏外になることも考えられるため、麻未さんが圏外の場所に連れ去られたのではないかという情報も僅かですがありました。
被害者・千田麻未さんについて
via pixabay.com
千田麻未さんは室蘭市内にある白鳥台という高台の閑静な住宅街にある団地で両親と弟の4人で暮らしていました。トラブルなどもなく、ごく普通の一般家庭であったといわれています。
几帳面で真面目で明るく優しい性格、成績優秀、それでいて容姿端麗と三拍子揃っている麻未さんは学校でも人気者で、麻未さんを知る人で麻未さんのことを悪く言う人はいません。
ここからは千田麻未さんのことについて、更に詳細にご紹介していきます。
几帳面で真面目で明るく優しい性格、成績優秀、それでいて容姿端麗と三拍子揃っている麻未さんは学校でも人気者で、麻未さんを知る人で麻未さんのことを悪く言う人はいません。
ここからは千田麻未さんのことについて、更に詳細にご紹介していきます。
北海道立室蘭栄高校に通っていた
via pixabay.com
麻未さんが通っていた室蘭栄高校は、市内でも有名な進学校です。そのような進学校の中でも、麻未さんは常にトップクラスの成績ををキープする優秀な生徒だったそうです。
一部情報では東京の有名大学の合格圏内の成績だったようだとも言われています。真面目で明るく優しい性格だという事で同級生とも仲が良く、麻未さんが何かに悩んでいた様子もトラブルがあったとの話もなかったようです。
しかし誰からも愛される優等生というプレッシャーに人知れず悩んでいたのではないかという考察もありました。
一部情報では東京の有名大学の合格圏内の成績だったようだとも言われています。真面目で明るく優しい性格だという事で同級生とも仲が良く、麻未さんが何かに悩んでいた様子もトラブルがあったとの話もなかったようです。
しかし誰からも愛される優等生というプレッシャーに人知れず悩んでいたのではないかという考察もありました。
ファンクラブがあるほどの人気者だった
via pixabay.com
美人で有名だった千田麻未さんにはファンクラブもあったと噂されており、ファンクラブのメンバーの中には他校の生徒も含まれているという情報もあります。
しかし、実体があるのか活動はされていたのかなどの詳細な情報は存在せず、麻未さんに好意的な人物が多いということから一人歩きしている噂なのではないか?との見方もありました。
とはいえ、麻未さんを知る人で麻未さんを悪く言う人は誰もいないなど、ファンクラブの実体はどうあれ、麻未さんが人気や信頼を集めていた人物だということは確かだと言えます。
しかし、実体があるのか活動はされていたのかなどの詳細な情報は存在せず、麻未さんに好意的な人物が多いということから一人歩きしている噂なのではないか?との見方もありました。
とはいえ、麻未さんを知る人で麻未さんを悪く言う人は誰もいないなど、ファンクラブの実体はどうあれ、麻未さんが人気や信頼を集めていた人物だということは確かだと言えます。
看護学校進学を希望していた
via pixabay.com
市内一の進学校で常に成績を上位にキープしていた麻未さんであれば、東京の有名大学に合格圏内に入れるといわれています。
しかし麻未さんは東京の有名大学は志望せず、看護学校の進学を希望していたのだそうです。優しく責任感の強い麻未さんが看護学校を志望することは不思議ではないでしょう。
しかし、市内一の進学校に入学していながら、わざわざ看護学校を志望する意味が理解できないなどの声も一定数ありました。
しかし麻未さんは東京の有名大学は志望せず、看護学校の進学を希望していたのだそうです。優しく責任感の強い麻未さんが看護学校を志望することは不思議ではないでしょう。
しかし、市内一の進学校に入学していながら、わざわざ看護学校を志望する意味が理解できないなどの声も一定数ありました。
パン屋のバイトを始めたのは2000年12月
via pixabay.com
自宅近くのスーパー内にあるパン屋で麻未さんがアルバイトを始めたのは、事件から3ヶ月ほど前の2000年12月のことでした。几帳面で真面目な麻未さんですから、当然のことながら遅刻や無断欠勤などルーズなことはなかったようです。
麻未さんは学校帰りにアルバイトをしたいと考えていたため、本店の勤務を希望していたようです。そのためコーヒーの淹れ方を学ぶ必要があり、コーヒー研修をすることになったのだという話もあります。
麻未さんは学校帰りにアルバイトをしたいと考えていたため、本店の勤務を希望していたようです。そのためコーヒーの淹れ方を学ぶ必要があり、コーヒー研修をすることになったのだという話もあります。
容姿端麗なうえ品行方正
via pixabay.com
麻未さんは切れ長の目でスッと通った控えめな鼻筋の美人で、身長は153cmの痩せ型です。誰が見ても美人で目を引く女性であるため、一目見れば印象に残る顔立ちをしています。
性格は几帳面で真面目なしっかり者であることは周知されており、麻未さんを知る人の中で彼女のことを悪く言う人は一人もいません。
約束の時間になってもパン屋本店に行かず室蘭サティにいたという麻未さんの行動に、友人は皆「麻未さんがそんな事をするはずがない」と口を揃えて証言しています。
性格は几帳面で真面目なしっかり者であることは周知されており、麻未さんを知る人の中で彼女のことを悪く言う人は一人もいません。
約束の時間になってもパン屋本店に行かず室蘭サティにいたという麻未さんの行動に、友人は皆「麻未さんがそんな事をするはずがない」と口を揃えて証言しています。
事件当時の服装
via pixabay.com
事件当日は入試だったため、麻未さんの通う高校は休校でした。この日の麻未さんの服装も制服ではなく私服で外出しています。ベージュのコートと紺色のジーンズ、当時の流行だったバーバリーのマフラーという装いでした。
麻未さんと一緒に乗っていたはずのバスの乗客の目撃証言がないのも、女子高生といえば制服であるという先入観から、制服姿ではなかった麻未さんのことが思い浮かばなかったのではないか?と推察されています。
麻未さんと一緒に乗っていたはずのバスの乗客の目撃証言がないのも、女子高生といえば制服であるという先入観から、制服姿ではなかった麻未さんのことが思い浮かばなかったのではないか?と推察されています。
事件発覚後の対応
via pixabay.com
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