目次
- 横浜バラバラ強盗殺人事件の概要
- 2009年6月犯行グループとIは、被害者2名を呼び出し監禁
- 被害者1人の首を切断
- 被害者1人を刺殺
- 遺体をバラバラに切断し山梨県の山間部に遺棄
- 2009年「遺体のようなものが流れている」という通報
- 1件目の通報の翌日再度通報が入る
- 被害者は麻雀店経営者男性（当時28歳）
- 2人目の被害者は会社員男性（当時36歳）
- のちに被害者2人は元暴力団であったことが判明
- 覚せい剤取締法違反でI含む8人逮捕
- 犯行グループを従えていた近藤剛郎は指名手配
- のちに殺人・死体遺棄などの罪に問われる
- 犯行グループの素性
- 覚せい剤の密輸グループ
- 30人以上所属
- 数億円単位を稼ぎ出していた？
- Iはグループのリーダー？
- 残忍な犯行手口
- 犯行現場であるホテルへの根回し
- 被害者の指を切断
- 生きたまま電動のこぎりで首を切断
- 横浜沖や富士山の山林などに遺棄
- 殺害後金銭を奪う
- 犯行時の被害者と容疑者のやりとり
- 「風呂場はやめてください。密室は怖いです」
- 「溺死なんて甘ったれた殺し方されるとでも思っているのか」
- 「殺してから切ってください」
- 「望み通りギロチンしてやるよ」
- 「家族に電話させてほしい」
- ハサミで指を切りながら「上には逆らえない」
- 「動いちゃ駄目だろ。切れないじゃないか」
- 「汚ねえなこのやろう」
- 「人形みたいでしょ」
- Iの生い立ち
- 兵庫県で産まれ横浜市で育つ
- 中学校時代は生徒会長を務める
- 22歳で結婚
- ホスト・暴力団など職を転々とする
- 近藤剛郎に出会い覚せい剤密輸
- 事件当時は岩盤浴店の店長
- 近藤剛郎の生い立ち
- 元早稲田大学法学部
- 麻薬密輸グループを複数束ねる？
- 麻雀店を経営するも被害者の一人に経営権を奪われる
- Iに被害者2名の殺害を依頼
- 事件の背景
- 麻雀店経営権を取り戻すため殺害を依頼
- Iは麻薬王に憧れていた
- 近藤剛郎に認められるため積極的に参加した
- 横浜バラバラ強盗殺人事件の裁判の様子
- 2009年覚せい剤取締法違反で逮捕
- 覚せい剤取締法違反で逮捕され強盗殺人を自供
- 2009年10月死体遺棄容疑で再逮捕
- 2009年11月強盗殺人容疑で再逮捕
- Iは9件の罪に問われる
- 2009年12月共犯者を国際手配
- 2010年11月犯行を認め反省の態度を示す
- Iに死刑判決
- 判決後裁判長が控訴を勧める
- 弁護側も容疑者に対し控訴を勧める
- 説得に応じ控訴
- 2011年6月控訴を取り下げ
- 2012年7月死刑確定者処遇となる
- 横浜バラバラ強盗殺人事件のその後
- 裁判員裁判導入後2例目の死刑求刑
- 他7人は懲役3～12年の有罪判決を受ける
- Iは現在も東京拘置所に収監
- 2019年現在も近藤剛郎は逃走中
- それぞれの私利私欲のために起こった残忍な犯罪事件
のちに被害者2人は元暴力団であったことが判明
via pixabay.com
上記でも述べましたが、被害者2名はどちらも元暴力団組員であり、これも事件が起こってしまった原因とも言えるものであります。麻雀店の経営を巡る諍いが、どのようなものであったかを示す情報は、近藤剛郎が捕まっていないこともあって、詳細を知ることはかないませんが、互いに真っ当ではないやり方であったことでしょう。
さらには、実行犯であるIの殺害時の行動をより過激にしてしまった要因であるとも言えるものであります。元暴力団関係者ではなく、潔白な一般市民を相手にしたのであれば、これほど残虐に殺すということは、Iであってもなかったことでしょう。
さらには、実行犯であるIの殺害時の行動をより過激にしてしまった要因であるとも言えるものであります。元暴力団関係者ではなく、潔白な一般市民を相手にしたのであれば、これほど残虐に殺すということは、Iであってもなかったことでしょう。
覚せい剤取締法違反でI含む8人逮捕
via pixabay.com
この辺りの情報はブレており、ネットにおいても、7人であったり、9人であったりと言われているようでありますが、犯行グループはI含む8名であり、近藤剛郎を含めると9名であります。ただし、近藤剛郎は逃走中であり、現在において逮捕されたのは犯行グループのI含む8名であります。
そして、横浜バラバラ殺人事件において、起訴されたのもI含む8名であります。Iを除く、7名の裁判での結果なども現在では出ており、I同様に全員がそれぞれの刑に服しております。ただ、あまりに残虐な殺し方から、Iが注目されるため、他の犯行グループの面々についての情報が少なくいものとなっているのであります。
また、実行犯であるIが注目されることで、近藤剛郎は共犯者として表現されておりますが、実質、この横浜バラバラ殺人事件を起こした首謀者は、その共犯者である近藤剛郎であり、犯行グループの8名よりも、逃走している近藤剛郎の方が危険であると言えます。
そして、横浜バラバラ殺人事件において、起訴されたのもI含む8名であります。Iを除く、7名の裁判での結果なども現在では出ており、I同様に全員がそれぞれの刑に服しております。ただ、あまりに残虐な殺し方から、Iが注目されるため、他の犯行グループの面々についての情報が少なくいものとなっているのであります。
また、実行犯であるIが注目されることで、近藤剛郎は共犯者として表現されておりますが、実質、この横浜バラバラ殺人事件を起こした首謀者は、その共犯者である近藤剛郎であり、犯行グループの8名よりも、逃走している近藤剛郎の方が危険であると言えます。
犯行グループを従えていた近藤剛郎は指名手配
via pixabay.com
共犯者である近藤剛郎。先程も彼が首謀者であることは申し上げましたが、それだけでなく、犯行グループに覚醒剤の輸送を依頼していたのも彼であります。裁判でも、実行犯であるIが主体的な殺意を持って被害者を殺害したのではなく、近藤剛郎の思惑であることが取り上げられました。
また、Iを除く犯行グループの7名の裁判では、Iよりも従属的な立場であったとされることが取り上げられることが多く、犯行グループが行っていた全ての犯罪の元締めは近藤剛郎だとされております。
Iが残虐的に殺害を行った理由も、自身がどれほどの人間であるかを近藤剛郎に示すための行動であり、そうでなければ、このような悲惨な事件にはならなかったと言えます。その元凶である近藤剛郎は今も逮捕されてはおりません。
また、Iを除く犯行グループの7名の裁判では、Iよりも従属的な立場であったとされることが取り上げられることが多く、犯行グループが行っていた全ての犯罪の元締めは近藤剛郎だとされております。
Iが残虐的に殺害を行った理由も、自身がどれほどの人間であるかを近藤剛郎に示すための行動であり、そうでなければ、このような悲惨な事件にはならなかったと言えます。その元凶である近藤剛郎は今も逮捕されてはおりません。
のちに殺人・死体遺棄などの罪に問われる
via pixabay.com
覚醒剤の密輸で逮捕された8名の内、Iを含む、犯行グループの8名の全てが、横浜バラバラ殺人事件の裁判にかけられました。罪状は強盗殺人や死体遺棄罪などであり、裁判における判決は現在では確定しているようであります。
しかし、近藤剛郎だけは未だ、裁判にすらかけられておりません。よって、のちに殺人依頼の罪や多くの犯罪行為によって生じた罪に問われることとなります。
近藤剛郎とて、このような残虐な犯行になるとは思ってもいなかったかもしれませんが、実行犯であるIが極刑に処せられているのに、首謀者である近藤剛郎の刑が軽いものとなることはないでしょう。ですから、近藤剛郎が自首するということも、あまり考えられず、彼を警察が捕まえるまでは、横浜バラバラ殺人事件に終わりは訪れないでしょう。
しかし、近藤剛郎だけは未だ、裁判にすらかけられておりません。よって、のちに殺人依頼の罪や多くの犯罪行為によって生じた罪に問われることとなります。
近藤剛郎とて、このような残虐な犯行になるとは思ってもいなかったかもしれませんが、実行犯であるIが極刑に処せられているのに、首謀者である近藤剛郎の刑が軽いものとなることはないでしょう。ですから、近藤剛郎が自首するということも、あまり考えられず、彼を警察が捕まえるまでは、横浜バラバラ殺人事件に終わりは訪れないでしょう。
犯行グループの素性
via pixabay.com
この横浜バラバラ殺人事件や覚醒剤の密輸で、罪に問われたのは、I含む、8名の犯行グループと近藤剛郎の計9人であります。しかし、犯行グループに焦点を当てて考えると、殺人事件以外であれば、さらに人数は多くなるものであります。
実は、覚醒剤の密輸に関して、運び屋を担った人間は30人にも及ぶものであったそうです。その運び屋を束ねていたのがIであり、それに指示を与えていたのが近藤剛郎ということになります。
この犯行グループにおける、運び屋が扱った覚醒剤はいずれも税関にて、押収され失敗しております。
実は、覚醒剤の密輸に関して、運び屋を担った人間は30人にも及ぶものであったそうです。その運び屋を束ねていたのがIであり、それに指示を与えていたのが近藤剛郎ということになります。
この犯行グループにおける、運び屋が扱った覚醒剤はいずれも税関にて、押収され失敗しております。
覚せい剤の密輸グループ
via pixabay.com
近藤剛郎が頂点ではあるものの、実質的に犯行を行って来たのは、犯行グループとその中でも要であったIであります。そのIが、覚醒剤の密輸に関わり始めたのが、事件の同年である2009年であり、覚醒剤の密輸を行う犯行グループとしては、極めて経験の少ないものであったと考えられます。
Iが犯行グループの要となったのは、近藤剛郎から「日本国内のトップとして運び屋をまとめてほしい」という誘いがあったからと言われております。
Iが犯行グループの要となったのは、近藤剛郎から「日本国内のトップとして運び屋をまとめてほしい」という誘いがあったからと言われております。
30人以上所属
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運び屋としては30人もの人間が関わっていたものの、それは犯行グループのメンバーほどに、覚醒剤の密輸を意識していたかは疑問であります。この運び屋達は、2009年の半年間で雇われた総数であるようで、一回こっきりの使いっ走りであることも考えられます。
また、犯行グループの面々も覚醒剤の密輸とは知らなかったと裁判で述べるほどでありますし、曖昧なものであったようで、運び屋が覚醒剤の密輸と認識していたかは、非常に怪しいものであります。
しかしながら、この辺りについては、あまり詳しい情報を示した資料がありません。とはいえ、運び屋をまとめていた、Iが逮捕されているのですから、運び屋一人一人の罪も警察は把握しているはずであります。
また、犯行グループの面々も覚醒剤の密輸とは知らなかったと裁判で述べるほどでありますし、曖昧なものであったようで、運び屋が覚醒剤の密輸と認識していたかは、非常に怪しいものであります。
しかしながら、この辺りについては、あまり詳しい情報を示した資料がありません。とはいえ、運び屋をまとめていた、Iが逮捕されているのですから、運び屋一人一人の罪も警察は把握しているはずであります。
数億円単位を稼ぎ出していた？
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数億円単位を稼ぎ出していたとよくネットの情報では流れておりますが、覚醒剤の密輸に成功してはいないようであり、果たして、それが事実であるかどうかは、判断できるものではありません。裁判の記録においても、そのような情報はございませんし、憶測で出された噂ではないでしょうか。
実質的に犯行が上手くいっていないからこそ、あのような残虐な犯行を行うことで、アピールする必要があったとも考えられますし、収入でいえば、それほどではなかったとするのが妥当ではないでしょうか。
実質的に犯行が上手くいっていないからこそ、あのような残虐な犯行を行うことで、アピールする必要があったとも考えられますし、収入でいえば、それほどではなかったとするのが妥当ではないでしょうか。
Iはグループのリーダー？
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こちらの情報も確かとは言えません。横浜バラバラ殺人事件においての実行犯は間違い無くIでありますが、犯行グループにおいての役目は覚醒剤の密輸を行う、運び屋のまとめ役であり、密輸においてのキーマンではありますが、全てを取り仕切っていたかどうかは解らぬものであります。
全容をしっかりと掴んでいたとすれば、近藤剛郎であり、指揮官はあくまで彼であります。ですから、犯行グループに所属して、一年にも満たないIが、統率していたと考えるのは難しいものであります。ただ、他の犯行グループの面々よりも、近藤剛郎に近く、立場的には高かったとは言えるものであります。
犯行グループの面々の詳しい情報などがあれば、リーダーであったかも確定できるものでありますが、それらの情報は見当たりません。
全容をしっかりと掴んでいたとすれば、近藤剛郎であり、指揮官はあくまで彼であります。ですから、犯行グループに所属して、一年にも満たないIが、統率していたと考えるのは難しいものであります。ただ、他の犯行グループの面々よりも、近藤剛郎に近く、立場的には高かったとは言えるものであります。
犯行グループの面々の詳しい情報などがあれば、リーダーであったかも確定できるものでありますが、それらの情報は見当たりません。
残忍な犯行手口
via pixabay.com
この項でご紹介する内容が、この横浜バラバラ殺人事件において、最も非道で見がたい情報であります。なので、心の準備をして、覚悟が決まったあとにご覧になることをお勧めいたします。
といっても、ネットには多くの横浜バラバラ殺人事件の記事が存在しますから、その内容については、多くの方が、ご承知であると思われます。しかし、詳しく述べて参りますので、思わぬことがあるかもしれません。
また、憶測が含まれていないとも限りませんので、その辺りを考慮に入れてご覧下さい。
といっても、ネットには多くの横浜バラバラ殺人事件の記事が存在しますから、その内容については、多くの方が、ご承知であると思われます。しかし、詳しく述べて参りますので、思わぬことがあるかもしれません。
また、憶測が含まれていないとも限りませんので、その辺りを考慮に入れてご覧下さい。
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