世界三大料理は誰が決めた？トルコ料理が入る理由と日本料理でない理由

ピデ

ピデとはトルコ版のピザのことです。その歴史は古く、イタリアのピザの原型と言われています。

ピデは丸形で特に何も具材をのせないシンプルなタイプや、細長いもの、ピザのようにチーズやトマトなどの野菜、肉などをのせて焼いたものもあります。

ピデはインドのナンに似た食感です。もっちりとした中身にパリパリの外側です。非常にシンプルなパンです。
しかし、ピザと同じように乗せる具によって様々な味が楽しめます。

メゼ

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メゼはトルコ風オードブルのことです。ブドウの葉の塩漬けピラフを包んだものなどちょっと日本ではお目にかからない食べ物です。メゼには冷菜と温菜の2種類があります。
アルコールと一緒に食べるのでまさに日本でいうところの「おつまみ」です。

食事の始まりを華やかに彩る役割で、スペインのタパスが一番イメージに近いかもしれません。結構なボリュームが出てくるので、これだけでお腹いっぱいになってしまうほどです。

ハムスィ

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トルコ北部の黒海沿岸で有名な食べ物で「ハムスィ」と呼ばれるカタクチイワシがあります。体長12センチ程度とっても小さなイワシで、地元では、このイワシをフライにしてパンに挟んで食べます。

北欧などでもイワシやサバのフライをパンにはさんで食べる習慣がありますがこれがその原型かもしれません。ちょっと生臭いように感じられますが一度食べると病みつきになるおいしさとのことです。

ちょっと日本ではお目にかかれない珍しい食べ物です。

ドンドゥルマ

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あのお祭りの屋台でビヨンビヨンとヘラで伸ばすアイスのことです。そう、トルコアイスです。昔はバニラ味だけでしたが、現在では現地では80種類以上のフレーバーが選べるお店もあるらしいです。中にはトウモロコシ味、ジャガイモ味などの変わったものもあります。

アイスを買うと必ずパフォーマンスが付いてきます。伸びるアイスを伸ばしながら、アイスをくれる振りをして取れないように回すとか、コーンだけ渡して肝心なアイスをわさないとか、大きな塊をコーンに乗せてたりなど、見ている楽しめます。

ちなみにトルコでは伸びないアイスもあります。
伸びるアイスはマラシ・ドンドゥルマスといい、ヤギミルク、砂糖、ラン科の花の球根のサレップから作ります。

【フランス料理】

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フランスといえばやはり食文化の華やかな国。ヨーロッパな中でも農業や食に関する産業が盛んでかつ洗練されている国です。

ワインやチーズの種類がとっても豊富ですが、その品質やイメージを守るため、細かい基準を国が定め、他のヨーロッパの国々より厳しい内容となっています。これは、フランスにとって食が大変重要な産業であることの証といえるでしょう。

そんなフランス料理ですが、どんなメニューが思い浮かぶでしょうか。代表的なメニューをご紹介します。

テリーヌ

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テリーヌとは鋳鉄製の容器のことをさします。現在ではステンレス製が一般的で、普通は長方形の形をした型のことをさします。フランス料理のテリーヌは、このテリーヌ型に入れて調理されたもののことです。レバー、ミンチ、フォアグラ、野菜、魚など、いろんな具材から作られます。

テリーヌの作り方は型に油やバターを塗って、具材を詰めて焼くだけ。湯煎したり、オーブンで蒸し焼きといた手法もあります。型に具材とゼラチンを流して冷やしたゼリー寄せもテリーヌといいます。

昔の中世ヨーロッパでは保存食として作られていました。ゼラチン質が具材の保存期間を長くしてくれるので、1週間は保存がききました。

ポトフ

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ポトフは、大きめに切った肉や野菜を煮込んだ、素朴な料理です。フランス語で「ポト」は鍋や壷、「フ」は火のことでで、「火にかけた鍋」という意味です。もともとフランスの家庭料理であり地域や家庭によってレシピはいろいろです。

日本でいえばおでんが近いイメージです。

ポトフというとおさらに具もスープも一緒に盛り付けるイメージがあると思いますが、フランスでは本来、スープはスープ皿に具は平皿に持って別々に食べたそうです。

エスカルゴ

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「カタツムリ」をフランス語でエスカルゴといいます。フランスでは昔からかたつむりを食用としていて、特にブルゴーニュ地方ではエスカルゴ料理が有名です。

エスカルゴの一般的な食べ方はガーリックバターをかけオーブンで焼いたものです。日本ではカタツムリは食べないのでちょっと抵抗があります。ただ、フランスでも食用カタツムリだけを食べますのですべてのカタツムリを食べるわけではないのです。

エスカルゴは古代ギリシャでも食べられていました。中国でもカタツムリを漢方薬として利用していました。

クロックムッシュ

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クロックムッシュの名前由来には諸説ありますが、そのひとつは"食べるとカリカリ音がする"からだそうです。
クロックムッシュは、ゆで卵、ハム、野菜などをトッピングしたり、上にベシャメルソース（ホワイトソースにチーズが溶け込んですソースのこと）やチーズをのせたりと様々な食べ方があります。

作り方はとても簡単で、材料を挟んでオーブンで焼くだけ。フライパンや電子レンジでも簡単に作れるバージョンもあります。

フロマージュ

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フランス料理のフルコースは、肉料理とデザートの間に「フロマージュ」が出ます。メインの後、ワインや甘めの食後酒など一緒に食べるチーズのことを「フロマージュ」といいます。

本格的なサービスだと、ワゴンやトレーでたくさんの種類のチーズが運ばれてきて、客に好みを聞きながらボーイさんが切り分けてくれます。

フランスには、1000種類以上のフロマージュがあるいわれ、どれも作り方や材料が異なります。フランスではチーズがそれだけ重要な食べ物という位置づけなのです。

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