2019年10月28日 更新

何故事件は起こった?土浦連続殺傷事件の犯人の心理や警察の対処

土浦連続殺傷事件は、金川真大という犯人が起こした通り魔事件です。今回はこの事件の被害者についてや当時の警察の捜査状況、動機について紹介します。他にも生い立ちや逮捕のその後、死刑執行までの裁判の様子なども紐解いていきます。

目次

自分勝手な殺人、通り魔事件

Burglar Crime Criminal - Free vector graphic on Pixabay (703442)

土浦連続殺傷事件は、金川真大という犯人が起こした通り魔殺人事件です。この事件が起こったのは、茨城県土浦市で2008年3月19日と3月23日でした。

金川が隠し持っていた刃物で人を相次いで刺し、最終的に2人の方が亡くなり、7人が重傷を負いました。何と今回このような事件を引き起こした動機は【死刑になりたかった】からという、何とも身勝手なものでした。

現在は、すでに死刑執行されていて金川真大は死亡しています。どのような事件だったのか、紹介していきます。

土浦連続殺傷事件の概要

Handwriting Sütterlin Vintage - Free photo on Pixabay (703446)

土浦連続殺傷事件は、どういった事件だったのか、死者が発生してしまったかなど、紹介していきます。これにより、事件の概要が分かると思います。

今では報道されることがなくなった、土浦連続殺傷事件について理解を深めてみましょう。

茨城県土浦市の通り魔事件

Murder Skull Blood - Free photo on Pixabay (703461)

金川真大が通り魔事件を起こしたのは、荒川沖駅でした。この頃には、すでに1人を無差別に殺害してしまった後なので、もう自暴自棄になっていたのでしょう。

とりあえず、誰でもいいから何人か殺害しなければならないと思い、焦っていたのでしょう。また、警察官も十分な警戒態勢を行っておらず、真大を事件現場から取り逃がしてしまうという失態を起こしてしまいます。

その現場で犯人を取り逃してしまったことにより、様々な問題が浮き彫りになってしまった事件にもなります。

死傷者が多数でた

Cemetery Tombstone Cross - Free photo on Pixabay (703463)

この事件は、上記でもお伝えしました通り、2人の方が亡くなり、7人が重傷を負ってしまいます。金川は、今回死刑になりたいという理由から、最低2人以上は殺さないといけないという自分勝手な理由で2人の命を奪っています。

とても許されることではありません。重傷をおった7名も外傷だけではなく、心にも深い傷を負った事には変わりありません。その家族の関係者も非常に悲しい思いをした事でしょう。

この事件のあと、金川はこんな事件を引き起こしたことに対して、何も感じないと供述しています。

土浦連続殺傷事件の詳細

Digital Camera Notebook - Free photo on Pixabay (703467)

土浦連続殺傷事件が起こるきっかけは、金川が自分の人生に失望しきってしまったところから始まり、最初は計画を立てました。

しかし、その計画が上手くいかず、どんどん無差別殺人に変貌していきます。そのようになるまでどのような経緯があったのかここでは紹介していきます。

当初は妹を殺害する予定であった

Siblings Brother Sister - Free photo on Pixabay (703469)

特に人生に意味を見出せず、自殺願望もあった金川は、沢山の人を殺せば死刑になるのではないかと思い始めます。そんな金川がターゲットにしたのは、実の妹となります。

実の妹を殺そうと思った理由は、当時気に入らない存在だったからと後日自供しています。実際に殺害しようとしたことは複数回に及びますが、いずれも殺害しようとした時は、妹は外出中でいつも失敗に終わっていたようです。

金川は、ここまで失敗すると妹の殺害はあきらめ、死刑になる為の殺人を実行するにあたって、違う人をターゲットにしようと思い、行動に移ります。

住宅から無作為に1件選び襲撃

Hand Pistol Weapon - Free photo on Pixabay (703471)

妹の殺害を複数回実行できずに失敗した金川は、小学校襲撃を決め、自分のマウンテンバイクで向かいます。しかし、ちょうど小学校は終業式でした。

金川は、終業式では大人が多いため、実行する前に大人に殺害を阻まれるのではないかと想定し、実行を取りやめます。中学校・高校も同じ卒業式だと考え、学校襲撃は諦めます。

そこでターゲットを住宅街に変更し、自分のマウンテンバイクを漕ぎ、殺害できそうな人を探し始めます。その住宅街の内の一軒のインターホンを押して、出てきた男性(72歳)に自転車の空気入れを借ります。金川は、空気入れを受け取った男性が背中を向けた瞬間に首筋に包丁を突き刺しました。

2人目を殺害するまでの経緯

Psycho Shower Stabbing - Free vector graphic on Pixabay (703473)

何の罪もない70代の男性を殺傷してから、気がかなり動転してはいましたが、1人しか殺傷していないことにはイライラしていたようです。

イライラしていた理由は、1人だけを殺傷しただけでは死刑になる可能性は低いかもしれないと思っていたからです。さらにこのままどこかで警察に捕まって逮捕などされてしまったら、自分の計画が実行されないかもしれないと思ったのです。

ここで、絶対に2名以上を殺害しなければならないという強迫概念に駆られていきます。

マウンテンバイクの置き忘れ

Bike Bicycle Two - Free photo on Pixabay (703475)

72歳の男性を襲撃した際、金川は非常に動揺した状況で、動悸が激しくなり、そのまま路地を走り抜け逃走します。その際着ていた服に返り血がついていました。

なので、一旦自宅へ帰宅ことにしました。しかし、逃走の途中で自分が乗ってきていたマウンテンバイクを殺害現場に置いてきたしまった事を思い出します。

取りに戻ろうかと考えましたが、逃走後しばらくして救急車のサイレンが聞こえてきたため、マウンテンバイクの回収は諦めて、自宅に戻ります。

一方、殺害現場では被害者の娘が警察に通報し、現場のマウンテンバイクからすぐに金川が被疑者として浮かび上がりました。

20日はゲームをして過ごす

Computer Console Controller - Free photo on Pixabay (703477)

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