2019年6月8日 更新

赤城神社主婦失踪事件の真相!神隠しの真偽と犯人が存在する可能性も

日本で起きた未解決事件のひとつ「赤城神社主婦失踪事件」。警察や消防団による大捜索や、生放送のテレビにおいて家族が懸命な訴えをしたのにも関わらず、犯人はおろか真相へ近づく手がかりも見つかりませんでした。謎が多く残るこの事件について紹介します。

赤城神社主婦失踪事件とは?

Japan Aso Shrine - Free photo on Pixabay (345268)

千葉県白井市に在住していた志塚法子さんが、観光で訪れた群馬県前橋市にある赤城神社にて突然失踪した「赤城神社主婦失踪事件」。人気観光地である赤城神社は失踪当日も多くの人で賑わっていたにも関わらず、目撃者や手がかりも見つからないまま、未解決事件として扱われています。

家族7人で訪れたのに、なぜ志塚法子さんだけが失踪してしまったのか、ほんの少し目を話した隙に神隠しに合ったかのように姿を消したのはなぜなのか、いまだに多くの疑問が残る事件です。

赤城神社主婦失踪事件の詳細

Kyoto Japan Statue - Free photo on Pixabay (345269)

数多くの疑問が残るこの事件。まずは志塚法子さんが、この地を訪れてから失踪してしまうまでの流れを時系列順にみていきましょう。家族が知りうる状況だけでも、不思議な出来事が起きています。

家族から離れて参道に向かうまでの、短い距離の中で彼女の身に一体何があったのでしょうか。事件の舞台となった赤城神社についても詳しく説明します。

家族団らんの楽しいひとときを、奈落の底に突き落としたこの事件。今なお、謎は深まるばかりです。

赤城神社について

Torii Light Dusky At The - Free photo on Pixabay (345270)

失踪当日である1998年5月3日、世間ではGW真っ只中です。志塚さん家族も7人で、群馬県前橋市赤城山にある赤城神社に訪れました。県内にもいくつか赤城神社と呼ばれている場所がありますが、事件が起きたのは三夜沢にある赤城神社です。

この神社の参道には約4,000株ものヤマツヅジが植えられていて、4月下旬から5月下旬には見事に咲き誇ります。赤城神社の総本社のため、地元住民だけではなく全国各地から参拝客が訪れる観光スポットのひとつとなっています。

主婦の志塚法子さんが家族でツツジ見物へ

Azalea Flowers Bloom - Free photo on Pixabay (345273)

志塚法子さんは叔父・叔母・義母・夫・娘・孫の7人で車にて三夜沢赤城神社に訪れました。神社の参拝と美しく開花しているツヅジ見物が目的だったようです。

しかし、いざ現地に着いてみるとツヅジを見物するには少し億劫に感じてしまうほどの大雨。神社に着いたのは、お昼の11時半ころの出来事でした。

長い道のりをかけて来たのだからと、夫と叔父だけが雨の中を赤城神社へ参拝へ向かうことにしました。志塚法子さんを含めた他の5人は車の中で待機することにしたのです。

大雨の中1人で参道に向かう

Rain Rainfall Wet - Free photo on Pixabay (345272)

駐車場に停めた車の中で待機していた志塚法子さんでしたが、夫と叔父が車を後にしてから数十分後に「お賽銭をあげてくる」と言い残して、一人で神社へと向かいました。彼女が車から出たのが、午後12時を回ったころです。

先に神社へ向かった2人に追いつこうと急いでいたためか、足元はサンダルで持ち物はお賽銭用の101円だったと言われています。

この何気ない彼女の行動から、世を震撼させる奇妙な事件が始まりました。

娘の目撃証言

Girl Bicycle Garden - Free photo on Pixabay (345274)

この事件の不可解な出来事のひとつが、一緒に神社を訪れた娘の目撃情報です。神社への参拝に向かったはずの志塚法子さんが、100メートルほど先の林の中で佇んでいたと言われています。

その場所は神社の境内とは別方向だったため、不思議に思い様子を見ていたそうです。しかし娘が自分の子供をあやすために数十秒間目を話した間に、志塚法子さんの姿は消えていました。

夫と叔父の後を追ったはずなのに、彼らとは別の道を歩いている姿は、一体何を示していたのか謎は深まるばかりです。

参拝には行っておらず行方不明に

Jizo Japan Garden - Free photo on Pixabay (345279)

12時ころに車を出てから数分後、いつも常備している補聴器を車内に忘れていることに気づいた娘が、志塚法子さんの後を追います。しかしその時には、彼女の姿は見つからなかったそうです。

参拝を終えて車に戻ってきた夫と叔父に事情を説明すると、二人は彼女の姿を一切見ていませんでした。参拝だけをしに行った二人とすれ違っていないということは、志塚法子さんは車を出てから神社へ向かっていないことが判ります。

あまりの不可解な状況に不安を感じた家族は、警察に連絡し捜索活動が始まりました。

志塚法子さんの失踪当時の特徴

Clothes Design Fashion - Free vector graphic on Pixabay (345281)

今なお解決の糸口が見つかっていない赤城神社主婦失踪事件。事件発生当時、志塚法子さんはどのような服装をしていたのでしょうか。失踪当日の服装や持ち物について、詳しく説明していきます。

事件が起きた日は大雨でしたが、ゴールデンウィークということもあり多くの参拝客で賑わっていたようです。比較的目につきやすい服装で、赤城神社へと参拝に向かったにも関わらず、事件解決へと繋がる目撃情報はなかなか集まりませんでした。

服装

Shirt Pink Sweet - Free photo on Pixabay (345283)

失踪当日、志塚法子さんは黒いスカートにピンク色の長袖シャツを着ていました。足元が汚れるのを防ぐためか、先に参拝に向かった夫と叔父に追いつこうと急いで車を出たためか、足元はサンダルです。

サンダルは青いハイビスカス柄で、赤い傘を差して境内へと向かったようです。控えめに言っても地味とは言えず、多くの人混みにまぎれても目立ちそうな服装だったため、多くの目撃情報が寄せられると期待されていました。

その日、彼女はメガネをかけていたと言われています。

持ち物

Money Tower Coins - Free photo on Pixabay (345287)

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