目次
- 絶対に解いてはいけない!リンフォンというおもちゃの正体
- リンフォンとは
- 体験者が掲示板に記載し話題となった
- 正三角形を組み合わせた立体型パズル
- 完成度の高いおもちゃのため「神」が作ったとも言われている
- 地獄の扉を開く鍵とも呼ばれている
- 実在するリンフォンにまつわる多くの怖い話が残っている
- リンフォンに関する怖い話【リンフォンとの出会い】
- アンティーク好きな彼女とドライブ
- ドライブ途中古い店に立ち寄る
- 彼女がパズル型のおもちゃを見つける
- 彼女がリンフォンを購入する
- 店主にリンフォンの扱い方を習う
- 安く魅力的な骨董品が手に入り彼女は上機嫌で帰宅する
- リンフォンに関する怖い話【熊】
- デートの翌日彼女から電話が来る
- 彼女はリンフォンに夢中になっていた
- 彼女を訪ねるとリンフォンは「熊」の形になっていた
- リンフォンに関する怖い話【鷹】
- 連日彼女はリンフォンに夢中で取り組んでいた
- 夜遅くに「鷹」の形が完成したと報告が入る
- 最後の形を完成させるべく彼女は意気込んだ
- リンフォンに関する怖い話【不信な着信】
- リンフォン購入から4日後彼女から電話が来る
- 「彼方」という着信
- リンフォンは最後の形「魚」が完成間近だった
- リンフォンに関する怖い話【「出して」】
- 前日の心配があったため彼女の自宅を訪問
- その日も不信な電話があった
- 最後の形「魚」は中々完成しなかった
- 奇妙な夢「連れてってよぉ」
- 携帯ショップに行くも原因がわからない
- リンフォンに関する怖い話【リンフォンの正体】
- 気分転換に当たると評判の占い師「猫おばさん」の所へ
- 2人を見るなり猫おばさんは悲鳴をあげる
- 彼女の後ろに「動物のオブジェが見える」
- リンフォンは極小サイズの地獄
- お金も払わせてもらえず追い出される
- 完成しかけていたリンフォンを捨てる
- RINFONEを並べ替えるとINFERNO
- リンフォンに関する考察
- 正20面体はエーテルを表す
- 神の存在を示唆する古典的な象徴
- レテの川や三途の川を表す
- 最終形態が魚はキリスト教の象徴
- 魚の命を狙う「熊」「鷹」の存在
- 説明書がラテン語と英語
- リンフォンはオーパーツの一つ
- 迫害された宗教信者たちの思いが込められた箱
- リンフォンの実物が販売されている?
- 似た形のおもちゃが一般に販売されている
- 子供用知育おもちゃとしても販売されている
- 木製のキューブを回し形を変えるアンティーク雑貨も存在する
- リンフォンは1つしか実在しないのか
- 複数存在しているという説が有力
- 迫害を受けた信者たちは世界各国に存在した
- 日本も例外ではない
- 世に出回るおもちゃは伝承を面白がって大量生産したとも言われている
- 大量生産は悪魔の思い通り?
- 箱に関する怖い話
- コトリバコ
- 仕掛け箱
- 忌箱
- 形見の木箱
- パンドラの箱
- 箱に関する怖い話が多い理由
- 箱には古来から大切なものをしまっていた
- 時には人目につかせたくないものをしまっていた
- 箱は代々受け継がれ守られてきた
- 代々受け継ぐ先の減少
- 対処法を知る人物の減少
- 守られ続けた箱は一般社会に流出
- もしリンフォンを見つけても絶対にパズルを完成させてはいけない
リンフォンを購入してから3日後の水曜日、男性は彼女にメールを送ります。彼女がリンフォンに夢中になり過ぎて、連日徹夜をしていないか、心配になったからです。
彼女は男性に、きちんと睡眠をとっていることを報告します。また、仕事終わりのこれから、リンフォンに取り組むことも合わせて報告しました。
男性の投稿内容は、それほど深刻ではないため、これまでも何かしらに熱中する彼女であった可能性が考えられます。
彼女は男性に、きちんと睡眠をとっていることを報告します。また、仕事終わりのこれから、リンフォンに取り組むことも合わせて報告しました。
男性の投稿内容は、それほど深刻ではないため、これまでも何かしらに熱中する彼女であった可能性が考えられます。
夜遅くに「鷹」の形が完成したと報告が入る
via pixabay.com
男性は夜の11時頃まで、自身の自宅でテレビゲームを楽しんでいました。すると、彼女から連絡が入ります。リンフォンの2つ目の形態である、「鷹」が完成したと。その連絡には、写真も添付されており、そこには翼を広げた鷹が映っていました。
少々の凹凸はあったものの、今にも飛び出しそうな躍動感があるその形態に、2人は喜び合います。実際に、リンフォンに取り組んでいない男性も、見事に形を変えるリンフォンに感心するのでした。
少々の凹凸はあったものの、今にも飛び出しそうな躍動感があるその形態に、2人は喜び合います。実際に、リンフォンに取り組んでいない男性も、見事に形を変えるリンフォンに感心するのでした。
最後の形を完成させるべく彼女は意気込んだ
via pixabay.com
彼女は、リンフォンの2つ目の形態である鷹に喜びつつ、最終形態である「魚」を作るべく意気込みます。ここまでの様子では、日常生活に不可解な現象も発生せず、彼女とコンタクトもとれていることから、怖い話という印象はそこまでありません。
体験談の閲覧者からのコメントも、それほど多くはない印象でした。しかし、中には「熊」「鷹」「魚」という3つの形態や、正20面体という当初の形から、何かを考察する人々も存在しています。
体験談の閲覧者からのコメントも、それほど多くはない印象でした。しかし、中には「熊」「鷹」「魚」という3つの形態や、正20面体という当初の形から、何かを考察する人々も存在しています。
リンフォンに関する怖い話【不信な着信】
via pixabay.com
インターネット上にあるリンフォンや、その他の怖い体験談などの投稿があると、それらを読み進めている閲覧者の考察が見られます。話の途中でも考察が投稿され、その内容からその後の話を予測することが定番となっていました。閲覧者が投稿する考察によって、さらに話の信憑性が増すこともあります。
リンフォンの投稿でも、既に「何かが解き放たれる」「魚は某宗教に関連している」と予測する人々がおり、考察が的を得ていることも少なくありません。
リンフォンの投稿でも、既に「何かが解き放たれる」「魚は某宗教に関連している」と予測する人々がおり、考察が的を得ていることも少なくありません。
リンフォン購入から4日後彼女から電話が来る
via pixabay.com
リンフォンを購入してから4日後の木曜日、男性の携帯電話に彼女から着信が入ります。内容は、彼女の携帯電話に不思議な着信があったらしく、それは男性がかけたものかという確認の電話でした。
その着信は、30秒間隔でかかってくるらしく、通話ボタンを押して耳に当てても、何かを話したりはしないようです。発信者が街中にいるような、ざわざわという雑音が流れるだけであり、彼女は不安に思いつつ、男性に連絡をしました。当然、男性は彼女に電話をかけていません。
その着信は、30秒間隔でかかってくるらしく、通話ボタンを押して耳に当てても、何かを話したりはしないようです。発信者が街中にいるような、ざわざわという雑音が流れるだけであり、彼女は不安に思いつつ、男性に連絡をしました。当然、男性は彼女に電話をかけていません。
「彼方」という着信
via pixabay.com
携帯電話には、発信者をある程度特定する機能が備わっています。携帯電話に番号を登録していれば、その名前が表示されるため、発信者が自身の恋人である男性かどうかは一目瞭然なのです。
街中にある公衆電話から発信していれば「公衆電話」と表示されますし、相手が番号表示の設定を行っていれば「非通知」という表示にもなります。彼女が不安になっている理由は、登録した覚えのない「彼方」という名称が、着信のたび画面に表示されたからです。
街中にある公衆電話から発信していれば「公衆電話」と表示されますし、相手が番号表示の設定を行っていれば「非通知」という表示にもなります。彼女が不安になっている理由は、登録した覚えのない「彼方」という名称が、着信のたび画面に表示されたからです。
リンフォンは最後の形「魚」が完成間近だった
via pixabay.com
自身に登録した覚えがなくても、友人や知人が登録した可能性がありますし、酔っていたなどの理由から記憶していない場合も考えられます。彼女が着信に不安を感じるのは、表示される「彼方」という文字以上に、通話の音でした。
特に言葉を発するわけでもなく、雑音だけが聞こえる内容は、不気味なものです。また、30秒間隔という短い間隔と、複数回の着信も、不快感を与えます。男性は、彼女の自宅に行くことを提案しますが、そこまでではないと女性が拒否し、その日を終えることとなりました。
リンフォンは、最終形態である魚が完成間近となっています。
特に言葉を発するわけでもなく、雑音だけが聞こえる内容は、不気味なものです。また、30秒間隔という短い間隔と、複数回の着信も、不快感を与えます。男性は、彼女の自宅に行くことを提案しますが、そこまでではないと女性が拒否し、その日を終えることとなりました。
リンフォンは、最終形態である魚が完成間近となっています。
リンフォンに関する怖い話【「出して」】
via pixabay.com
これまでの投稿内容は、リンフォンが動いたり、リンフォン内から声が聞こえる等の不思議体験はありませんでした。リンフォンを購入してから、不可解な事柄が発生したのは、彼女の携帯電話への着信のみです。そのため、男性もその彼女も、リンフォンを不気味だとは感じていませんでした。
彼女は不快な着信があった当日、携帯電話の電源を切り、就寝します。投稿内容には、その後の着信の様子が記載されていないことから、電源を切った後は、不可思議な着信はなかったと想像できるでしょう。
彼女は不快な着信があった当日、携帯電話の電源を切り、就寝します。投稿内容には、その後の着信の様子が記載されていないことから、電源を切った後は、不可思議な着信はなかったと想像できるでしょう。
前日の心配があったため彼女の自宅を訪問
via pixabay.com
リンフォンを購入してから5日目の金曜日、男性は彼女の自宅を訪問します。翌日の土曜日に仕事がなかったことと、前日、彼女の携帯電話にあった不可解な着信が気になったからです。
彼女の自宅を訪ねると、彼女に変わった様子はありませんでした。また、リンフォンの形は、最終形態である魚に非常に近くなっており、残りは背びれや尾びれを付け足して完成といった進捗具合に見えます。リンフォンが完成した暁には、リンフォンを男性に貸すという話も出ていました。
彼女の自宅を訪ねると、彼女に変わった様子はありませんでした。また、リンフォンの形は、最終形態である魚に非常に近くなっており、残りは背びれや尾びれを付け足して完成といった進捗具合に見えます。リンフォンが完成した暁には、リンフォンを男性に貸すという話も出ていました。
その日も不信な電話があった
via pixabay.com
彼女に変わった様子はなかったものの、不可解な着信は金曜日も続いていました。彼女が昼食をとっている最中、また、着信が入ります。今度は「非通知」という表示でした。
前日の木曜日とは違い、今度は声が聞こえます。大勢の男性、女性の声でそれらは「出して」と聞こえました。恐らく、はっきりと聞こえたわけではないのでしょう。男性とその彼女は、翌日の土曜日、携帯電話の修理に向かおうと話し合うのみで、それほど怖がった様子は記載されていませんでした。
前日の木曜日とは違い、今度は声が聞こえます。大勢の男性、女性の声でそれらは「出して」と聞こえました。恐らく、はっきりと聞こえたわけではないのでしょう。男性とその彼女は、翌日の土曜日、携帯電話の修理に向かおうと話し合うのみで、それほど怖がった様子は記載されていませんでした。
最後の形「魚」は中々完成しなかった
via pixabay.com
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