2019年5月25日 更新

首都圏連続不審死事件の詳細!木嶋佳苗死刑囚の生い立ちと現在も

日本中を震撼させた「首都圏連続不審死事件」がありました。犯人は木嶋佳苗死刑囚で、現在は拘置所に収容されています。その「首都圏連続不審死事件」と木嶋佳苗死刑囚について、事件の概要や木嶋佳苗死刑囚の生い立ちや現在などを解説していきましょう。

被害者の二人目は、東京都青梅市在住の当時53歳の会社員の男性です。二人は婚活サイトで知り合い、正式に交際していましたが、捜査の過程で、複数回にわたって合計で1700万円を渡したことが発覚しました。
2009年1月30日に、木嶋佳苗死刑囚は、男性の自宅にて、紅茶などに睡眠薬を混ぜて眠らせた後、練炭を焚いてそのまま鍵を閉めてそのまま立ち去りました。それから5日後の2009年2月4日に男性は遺体となって発見されました。
その間、木嶋佳苗死刑囚は、この男性からもらったお金で、「料理学校を卒業」の項であげましたが、東京の代官山にあるル・コルドン・ブルーという料理学校に授業料73万4千円を支払い、好き勝手していたということです。木嶋佳苗死刑囚は、この事件で殺人の疑いで再逮捕、そして起訴されました。

野田市80歳男性

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被害者の三人目は、千葉県野田市に在住の当時80歳の一人暮らしの男性です。この男性にしては、「介護の仕事をしているのでお世話がしたい」と言って、男性の将来の不安を払拭するようなテクニックを使って気を引いていたとのことです。
当時は一軒家に住んでいた男性でしたが、木嶋佳苗死刑囚は介護を口実に出入りし、再三にわたり男性のカードを使って数万円~数十万円のキャッシングや買い物をしていたとのことです。
これだけ手癖の悪い木嶋佳苗死刑囚に対し、男性は「正式に司法手続きを取る」とまで言っていましたが、ズルズルと関係が続き、ついに2009年5月15日、男性の銀行口座から188万円を引き出し、男性の家に火をつけ殺害しました。

千代田区41歳男性

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木嶋佳苗死刑囚が逮捕されるきっかけになった事件である四人目の被害者の、東京都千代田区の当時41歳の男性は、2009年8月6日、埼玉県の富士見市の駐車場のレンタカーの車内で、練炭による一酸化炭素中毒で亡くなっているのが発見されました。最初は自殺とされましたが、自殺にしては不審な点があり、捜査が始まりました。
捜査を進めた結果、当時交際していた木嶋佳苗死刑囚が浮上し、捜査の過程で、この男性は木嶋佳苗死刑囚に結婚する気があると言われ、約470万円を渡していたことが分かりました。さらに木嶋佳苗死刑囚の周辺を捜査した結果、木嶋佳苗死刑囚が愛人が多数いて、その中の数人が不審な死を遂げたことが発覚し、詐欺の容疑で逮捕になりました。
木嶋佳苗死刑囚は、この男性とは、マッチ・ドットコムという結婚相手をマッチングするサイトで知り合ったとされています。いわゆるマッチングアプリのウェブ版です。
Sherlock Holmes Detective - Free vector graphic on Pixabay (296156)

この男性は、プラモデルが趣味で、ヤフーブログでプラモデルがメインの内容のブログを書いていました。亡くなる最後のブログでは、「これから婚前旅行で2泊3日で彼女の家族に結婚の挨拶に行ってきます。」などと書いていましたが、ブログの内容からして木嶋佳苗死刑囚との婚前旅行を楽しみにしていたようでした。下記のリンクが男性のブログとなっています。
裁判において、この男性の母親が証言台に立ちましたが、「やっと結婚相手が見つかり、彼女の家族に会うのを楽しみにしていた。」と証言しました。男性のブログのコメントにも追悼のコメントが多数寄せられましたし、ブログの内容からして、自殺にしては不自然ということもあり、捜査が始まったのです。

関東在住男性 2件の不審死

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この事件は、被害者の二人が不審死を遂げていますが、ちゃんとした死因や亡くなった日は分かっていません。詳細は不明です。しかし、捜査の過程で、木嶋佳苗死刑囚が関わった事件とされています。

木嶋佳苗が起こした詐欺・詐欺未遂

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木嶋佳苗死刑囚が他に起こした詐欺事件(未遂も含めます)は、詐欺事件においては、静岡県在住の40代男性から合計130万円騙し取ったこと、長野県在住の50代男性から約190万円を騙し取ったこと、静岡県在住の40代男性の財布から5万円を盗んだこと、東京都在住の41歳男性から四百数十万円を騙し取ったこと、といった内容になります。
詐欺未遂事件においては、50代男性から100万円をだまし取ろうとしたこと、長野県在住の50代後半男性から約140万を騙し取ろうとしたこと、埼玉県在住の30代後半男性から約70万円を騙し取ろうとしたこと、といった内容になります。

木嶋佳苗が男性を騙す手口・方法

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木嶋佳苗死刑囚が男性を騙す手口や方法はどのようなものだったのでしょうか。事件の捜査の過程で発覚した手口や方法をいくつか解説していきましょう。

ターゲットを絞る

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木嶋佳苗死刑囚がターゲットにしたのは、女性経験が少ないプラス独身あるいは一人暮らしでで寂しい思いをしている男性です。そのような男性は結婚に焦っている人がほとんどで、早く相手を見つけて結婚したいというところにつけ込んでいったわけです。

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