目次
- 伝説の闇金トキタセイジの現在とは
- トキタセイジとは
- 元闇金
- トキタセイジは偽名の一つ
- 犬好き
- 月収1.500~1.600万円
- 仕事への姿勢は真面目
- トキタセイジをモデルにした漫画
- 闇金ウシジマくん「丑島馨」
- 2017年時点で1.000万部を突破
- 闇金経営から見る裏社会や修羅場を描いている
- 頭脳明晰で冷静沈着
- 犬好きを変えウサギ好き
- 同業者やヤクザなどから畏怖と尊敬を集める
- エピソードは完全フィクションではない
- ドラマ化・映画化
- 2019年5月完結
- 完結を記念したウイスキーが発売された
- 闇金ウシジマくんに登場する実在の人物
- 鰐戸三兄弟
- 神堂大道・上原まゆみ
- 清栄真実
- 滑川秀信
- 天生翔
- 彫り師
- トキタセイジの生い立ち
- 1971年東京生まれ
- 東京都内の高校を卒業
- 専門学校に進学するも中退
- 中退後は職を転々とする
- 地消費者金融に就職
- 25歳で独立し高利貸しになる
- トキタセイジの闇金稼業
- 13~14年程続ける
- 客とは真摯に向き合った
- 漫画とは異なる取り立てスタイル
- 利息を引き上げたり追加する事はなかった
- 金策や生活のアドバイスを行っていた
- 足を洗うきっかけは従業員の逮捕
- 法律の改定も廃業の要因と言われている
- トキタセイジが有名になった理由
- 漫画やドラマの影響
- 就職先の消費者金融をトップに押し上げた
- アウトローな世界でのし上がった
- 関連書籍の発売
- トキタセイジの名言集
- 結果的に救われるやつも、かなりの数はいるってことだよ
- 金に困ったら金を持たないのが一番
- 景気の良い時の方が客は増える
- 最悪よりは少しばかりマシな選択肢を用意してやる
- 下の人間はさらに下の人間を見て安心したい
- 彼らは別に落ちた存在じゃない
- この人そろそろ死ぬなと察してしまうこともある
- 金はいくらでもやるから早くこの仕事を辞めることを考えろ
- 闇金ウシジマくん名言集
- 一人で背負わなきゃならねぇコトもある
- クズの人生に終止符を打つ職業
- 世の中は奪い合い、俺は奪(と)る方を選ぶ
- 一度なくした信用取り戻すのは最初に信用作るより大変
- 人にやっちゃいけねえ事なんてねえ。罪を背負う覚悟があればな
- 金が全てじゃねえが全てに金が必要だ
- トキタセイジの現在
- 闇金から完全に足を洗っている
- 企業顧問
- 不動産取引
- 結婚や子どもの情報は出回っていない
- 現代の闇金稼業
- 店舗をかまえた接客スタイルはほとんど見られない
- LINEやスマホ向けサイトでの集客スタイル
- 利息は週倍と高騰している
- 殴る蹴る等の暴力的な取り立ては見られない
- 性風俗店で強制労働などはない
- 顧客の信用を傷つける等の取り立てが見られる
- 犯罪行為に加担させる場合もある
- トキタセイジは漫画以上に破天荒な人物
法律の改定も廃業の要因と言われている
via pixabay.com
法律が厳しくなった分、商売替えをしたり地下に潜ったりした業者は多かったと言います。トキタセイジは「従業員のひとりが逮捕されたことで、そろそろ潮時なのかな」と引退。
闇金融は例えば2万円を貸して10日ごとに1万2000円を利息として支払わせるというような手口が知られていますが、ヤミ金融といわれる悪質な違法業者を取り締まることを目的に、2003年8月1日、規制を強化した改正法(通称「ヤミ金融対策法」)が成立、2004年1月1日に施行されたことで、廃業に追い込まれたとも言われています。
闇金融は例えば2万円を貸して10日ごとに1万2000円を利息として支払わせるというような手口が知られていますが、ヤミ金融といわれる悪質な違法業者を取り締まることを目的に、2003年8月1日、規制を強化した改正法(通称「ヤミ金融対策法」)が成立、2004年1月1日に施行されたことで、廃業に追い込まれたとも言われています。
トキタセイジが有名になった理由
via pixabay.com
街金融の同僚から「闇金の方が儲かるんじゃないか」の一言で闇金の世界に足を踏み入れ、13~14年もの長い年月を過ごし様々な人との出会い・経験をしてきたトキタセイジ。しかし闇金という裏の世界で仕事をしている人の中の一人であった彼が、ここまで有名になったのはなぜでしょうか。
裏の世界で、「伝説の闇金」とまで言われるようになったトキタセイジ、その有名になった理由について考えられることを紹介していきたいと思います。
裏の世界で、「伝説の闇金」とまで言われるようになったトキタセイジ、その有名になった理由について考えられることを紹介していきたいと思います。
漫画やドラマの影響
via pixabay.com
「闇金ウシジマくん」は真鍋昌による漫画作品であり、2004年から小学館のビッグコミックスピリッツで連載がスタートし、主人公は完全な悪役でありながらも見事に描かれた社会の闇に夢中になる人が続出しました。2010年からは山田孝之さん主演でテレビドラマ化・映画化が行われる大ヒット作品となりました。
社会の底辺を描いた負け組と勝ち組の存在は、目を覆いたくなるようなリアルさが表現されています。負け組のような悲惨な状況を見て、たとえ今うまく行っていなかったとしても底辺の地獄では無いと安堵したいという心理をついた作品なのかもしれません。リアルさと人間の心理をうまくついた作品のモデルとなったことでトキタセイジは有名になったのです。
社会の底辺を描いた負け組と勝ち組の存在は、目を覆いたくなるようなリアルさが表現されています。負け組のような悲惨な状況を見て、たとえ今うまく行っていなかったとしても底辺の地獄では無いと安堵したいという心理をついた作品なのかもしれません。リアルさと人間の心理をうまくついた作品のモデルとなったことでトキタセイジは有名になったのです。
就職先の消費者金融をトップに押し上げた
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専門学校を中退後、最初は、不動産を担保に法定内の金利で貸し付けするような普通の街金融会社に就職しました。そこから中堅の消費者金融に移って、配属された支社を全国ワースト2からトップ2にまで引き上げたと言います。塩漬けになっているような債権を掘り起こして、自分でどんどん回収していったそうです。
貸金業法による規制があり、取り立てが出来るのは朝8時から夜9時までとされています。その時間外から客の行動を見張っていて、相手の出勤を「行ってらっしゃい」と見送り、朝8時なるとインターホンを鳴らして家族を呼び出し手紙を預けるというのを繰り返してお金を回収していったと言います。
静かだけど脅しとしては効果は絶大だったと想像できるエピソードですが、この行動によりトップ2にまで引き上げるのに成功したのです。
貸金業法による規制があり、取り立てが出来るのは朝8時から夜9時までとされています。その時間外から客の行動を見張っていて、相手の出勤を「行ってらっしゃい」と見送り、朝8時なるとインターホンを鳴らして家族を呼び出し手紙を預けるというのを繰り返してお金を回収していったと言います。
静かだけど脅しとしては効果は絶大だったと想像できるエピソードですが、この行動によりトップ2にまで引き上げるのに成功したのです。
アウトローな世界でのし上がった
via pixabay.com
闇金において、今では「月に1割」というのもザラにあるようですが、トキタセイジさんの現役だった当時はいわゆる「トサン」つまり10日で3割が最低ラインだったそうです。
恐ろしい利息ですが、トキタセイジさん自身は、後出しジャンケンのようなことは絶対しなかったようですし、今では考えられないような「とんでもない利息が付きますよ」ということに納得した相手にしか金を貸していなかったのだそうです。
また金策や生活のアドバイスもしていたそうですが、アドバイスをしてくれる闇金業者がいるなんて驚きですし、厳しいながらも優しい一面もあったのではないでしょうか。
現実には、それでもその高利の金を借りなければどうしようもないという人がこの世の中には大勢いて、人助けとまでは言わないけれど、自分たちのような者がいることで結果的に救われる人間も相当数いるのだ、と本人は語っていますが、アウトローな世界で「伝説の闇金」と言われるほどにのし上がったいったのです。
恐ろしい利息ですが、トキタセイジさん自身は、後出しジャンケンのようなことは絶対しなかったようですし、今では考えられないような「とんでもない利息が付きますよ」ということに納得した相手にしか金を貸していなかったのだそうです。
また金策や生活のアドバイスもしていたそうですが、アドバイスをしてくれる闇金業者がいるなんて驚きですし、厳しいながらも優しい一面もあったのではないでしょうか。
現実には、それでもその高利の金を借りなければどうしようもないという人がこの世の中には大勢いて、人助けとまでは言わないけれど、自分たちのような者がいることで結果的に救われる人間も相当数いるのだ、と本人は語っていますが、アウトローな世界で「伝説の闇金」と言われるほどにのし上がったいったのです。
関連書籍の発売
via pixabay.com
トキタセイジは、「ぶっちゃけて言えば、ノリだよね」と言いながらも、闇金時代のエピソードを書いた書籍を発売しました。「自分のことをこれっぽっちも正しいとは思っていないし、やってきたことを正当化するつもりもない。
ただ、自分にとっては当たり前としか思っていなか『おもしろい』と言うやつがたまたまいたってだけでね。でもまぁ、法律って枠からはちょっと外れてたにせよ、仕事は一生懸命やってたから。」と語っています。
実際に経験した・闇金時代に出会った人とのエピソードは読みごたえがあります。「お金を持つこと=悪」と考えられているところも日本の風潮としてあるが、決してそうではなく、お金の使い方によっては幸せを得られることもあるし不幸にもなるんだということを教えてくれるそんな作品のなっています。
ただ、自分にとっては当たり前としか思っていなか『おもしろい』と言うやつがたまたまいたってだけでね。でもまぁ、法律って枠からはちょっと外れてたにせよ、仕事は一生懸命やってたから。」と語っています。
実際に経験した・闇金時代に出会った人とのエピソードは読みごたえがあります。「お金を持つこと=悪」と考えられているところも日本の風潮としてあるが、決してそうではなく、お金の使い方によっては幸せを得られることもあるし不幸にもなるんだということを教えてくれるそんな作品のなっています。
トキタセイジの名言集
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2004年から『ビッグコミックスピリッツ』で連載中のマンガで、高利貸し業「カウカウファイナンス」を営んでいる丑嶋馨の物語です。エピソード全てに「○○くん」がついているのが特徴で、作者の徹底した取材により闇の世界がリアルに描かれています。そのモデルとなったトキタセイジは、名言ともいわれる言葉を残していたりします。
闇金時代に出会った人や経験から語る言葉は、闇金とは縁がないと思っている多くの人にも響くような言葉があります。
闇金時代に出会った人や経験から語る言葉は、闇金とは縁がないと思っている多くの人にも響くような言葉があります。
結果的に救われるやつも、かなりの数はいるってことだよ
via pixabay.com
「現実には、それでも借りなきゃどうしようもないってやつがこの世のなかには大勢いる。人助けとまでは言わないけど、俺たちがいることで結果的に救われるやつも、かなりの数はいるってことだよ」と話しています。
ほとんどの人が闇金とか関係のないところで生活しているかと思いますが、いろんな事情から闇金に手を出すしか方法がない人も少なからずいるのだと思います。そして闇金がいるからこそ生きていけるという人もいるという現実があることを知っておく必要があるのかもしれません。
ほとんどの人が闇金とか関係のないところで生活しているかと思いますが、いろんな事情から闇金に手を出すしか方法がない人も少なからずいるのだと思います。そして闇金がいるからこそ生きていけるという人もいるという現実があることを知っておく必要があるのかもしれません。
金に困ったら金を持たないのが一番
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「金に困ったら、金を持たないのが一番。まずは、ムダな出費をストップするところから始めること。財布に金が入ってなければ使えないわけだから、これはけっこう効果的なはず。俺も独立直後は苦労していたから、なるべく財布に金を入れないようにして、メシも3食インスタントラーメンで済ませていた時期があったしね。」
「本当に蓄えを増やしたいと思ったら、やるかどうかは別にしても、自販機の釣り銭を手当たり次第にあさるぐらいの気持ちは必要だよ。
どんな世界でも、そういう地道な努力が大切だからね。」と話しています。お金があるから使ってしまうのであれば、お金を持たなければいい・お財布に入れておかなければ使えない。それぐらいしないと借金など減らないのではないでしょうか。
「本当に蓄えを増やしたいと思ったら、やるかどうかは別にしても、自販機の釣り銭を手当たり次第にあさるぐらいの気持ちは必要だよ。
どんな世界でも、そういう地道な努力が大切だからね。」と話しています。お金があるから使ってしまうのであれば、お金を持たなければいい・お財布に入れておかなければ使えない。それぐらいしないと借金など減らないのではないでしょうか。
景気の良い時の方が客は増える
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「むしろ景気のいいときのほうが客は増えるんですよ。バブルの頃もそうだったけど、どんどん金が入ってくる時期というのは、人はどんどん金を使う。それこそ、借金してでも大きな金を回そうとするからね。最近はサラ金もカード会社も審査が厳しいから、借りたくても借りられなくて困っているヤツがたくさんいると思う」とトキタセイジ。
人の心理は不思議なもので、景気が良ければすぐに返せると気が大きくなるのかもしれません。借金が自分のお金だと言う錯覚さえ起こしてしまうほど、お金というのは怖いものなのではないでしょうか。
人の心理は不思議なもので、景気が良ければすぐに返せると気が大きくなるのかもしれません。借金が自分のお金だと言う錯覚さえ起こしてしまうほど、お金というのは怖いものなのではないでしょうか。
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