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アザミは咲かす花の色によっても花言葉が違います。紫色は「厳格」「気品」、白色は「自立心」「独り立ち」、黄色は「別れ」、赤色は「権威」「独立」という花言葉がそれぞれにあるのです。
紫色は貴族の着物に用いられるなど高貴な人が身にまとう色でした。そのことからアザミの紫色が上品で落ち着いた印象のため厳格、気品という花言葉がつけられました。
白色は何にも染まらないというメッセージがあります。またアザミの佇まいが凛としていることから何にも染まらず凛としている自立心のある存在ということで花言葉が自立心、独り立ちとなりました。
紫色は貴族の着物に用いられるなど高貴な人が身にまとう色でした。そのことからアザミの紫色が上品で落ち着いた印象のため厳格、気品という花言葉がつけられました。
白色は何にも染まらないというメッセージがあります。またアザミの佇まいが凛としていることから何にも染まらず凛としている自立心のある存在ということで花言葉が自立心、独り立ちとなりました。
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黄色の別れという花言葉はアザミの咲かせる花の色に由来しています。黄色の花を咲かせるノアザミですが実際は黄色よりもくすんだ茶色に近いような色の花を咲かせます。
黄色が少し寂しい印象を与えるため別れという花言葉になったようです。アザミの花束を贈る場合は黄色のアザミは入れない方が無難でしょう。
赤色には服従や同意を促すという意味があるため権威という意味が連想されました。独立は周囲を寄せ付けず一人で生きていく姿に由来してつけられた花言葉です。
黄色が少し寂しい印象を与えるため別れという花言葉になったようです。アザミの花束を贈る場合は黄色のアザミは入れない方が無難でしょう。
赤色には服従や同意を促すという意味があるため権威という意味が連想されました。独立は周囲を寄せ付けず一人で生きていく姿に由来してつけられた花言葉です。
アザミをプレゼントする際のポイント
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アザミの花言葉には報復や警告、触れないでなど少し怖い印象のものがあります。アザミをプレゼントすると相手のことを恨んでいるといったような誤解を与えてしまう可能性があるでしょう。
トゲがあるという難点もあるためあまりプレゼントには向きません。しかし、しつこい異性に対してこれ以上触れないでという意味を込めて敢えてアザミを贈るというのはありですね。
またアザミは4月19日や7月1日の誕生花です。誕生日を祝うために誕生花を贈る際は花言葉は関係ないのでプレゼントをしても平気でしょう。
トゲがあるという難点もあるためあまりプレゼントには向きません。しかし、しつこい異性に対してこれ以上触れないでという意味を込めて敢えてアザミを贈るというのはありですね。
またアザミは4月19日や7月1日の誕生花です。誕生日を祝うために誕生花を贈る際は花言葉は関係ないのでプレゼントをしても平気でしょう。
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独立という意味の花言葉もあるので親元を離れて一人暮らしをする人に向けて誕生日に送ればエールになるでしょう。誕生花以外の場合にもアザミの花言葉をお互い知った上で、相手がアザミの花が好きだという場合にもプレゼントをして大丈夫です。
花言葉を気にする人もいるのでお互いに花言葉を知ることが大切ですね。アザミを花束に入れたいのであれば他の花をメインに持ってくるなど工夫をしましょう。
花言葉を気にする人もいるのでお互いに花言葉を知ることが大切ですね。アザミを花束に入れたいのであれば他の花をメインに持ってくるなど工夫をしましょう。
アザミにまつわる言い伝え
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アザミは色々な言い伝えに登場している神聖な花です。ギリシャ神話や北欧神話の他にもキリスト教の言い伝えにまでアザミは登場しているのです。
それぞれの言い伝えを見ていきましょう。言い伝えを知ることでさらにアザミに親近感を持つことができるでしょう。
それぞれの言い伝えを見ていきましょう。言い伝えを知ることでさらにアザミに親近感を持つことができるでしょう。
ギリシャ神話とアザミ
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ギリシャ神話の中にアザミにまつわる言い伝えがあります。ある羊飼いの元に男の子が生まれました。男の子はダフニスと名付けられ美少年に成長しましたが人を愛することができませんでした。
人を愛することができないダフニスをかわいそうに思った神様がダフニスの元へ妖精を向かわせました。妖精はダフニスに恋をし思いを伝えますがダフニスは受け入れませんでした。
そのことを悲観した妖精は報復としてダフニスの視力を奪ってしまいます。目が見えなくなったダフニスは悲しみ川へ飛び込んで自ら命を絶ってしまいました。
人を愛することができないダフニスをかわいそうに思った神様がダフニスの元へ妖精を向かわせました。妖精はダフニスに恋をし思いを伝えますがダフニスは受け入れませんでした。
そのことを悲観した妖精は報復としてダフニスの視力を奪ってしまいます。目が見えなくなったダフニスは悲しみ川へ飛び込んで自ら命を絶ってしまいました。
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ダフニスの飛び込んだ川の周辺にはアザミが咲き始めました。このことからアザミには報復という花言葉がつけられたと言われています。
とても悲しい内容ですがギリシャ神話から報復という花言葉が生まれたというのは驚きですね。
とても悲しい内容ですがギリシャ神話から報復という花言葉が生まれたというのは驚きですね。
北欧神話とアザミ
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北欧神話にもアザミに関する言い伝えがあります。北欧神話とはノルウェーやスウェーデンなどの北欧に伝わる神話のことです。
北欧神話ではアザミは雷神のトールに捧げられた神聖な花とされています。そのため人や建物を雷から守るという言い伝えがあるのです。
北欧のゲルマン地方ではアザミを身につけていると落雷から身を守れると言われています。北欧では他にもトゲが魔女を追い払うという言い伝えや結婚が成就するおまじないに効くと信じられたりしていたようです。
北欧神話ではアザミは雷神のトールに捧げられた神聖な花とされています。そのため人や建物を雷から守るという言い伝えがあるのです。
北欧のゲルマン地方ではアザミを身につけていると落雷から身を守れると言われています。北欧では他にもトゲが魔女を追い払うという言い伝えや結婚が成就するおまじないに効くと信じられたりしていたようです。
キリスト教とアザミ
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アザミにまつわる言い伝えはキリスト教にもあります。キリストが十字架にはりつけにされて処刑された後に聖母マリアはキリストが処刑された十字架の釘を抜いて土に埋めました。
すると釘を埋めたところからアザミが咲き始めたそうです。この言い伝えからアザミはキリスト教の聖花とされ祝福されたアザミや聖なるアザミという別名を持ちます。
すると釘を埋めたところからアザミが咲き始めたそうです。この言い伝えからアザミはキリスト教の聖花とされ祝福されたアザミや聖なるアザミという別名を持ちます。
スコットランドとアザミ
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独立や報復の花言葉の由来にもなった出来事としてもご紹介しましたがアザミはスコットランドでは国花となっています。
1263年にノルウェー軍がスコットランドを襲撃しようとした際に、ノルウェー軍の兵士が裸足だったためアザミのトゲが足にささり悲鳴を上げたことでスコットランド陣営がノルウェー軍の夜襲に気づき難を逃れたというものです。
スコットランドを守った花として愛され国花と標章になったのですね。
1263年にノルウェー軍がスコットランドを襲撃しようとした際に、ノルウェー軍の兵士が裸足だったためアザミのトゲが足にささり悲鳴を上げたことでスコットランド陣営がノルウェー軍の夜襲に気づき難を逃れたというものです。
スコットランドを守った花として愛され国花と標章になったのですね。
実はアザミは食べられる!
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アザミは食べられるということをご存知でしたか。実はアザミは昔から食べられてきた山菜で味も美味しいため古くから親しまれてきました。
アザミにはどのような食べ方があるのか見ていきましょう。
アザミにはどのような食べ方があるのか見ていきましょう。
アザミは食用としても販売されている
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