2019年6月8日 更新

旭川女子中学生集団暴行事件の概要とは?事件の問題点とその後

この事件は旭川市内の中学校で女子生徒が複数人の男子生徒に集団で暴行・強姦被害を受けた事件である。期間が2年程にも渡っており、被害を防ぐ機会があったにも関わらず、学校側が適切な対応を取らなかったことが事件を深刻化させたことも、大きな問題となった事件です。

目次

加害者男子生徒の現在

Homeless Child B W - Free photo on Pixabay (359121)

加害少年らもまた、30代後半になっています。少年法があるため、氏名などは公表されていません。民事での裁判が終わる2001年頃には、処分が明けている者もいます。

構成して社会に溶け込んでいるかもしれませんし、結婚して子供もいるかもしれません。そうして娘を持った時には過去の過ちがいかに重大であったか悔い改めて欲しいと思います。

いずれにしても少年法の下ではこれらは推測でしかありませんが、理不尽な印象でも、それがこの国の法律でもあるのです。

絶対に風化させてはいけない集団暴行事件

Kyoto Japan Statue - Free photo on Pixabay (359118)

この事件では、最初はありふれたイタズラから始まり、凶悪な犯罪行為へと至っています。これは「壊れ窓理論」と呼ばれる、小さな犯罪が成長して、凶悪になってしまうという理論に、当てはまる傾向が見えます。

この理論における改善方法は、小さな悪事であっても見過ごさず、徹底して是正していく、というものです。ニューヨークではこの理論を元にし、凶悪犯罪減少の為、軽犯罪の落書きを徹底して消し、無賃乗車も取り締まる対策をとりました。

こうしてニューヨークでは凶悪犯罪減少に成功しています。

小さな悪事でもしっかりと叱らなければいけない

Hand Finger Pointing - Free photo on Pixabay (359115)

ニューヨークでの例に倣うと、加害少年たちは、自分たちの悪事をきちんと認識していません。そのことが、彼らを凶悪化へと導いてしまい、手の付けられない事態になってしまいました。

ヤクザの子供と言われれば、叱責するにしても確かに恐怖心は感じます。しかし、そんな時にこそ、親・教師たちが結束して重大な犯罪であると教えることがとても重要です。

小さな問題であればほとんどの人間には是正できます。そうした積み重ねの先には加害者も被害者も生まない社会が作れるはずです。

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