2019年9月19日 更新

テンソウメツの正体は?ヤマノケの正体の考察や後日談も!

幽霊や妖怪、宇宙人など人間に恐怖を与えるものは多数存在します。しかし、一番恐ろしいのは人間の思いかもしれません。この記事では、正体不明の「テンソウメツ」への考察、実際の体験談とその後日談まで、詳細にご紹介していきましょう。

目次

ヤマノケと遭遇した場所は、東北地方の宮城県と山形県の県境の山だと言われています。これほど具体的に場所が特定された理由は、投稿者と思われる人物が、実際に記載したからです。

インターネット上であったことから、投稿者になりすました人物の可能性もあります。しかし、宮城県と山形県の県境に、投稿文と一致する場所があったこと、そして、その場所に関連するその他の噂から、ほぼ間違いないと特定されました。

「テンソウメツ」という怖い話では、地域だけではなく具体的な名称まで特定されています。

山形県北東部の田代峠

Holidays Car Travel - Free photo on Pixabay (641247)

父親と娘が、「ヤマノケ」に遭遇した場所は、山形県北東部に位置する田代峠と呼ばれる、峠だと言われています。田代峠は、田代林道、ビングシ林道とも呼ばれる峠です。

田代峠と、投稿文には多くの共通点がありました。また、「テンソウメツ」という怖い話が出回る前から、田代峠には様々な噂話や恐怖体験などが存在しています。こうした事情から、田代峠であれば「ヤマノケ」という不可解な物体が存在しても、不思議ではないと考えられたのでしょう。

田代峠にはかつて日本軍の駐屯地

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田代峠はかつて、日本軍の駐屯地として使用されていたという説も存在しています。この説の中には、日本軍と米軍が秘密裏に地下施設を作っていただとか、宇宙人をかくまう地下基地があるなどの噂も含まれていました。

つまり、田代峠では古くから、説明のできない不可思議な現象があったということなのです。地元や近隣で生活する人々の間では、軽はずみな気持ちで近づいてはいけない場所だと周知されていました。体験談を投稿した父親は、恐らく離れた場所に住んでおり、これらの噂を知らなかったと考えられます。

不可解な航空機事故が発生している

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田代峠では、不可解な航空機事故も発生しています。航空機事故は、急にエンジントラブルを起こしても、そのまま垂直に落下することはありません。風の抵抗や余力により、機体の先端もしくはバランスを崩し翼部分から墜落することが一般的なのです。

しかし、田代峠で発生した航空機事故は、何者かに突然機体を真下に引っ張られたような、地面へ垂直に落下しました。もともと、冬季になると積雪が4mを超える地区であることから、視界も悪く、飛行場所としては危険地域だと言えるでしょう。

それでも、不可解な航空機事故が多発すれば、その場所に何か不思議な力、現象があると考えてもしかたがありません。

UFOの目撃情報が多い

Ufo Alien 3D - Free image on Pixabay (641269)

田代峠は、東北最大級の怪奇ゾーンとして知られています。不可解な航空機事故に加え、UFOの目撃情報も異常に多い場所なのです。UFOの目撃情報が多いことから、この場所には地下施設があり、そこで宇宙人やUFOの研究を行っているのではないか、という噂まで囁かれました。

航空機が不可解な事故を起こすのも、UFOや宇宙人たちの仕業ではないかと考える人々もいます。このような理由もあり、田代峠は近づいてはいけない禁断の場所としても有名です。

磁石が役に立たなくなるなど磁場が特殊

Hiker Rest Break - Free photo on Pixabay (641251)

田代峠には、磁石が役に立たなくなる磁気異常地帯があるとも言われています。磁石を持ち込んでも、ある場所に到達すると、針がグルグル回り、役に立たなくなると言われているのです。

なぜ、田代峠の一部地帯でこのような現象が起こるのか、未だに解明されていません。しかし、磁気の異常によって不可解な航空事故が発生したとも考えられますし、オカルト的考察となりますが、UFOに限らず磁気異常によって、別世界の何かと繋がる場所とも考えられるでしょう。

テンソウメツという言葉の意味

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「ヤマノケ」は、田代峠に出現したUFOまたは宇宙人なのか、それとも、その場所で命を落とした何者かなのか。また、異常な磁気によって引き寄せられた人ならざるものなのか、現在も明確にされていません。

「テンソウメツ」に登場した、「ヤマノケ」と呼ばれる物体を解明するためには、ヤマノケが囁き続けた「テン」「ソウ」「メツ」という言葉の解明が必要でしょう。ここからは、ヤマノケがつぶやき続けた「テン」「ソウ」「メツ」という言葉の意味について、解説していきます。

テン(転)・・・乗り移る

Staircase Body Corpse - Free photo on Pixabay (641278)

ヤマノケが囁いていた「テンソウメツ」という言葉は、2文字ずつに分割され、それぞれに意味を持っています。テンソウメツの「テン」は、漢字で表すと「転」になり、「転生」や「転換」などに使われる感じです。この「テン」という言葉は、相手に乗り移るという意味を持っていると考えられます。

父親が見たヤマノケは、娘を発見する前から「テンソウメツ」と囁き続けていました。つまり、乗り移る相手を探して、山道を彷徨っていたのではないかとも考えられます。

ソウ(操)・・・操る

Wooden Mannequin - Free photo on Pixabay (641288)

テンソウメツの「ソウ」は、漢字で表すと「操」という漢字になります。「操縦」や「操作」という言葉に使われる漢字です。つまり、「テン」「ソウ」は、相手に乗り移り、乗り移った人物を操るという意味だと考えられます。

実際、娘に乗り移ったヤマノケは、「はいれた」と喜びのような言葉をつぶやき、その後「テンソウメツ」と娘の言葉ではない言葉を発し続けました。遭遇したヤマノケは、娘の体を完全に操っていたと考えられます。

メツ(滅)・・・滅ぼす

Forest Hack Blade - Free photo on Pixabay (641277)

テンソウメツの「メツ」は、「滅」という漢字を使用します。「撲滅」「消滅」などの言葉で使用される漢字です。「テンソウメツ」という言葉の意味を繋げると、体に入り込みその人物を操り、何かしらを滅ぼすという意味になると考えられます。

ヤマノケは女性の体を操り、何を滅ぼそうとしたのでしょうか。それは、家系だと考えられます。女性が子供を産まなければ、どれだけ栄えた家であっても、滅びてしまうのです。

ヤマノケがつぶやき続けた言葉には、家系を滅ぼすという意味が込められており、それだけを目的に山中を徘徊していたのではないかと考えられます。

ヤマノケの正体を考察①【山の神】

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