2019年10月19日 更新

樋川ストーカー事件の概要とその犯人は?被害者遺族の苦しみも

ストーカー規制法が制定されるきっかけとなった樋川ストーカー事件をご存知でしょうか。警察の粗末な対応によって被害者女性は命を奪われてしまいました。その事件と犯人の詳細とは?また被害者遺族の苦しみとは、いったいどんな苦しみだったのでしょうか。

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Knife Stabbing Stab - Free photo on Pixabay (713562)

2011年7月にはストーカー規制法に基づく警告が出され、9月には被害女性の家に防犯カメラが設置されました。2012年3月下旬から4月上旬にかけて、被害女性は計1089通に上る嫌がらせメールが加害男性から送りつけられていましたが、4月上旬以降はメールが届かなくなりました。

被害女性から警察に「静観したい」との申し出を受けたが、自宅周辺で頻繁にパトロールは継続。嫌がらせが収まっていたこともあり、被害女性は借りていた防犯カメラを返却したが、その直後の2012年11月6日に殺人事件が起こりました。この事件は、被疑者死亡として不起訴処分となっています。

樋川ストーカー事件を風化させてはいけない

Sunset Tree Water - Free photo on Pixabay (713578)

2000年5月、ストーカー規制法が成立・改正をしてきていますが、さまざまな形でストーカーによる被害は続いており、殺人事件に発展している事件も続いています。

樋川ストーカー事件は、警察の怠慢・ずさんな捜査・改ざんなど多くの問題も浮き彫りにされました。犯人と直接対峙し、捕らえることができるのは警察だけなのです。私達国民の安全を守る「警察」は最後の砦とも言えます。樋川ストーカー事件を風化させることなく、ストーカー事件が起きない安全な国になることを願っています。

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