2019年9月19日 更新

テンソウメツの正体は?ヤマノケの正体の考察や後日談も!

幽霊や妖怪、宇宙人など人間に恐怖を与えるものは多数存在します。しかし、一番恐ろしいのは人間の思いかもしれません。この記事では、正体不明の「テンソウメツ」への考察、実際の体験談とその後日談まで、詳細にご紹介していきましょう。

目次

女は、広い視野で物事を捉え、冷静に判断することができます。自分や我が子を殺した人々に復讐するための、最も最適な方法を見つけることができるのです。

それが、自分と同じ性別の女に憑りつくことでした。男がどれだけ働こうが、家族たちがそれをどれだけ盛り上げようが、世継ぎが産まれなければ、その家系は途絶えてしまうことを理解していたのです。そして、それが最も優れた復讐であることも知っていました。

そのため、女だけに憑りつくことを選択し、「テンソウメツ」という言葉を繰り返していたと考えられます。

ヤマノケの正体を考察③【宇宙人説】

Fantasy Science Fiction Forward - Free photo on Pixabay (641309)

ヤマノケの考察として、信ぴょう性が低くオカルト的な要素が強いと言われる3つ目の考察は、宇宙人説です。宇宙人の存在は、現代の科学でも解明されていませんが、完璧に否定されているわけでもありません。

ヤマノケがもつ特殊な特徴と、謎が多い宇宙人は、同一ではないのかという説が存在しているのです。ここからは、ヤマノケは宇宙人だという説と、その根拠について、ご紹介していきましょう。

壁をすり抜ける技術を持っている

Wood Planks Wooden - Free photo on Pixabay (641321)

ヤマノケは、車という物質をすり抜け、娘の体内に侵入しました。つまり、壁や個体をすり抜ける技術を持っていたことになります。この技術は、現代の科学では実現していない、人間が持っていない技術です。

このように、人間が持っていない技術を持つ存在として、宇宙人が考えられました。宇宙人は、人間よりも優れた科学力や技術を持っていると言われています。神や妖怪の類でなければ、宇宙人しか考えられないと考察する人々も存在しているのです。

田代峠ではUFO目撃情報が多い

Forest Fog Dark - Free photo on Pixabay (641311)

ヤマノケは宇宙人という説を裏付ける根拠として、テンソウメツという物語の発生場所も関係しています。テンソウメツという物語が発生した場所は、田代峠であり、この場所はUFOの目撃情報が多い場所としても知られているのです。

田代峠では、地下に宇宙人が住んでいるという説や、日本とアメリカが協力して宇宙人に関する研究を行っているという噂も存在しています。これらの理由から、ヤマノケは宇宙人なのではないかと考えられました。

宇宙人が人間の女性に子どもを産ませようとしている説

Close Encounters Of The 3Rd Degree - Free photo on Pixabay (641313)

ずいぶん前から、宇宙人は人間の女性に子供を産ませる実験を行っているという都市伝説が、まことしやかに囁かれていました。何かしらの物体を体内に埋め込まれたり、実際に宇宙人の子供を出産したと発言する女性も存在すると言われています。

こうした事情や噂から、ヤマノケは宇宙人であり、女性の意識を奪い子供を産ませようとしているのではないかと考察されました。子供を産ませるためであることから、女性だけに憑りつくことも納得できます。

ヤマノケの正体を考察④【創作】

Startup Start-Up Notebooks - Free photo on Pixabay (641326)

4つ目の考察は、そもそもテンソウメツという物語が創作であるというものです。テンソウメツという物語が、投稿者の創作であれば、その物語に登場するヤマノケも作り物ということになります。

ここからは、テンソウメツという物語と、それに登場するヤマノケが創作と言われる理由について、解説していきましょう。

都合よく有能な住職が登場する

Taj Mahal India Building - Free photo on Pixabay (641328)

創作の怖い話あるあるですが、恐怖体験の後に、都合よく寺や有能な住職が現れます。テンソウメツという物語でも、帰宅途中で寺が現れますし、有能な住職が登場しました。さらに、会ったばかりの住職は状況をすぐに理解し、「ヤマノケ」という原因まで突き止めています。

話の流れが出来過ぎていることから、この物語は創作の可能性が高いとも言えるでしょう。創作の怖い話あるあるでは、他に霊感を持った友人が現れたり、妙に現状や歴史に詳しい人物が現れるなどです。

現代は女児が学校に通わなくなった時点で大騒ぎとなる

Kids Girl Pencil - Free photo on Pixabay (641329)

テンソウメツという物語では、憑りつかれた娘の年齢は紹介されていませんでしたが、恐らく小学生もしくは中学生だったと考えられます。その理由は、父親と一緒に出掛けている事、山道に踏み込んだだけで恐怖を訴えていたことなどです。

つまり、憑りつかれた少女は、義務教育である可能性が高いと言えます。義務教育を受けている少女が、突然学校に通わなくなれば、学校は大騒ぎになるでしょう。さらに、住職に説明されただけで、母親はあっさり身を引いています。現代であれば住職の話よりも、発展した医学の力を頼る人が大多数だと言えるのです。

これらの理由から、テンソウメツという物語は、創作の可能性が高いと言えます。

元ネタは「柳田国男」

Old Books Book - Free photo on Pixabay (641333)

古くから山に登場する妖怪、人間以外のものは、「1本足」で描かれることが多々あります。その理由は、柳田国男という人物が描いた作品が影響しているのです。柳田国男という人物は、「日本人とは何か」と考え、その答えを山の生活に注目して考えました。

それらに関する著作を、数多く残した人物です。つまり、テンソウメツの外見は、古くから使われているものであり、酷く一般的なものと言えます。一般的であることから、それらが本当に存在したと言い換えることもできますが、その逆で情報を引用した創作だとも言えるのです。

山や川など危険な場所を子どもたちに自覚させるための話

Yellowstone National Park Wyoming - Free photo on Pixabay (641339)

テンソウメツという物語が、創作だと考えられる理由は、一般的な内容で、古くから語られる物語と代わり映えしない点です。古くから、妖怪や神などの存在は、山や川に関連した場所で登場しました。その理由は、山や川など危険な場所に、子供たちを近づけさせないためだと言われているのです。

子供は好奇心旺盛で、善悪の判断が十分ではありません。そのため、好奇心のおもむくまま、危ない場所に足を踏み入れることもありました。

そういった危険から子供たちを守るために、古くから神話のような恐怖を感じる物語を創作し、語り継いでいたという説もあり、それらに類似したテンソウメツという物語も、創作の可能性があると言えるのです。

ヤマノケ後日談

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