2019年3月29日 更新

「たそ」の意味と元ネタとは?「たん」との違いと気持ち悪い理由

「たそ」という言葉を初めて聞く人は「たそ?」と、思わず頭にクエッションマークを浮かべる人が多いかもしれません。ここでいう「たそ」は、本来はオタクっぽい人が多く使うものでしたが、ここではそんな「たそ」の意味や元ネタ、使い方などをご紹介します!

Cosplay Character Manga Anime And - Free photo on Pixabay (119078)

「~ちゃそ」も「~きゅん」と同様に、どちらかといえば男性から女性へというよりも、女性が素敵だと思う男性の名前の語尾に親しみを込めて「~ちゃそ」と付ける愛称です。

そして「ちゃそ」はおそらくですが「たそ」が派生したもので、意味としては名前のあとに「~たそ」を付ける呼び方と変わらないようです。

ぽよ

Girl Student Asian - Free photo on Pixabay (130597)

「~ぽよ」は、比較的若い女子高生や女子中学生などの間で数年前から流行している名前のあとにつける愛称のことで、最近では、女子高生などに人気のあるモデルや芸能人の女性の名前の最後に「~ぽよ」とつけて親しみを込めて呼ぶことが多いです。

若い女性を対象にしたファッション誌のモデルの女性なども、愛称が「~ぽよ」と名乗るモデルの女性も増えています。「~ぽよ」は、男性でなく、主に女性の間で女性が女性に対して使う愛称としても人気があるようです。

古語辞典に載っている"たそ"

Book Old Dictionary - Free photo on Pixabay (118946)

ここまでは、主にオタクと呼ばれる人々がインターネット上で、美少女キャラクターの愛称として使われている意外に「たそ」という言葉は、古語辞典にも登場しています。

しかし、その頃の「たそ」と現在使われている「たそ」とは意味も少し異なっています。ずっと昔の古語であった「たそ」が現在にも蘇り、オタクの人々に使われた理由としては語感や聞き心地がよかったからという理由もあるかもしれません。

古語辞典でのたその意味とは?

Literature Wisdom Library - Free photo on Pixabay (118955)

そもそもこの「たそ」という言葉の由来は、実は、長い日本の歴史を遡って平安時代あたりに使われていた古語からもきています。

日本の古語辞典での「たそ」の意味は「誰そ」、主に意味は「誰(?)」と人を呼ぶ時に使ったり、目下の人に「おい」といった意味で呼び掛ける言葉としても「万葉集」や「枕草子」などで使われていました。

たその使い方は自由!好きなキャラクター・芸能人に使おう!

Silhouette Musician Vocalist - Free photo on Pixabay (118941)

ここまでは「たそ」という言葉についての意味や由来、そして使い方や「たそ」を使う人は気持ち悪いかどうかなど、「たそ」という言葉を皮切りにさまざまな視点から、この言葉をみてきましたがいかがだったでしょう?

この「たそ」は決してオタクの人々だけの文化ではありません。もともと自分が愛してやまない可愛らしい美少女キャラクターに、親しみを込めて使われた「たそ」という愛称は、例えばあなたの憧れの芸能人で名前の最後に「た」が付く場合はその人にも使えます。思い切って、あなたも使ってみてはいかがでしょう。
Woman Sisters Siblings - Free photo on Pixabay (130709)

最近では、女性の間でも愛称で「~たそ」や「~ぽよ」、「~きゅん」などさまざまな愛称で呼び合い、オタク文化の浸透と共に、かつてはオタクの人々の間でしか呼び合わないような愛称だったものが、最近では、メジャーな愛称となってきました。

これからは、このような名前のあとに付ける「~ぽよ」や「~たそ」などの愛称が主流になっていくのかもしれません。

4 / 4

関連する記事 こんな記事も人気です♪

微レ存の意味や元ネタとは?微レ存の使い方と死語の可能性も

微レ存の意味や元ネタとは?微レ存の使い方と死語の可能性も

”微レ存”という言葉をご存知ですか?ネット上やTwitter上で目にしたことがあるかと思います。ここでは、”微レ存”とはどのような意味なのか元ネタや使い方、もしかして死語ではないの?など疑問に感じることを解説していきます。
「あじゃぱー」の意味と元ネタは?昭和のブームとゾロリによる再燃

「あじゃぱー」の意味と元ネタは?昭和のブームとゾロリによる再燃

「アジャパー」という言葉を知っていますか?昭和に流行語となった言葉ですが、最近ではテレビアニメ「かいけつゾロリ」でも登場し、若い世代でも聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?どんな意味の言葉なのか、元ネタは何なのかを紹介します。
キボンヌの意味と元ネタとは?キボンヌはすでに死語?

キボンヌの意味と元ネタとは?キボンヌはすでに死語?

「キボンヌ」という言葉を知っている人は、かなり少ないかもしれません。「キボンヌ」とは、かつてインターネットで流行した言葉ですが、現在ではすっかり死語扱いです。今回は「キボンヌ」の意味や元ネタ、死語になってしまった経緯などについて、詳しく解説します。
キチゲの元ネタと意味は?キチゲの消費方法と発散方法も!

キチゲの元ネタと意味は?キチゲの消費方法と発散方法も!

「キチゲ」という言葉を知っていますか?「キチゲ消費」「キチゲ発散」などどいう使われ方もしていますが、普段の生活で耳にすることはめったになく、聞きなれない言葉です。そんな「キチゲ」という言葉の意味や元ネタなどについて詳しく紹介していきます。
「トゥンク」の意味と元ネタは?トゥクンとの違いと正しい使い方

「トゥンク」の意味と元ネタは?トゥクンとの違いと正しい使い方

SNSを利用していれば一度は「トゥンク」という言葉を見たことがあると思います。意外とトゥンクの意味や元ネタは知らない方が多いのではないでしょうか?今回はトゥンクの意味はもちろん、トゥンクといっしょに使える顔文字も併せて紹介します。

この記事のキーワード