2019年4月14日 更新

桜の花言葉の種類と意味!桜の花言葉は怖い?

日本人が愛して止まない桜でありますが、その花言葉に怖い意味合いを持つものがあると噂されているようです。その怖いという花言葉や桜の怖い民話などの桜にまつわる情報を国、あるいは種類ごとに分けてご紹介致します。桜を楽しむ肴の一つになれば幸いであります。

Fern Small Green - Free photo on Pixabay (177496)

精神美とは深い言葉でありますね。花言葉は人に贈るものでありますし、「貴方の人となりに美しさを発見しました」と言ったような意味合いで使用されるのでしょう。

花言葉はそれを使用する者によっても、細かな意味合いが異なるようで、一概には言えません。それは、贈った側と贈られた側によっても違いがあるということになります。精神の美しさがあれば、どのような花言葉でも美しきものとなるでしょう。

そういった意味も込めて桜の花言葉の一つには精神美という言葉が並んでいるのかもしれません。

桜の花言葉【西洋】

Cherry Blossom Spring Bloom - Free photo on Pixabay (177543)

これまで日本においての桜の花言葉をご紹介しましたが、その中に怖い、辛い、悲しいなどといった単語を連想するものはありませんでした。ですが、桜の種類ごとに見ていけば、「ごまかし」、「きまぐれ」などと言ったくせ者な花言葉も存在します。

つまり、怖いというような感情を連想させる言葉もあるかもしれないということです。そこで、視点を変えて、西洋においての花言葉にて、怖い印象を持てる花言葉がないか探してみました。

spiritual beauty(精神の美)

Eye Iris Look - Free photo on Pixabay (177917)

こちらの花言葉には逸話が存在します。しかし、それは下記のa good education(優れた教育)も含むものでありますから、そちらに記載させて頂きます。

意味合いとしては日本の桜の花言葉である精神美と同様なものであり、使用法の違いはありません。しかしながら、日本においてspiritual beautyと呼称するのも味があると言えるでしょう。

花言葉自体も秘められた想いを告げるものですし、案外こちらこそが日本で多く使用されているかもしれません。

a good education(優れた教育)

Agriculture Rice Plantation - Free photo on Pixabay (177918)

アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンが子供のときに誤って、父が大切にしていた桜の木を切ってしまいました。それを正直に告白したという逸話をどこかで聞かれたことがあるのではないでしょうか?

この逸話には自身の過ちを正直に認めることや、それに対しての父の適切な対処の素晴らしさが込められています。そのためspiritual beauty(精神の美)とa good education(優れた教育)が桜の花言葉になったと言われております。

こちらのように優れた父母で居られるよう、春の訪れと共に桜に願ってみてもよいかもしれません。

Ne m’oubliez pas(私を忘れないで)

Nature Forest Sun - Free photo on Pixabay (177919)

桜の花言葉で中で目立つ存在となっているのが、「私を忘れないで」という言葉。どちらからと言えば、死者からのメッセージや死を目前とした者の切なる願いのように見受けられます。つまり、この花言葉は怖いなどといった印象を与えうる言葉であるのです。

こちらはフランスの花言葉だそうで、由来は恋の終わりを迎えた男女の別れの言葉であると言われております。こういった観点からみれば、辛い、悲しいという言葉の方が適切かもしれません。美しい花の時期の終わりを表した花言葉なのであります。

桜の花言葉は種類によって異なる?

Milk Splash Cherry - Free photo on Pixabay (177996)

これまでも申しましたが、花言葉というものは花の種類や色によっても大きく異なります。それはどこの国でも同じことであり、花言葉は無数に存在しているということになります。加えて人それぞれの受け取り方は違うため、非常に曖昧な表現方法とも言えます。

それを踏まえた上で、日本の桜の種類ごとの花言葉をご紹介していきます。あくまで一般的に浸透している花言葉であり、これ以外の意味も存在しうることをご了承頂ければ幸いです。

染井吉野(そめいよしの)

Cherry Blossom Tree Japan - Free photo on Pixabay (177997)

日本で最も知られているであろう桜の種類がソメイヨシノであります。こちらの桜の木は大きく傘状に拡がり、一つの花は5枚となっております。この種は他の桜に比べ、花が密集していて、大きいために、派手な見た目となっています。


ソメイヨシノは元々日本に自生していたものではなく、エドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできた単一の樹を始源とするクローンであるそうです。

命名の由来については、1900年に上野公園にある桜が、桜の名所である吉野山に咲いている吉野桜とは別種であるというが判明したことに起因します。そのことにより、吉野桜と見分けを付けるために、染井村で育成されていたことを考慮に入れて、染井吉野という名が誕生したのです。

純潔

Frog Butterfly Pond - Free photo on Pixabay (178348)

桜全般の花言葉と同じく、ソメイヨシノの花言葉も特定の逸話をもって付けられたものではないようです。つまり、見た目の特徴などが大きな起因となるでしょう。

ソメイヨシノは開花時期は赤みを帯びておりますが、満開に近づくごとに白に近づいていきます。その後、散りゆくので、白が最終的なカラーだと言えます。そのあたりの特徴を見る限り純潔という言葉が使用されるのも納得できるものであります。

桜の花が失われる前に、純潔という言葉を誰かに伝えてみてはいかがでしょうか。

優れた美人

Gummibärchen Gummi Bears - Free photo on Pixabay (178350)

なんだか、これまでにご紹介した、「優美な女性」や「優れた教育」などを混ぜたような花言葉であります。しかし、意味合いとしては多くの中から選び抜かれた美人と取ることもできますので、方向性としては違いがあると言えます。

ソメイヨシノは園芸ように作られた種であり、見た目を重視したものであります。その上、日本人が好んで多くの地域に植えました。従って、桜の花コンテスト大賞を飾ったと言えるでしょう。ソメイヨシノの花言葉としてはとてもマッチしています。

八重桜(やえざくら)

Double Cherry Blossoms Flowers - Free photo on Pixabay (178436)

実は八重桜というのは一つの桜の種類を指すものではありません。ソメイヨシノを代表する5枚の花びらを持つものが一重咲と呼ばれ、それ以上の花びらを持つものを八重咲と呼称します。その八重咲に当たる桜を八重桜と呼ぶのです。

細かな区分では半八重咲といった呼称も存在し、100枚以上のものには菊咲と名付け、菊桜といったものまであるそうです。

この八重桜は別称としてボタン桜とも呼ばれ、ヤマザクラやサトザクラから変化してできた桜と言われております。

しとやか

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