2019年7月19日 更新

トキタセイジの生い立ちや現在とは?闇金ウシジマくんとの関連も

「路地裏拝金エナジー」という本を書いたのは、人気漫画の一つである「闇金ウシジマくん」の主人公のモデルとなったトキタセイジ。トキタセイジとはいったいどんな人なのでしょうか。生い立ちや闇金の実態、そして現在とは?漫画との関連も含めて紹介していきたいと思います。

目次

伝説の闇金トキタセイジの現在とは

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2014年10月に「路地裏拝金エレジー」という本が出版されました。これは、人気漫画である「闇金ウシジマくん」の主人公のモデルとなった伝説の闇金トキタセイジが書いたものです。人気漫画で映画やドラマ化などされた「闇金ウシジマくん」の主人公のモデルがいたとは驚きです。

そんな彼は、なぜ伝説の闇金と言われているのでしょうか。彼の生い立ちや、闇金時代の話や彼の名言、そして彼の現在はどうなっているのかなどを紹介していきます。

トキタセイジとは

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映画やドラマ化された人気漫画「闇金ウシジマくん」のモデルとなったトキタセイジですが、トキタセイジとはいったいどんな人物なのでしょうか。金貸しを職業にしていましたが、「他人様に誇れるような仕事だとは思っていない」「善か悪かでいえば、もちろん悪だ」と話す彼。

彼は2014年に本を出版していますが闇金以外の選択肢がなかったリアルな人たちの話が書かれています。暴利で貸す闇金の実態や彼の冷たいようで優しい彼の一面が垣間見えますが、そんなトキタセイジについて説明していきます。

元闇金

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貸金業を営む場合は、本来、国や都道府県に貸金業としての登録が必要ですが、この登録を行わず、出資法の制限を超える金利を課して人権を無視した取り立てを行う、または登録していても同様の犯罪を起こすものがあります。闇金融は例えば2万円を貸して10日ごとに1万2000円を利息として支払わせるというような手口が知られています。

ダイレクトメールや携帯電話などを用いて勧誘したり、スポーツ新聞などに広告を掲載、または電柱、公衆電話などに広告を貼り付ける違法広告をしていたり、官報などを見て自己破産者などを対象にダイレクトメールを送り付ける場合もあります。そんな闇金の仕事を行っていましたが、現在は闇金から引退しています。

トキタセイジは偽名の一つ

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「闇金ウシジマくん」の主人公である丑嶋社長のモデルになったのが、「路地裏拝金エレジー」の著者であるトキタセイジさんですが、闇金業者時代の数ある名前の一つという事で、本名ではありません。彼は、徹底した拝金主義者という印象が強く、金の回収が何より優先。客がどんな痛い目を見ようが、同情するような真似はしません。

トキタセイジは、「線引きが優れている」と言えます。話のオチどころを見極めるのが上手く、自分達が稼げるギリギリのラインを見極めて、話を押し通すのです。闇金という裏の世界では、本名では仕事が出来ないのかもしれません。本名がどんな名前なのか調べてもわかりませんでした。

犬好き

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トキタセイジがいつもお願いしている彫り師の人から紹介され、割と気軽な感じでOKしたら、すぐに編集者と一緒に「闇金ウシジマくん」の作者真鍋さんが来たそうです。仕事のことを一通り話したそうですが、その時、大の犬好きなトキタセイジは、パピヨンを多頭飼いしていたそうです。

真鍋さんがそれを「マンガの設定に使いたい」と言ったそうですが、それはさすがに、「俺だってわかっちゃうからやめてくれ」と断ったというエピソードがあります。

月収1.500~1.600万円

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同僚から「トキタさんのやり方なら闇金のほうが稼げるんじゃないか」って言われて、とある高利貸しのグループに転職。実際、割とすぐに店長になり何店舗も任されたそうです。その後、独立したそうですが、闇金時代の月収は、多いときは月に1500万から1600万円くらい、少ないときは300万円という月もあったそうです。

月収にはばらつきがあったようですが、それでも一般的な平均月収に比べると、とても稼いでいたという印象です。

仕事への姿勢は真面目

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法外な金利で取り立てる闇金で、善か悪でいえば悪ですが、世の中が白と黒で簡単に分けられるほど単純ではありません。表と裏でいえば裏の世界で仕事をしていたトキタセイジは、真剣に客と向き合っていたと言います。なので「あ、この人そろそろ死ぬな」と察してしまうこともあったそうです。

それは自殺であっても病気であっても、追い詰められることで生じるちょっとした予兆や変化には敏感になってしまうほど、客の表情・行動・雰囲気などを見ていたと言えるのかもしれません。

トキタセイジをモデルにした漫画

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トキタセイジをモデルにした「闇金ウシジマくん」は日本の漫画家である真鍋昌平による漫画で、2004年から2019年まで「ビッグコミックスピリッツ」で不定期連載されていました。2010年10月より、山田孝之主演で毎日放送の制作によりテレビドラマ化、その映画版が2012年8月25日より公開されています。

また2014年1月にはドラマの新シリーズが放送された他、5月16日には新作映画が公開されるなど人気作品です。そんな「闇金ウシジマくん」とは、どんな漫画なのでしょうか。

闇金ウシジマくん「丑島馨」

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10日5割という超暴利闇金融『カウカウファイナンス』の経営者である丑嶋馨とその従業員の日常、カウカウファイナンスに訪れる客や、その関係者の様々な人間模様と社会の闇を描いたストーリーです。 物語は各エピソードの中心となる人物の視点で進み、丑嶋はそれらの人物に接触する狂言回し的存在です。

本作の主人公である丑島馨は、多くの登場人物を徹底的に不幸のどん底に落とすことで表現されています。集金は1円たりとも負けないが、債務者に対しては良くも悪くも放置することは無く、容赦のない取り立てを行うこともあれば、債務者のトラブルや悩みなど解決に手を貸すこともあると描かれています。

2017年時点で1.000万部を突破

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