2019年4月14日 更新

桜の花言葉の種類と意味!桜の花言葉は怖い?

日本人が愛して止まない桜でありますが、その花言葉に怖い意味合いを持つものがあると噂されているようです。その怖いという花言葉や桜の怖い民話などの桜にまつわる情報を国、あるいは種類ごとに分けてご紹介致します。桜を楽しむ肴の一つになれば幸いであります。

桜には怖い意味がある?

Cherry Blossoms Branch Pink - Free photo on Pixabay (175606)

人はいろんなものを見聞きして、様々な想像を巡らせます。例えば、成虫の時期が短い蝶の一生や絶滅したと言われる恐竜の最期など。生死に関わる物事を自らのことのように想いを馳せるのです。

それは儚い花の散りゆく様を見ても同じことが言えるでしょう。そのためか、花言葉なるものがこの世には存在し、その言葉に厚みを添えるストーリーが古くから伝えられています。
Cherry Blossoms Sakura Japan - Free photo on Pixabay (181279)

ですが、その中には怖い、辛い、悲しいといった感情を呼び起こす言葉もあるです。

近頃、日本の春を飾る桜には怖い由縁があると囁かれているようです。その真相を確かめつつ、桜についての情報をお届けします。

桜とは

Landscape Autumn Fog - Free photo on Pixabay (175598)

桜はヨーロッパ、西シベリア、日本、中国、米国、カナダなどの温帯の地域に分布している落葉樹の総称であります。桜の果実であるサクランボは、またの名をチェリーと呼ばれ、古くからこれらの地域で食されてきました。

桜の呼び名としてチェリーブロッサムという言葉もあるのですが、桜を楽しむ風習が強い日本文化の影響を受けて、世界的にもサクラと呼ばれることも多いそうです。

日本では10種類の桜が自生しており、その中でもソメイヨシノは明治以降に日本各地で最も植えられてた品種となっています。なお、現在の桜は園芸種の全てを含むと200品種にも及ぶそうです。

日本の国花的存在

Green Park Season - Free photo on Pixabay (175599)

日本の殆どの地域において、桜を目にすることができます。また、日本人にとっては、桜は春の代名詞とも言えるものであり、新しい命の芽吹きを想像させるものとなっております。

そのため、桜は日本の花だと言っても過言ではありません。故に皇室の家紋である菊と共に国花に数えられています。

国花とは、その国で最も愛され、象徴となる花を指し、法によって定めている国もあるようですが、日本ではそのような決まりはなく桜、菊に決定されたようです。

天皇や皇室を象徴する花は菊

Avenue Trees Away - Free photo on Pixabay (175600)

日常において菊の花を眺めることは少なく、国花に数えられていることに違和感を覚える方もいらっしゃることでしょう。

では何故に菊が国花であるかというと、天皇家の家紋が菊であるからと言えるでしょう。ですが、それだけではなく、日本の歴史的に菊の紋が多くの場面で使用されてきたことも一因であります。
Butterfly Yellow Insect - Free photo on Pixabay (175714)

元は鎌倉時代に菊を好んだ後鳥羽上皇が、自らの印としたことから始まりました。後の天皇も同じく使用し続け、天皇家の紋として定着しました。

それから、江戸時代においての葵の紋とは違い、規制されることのなかった菊の紋は和菓子や仏具に使用され、庶民の身近にあるものとなりました。その後、大戦時では、日本軍の至る所で菊の紋は登場し、内外においても菊は日本を表すものとなりました。

このように菊が日本と共にあったことから国花となったのです。

花言葉とは?

Tree Summer Beautiful - Free photo on Pixabay (175601)

世界各地で花に意味を持たせるという風習はあったようですが、中でも盛んであったのが19世紀の西欧社会においてであったようです。

その折りには、主に恋愛において、相手を賞賛するときや、その逆に相手の不実を責め立てるときなどに使用されたようです。そのような風習が多くの地域でも受け入れられ、現代の日本においても使用されています。

なお、花言葉は国によって異なり、また同じ花でも色が違うだけで意味が異なるものとなっています。

桜の花言葉【日本】

Japanese Cherry Trees Flowers - Free photo on Pixabay (175608)

桜の花言葉は多く存在し、国によっても大きな違いがあります。北半球の温帯地域に分布している桜ですし、様々な人の想像を掻き立てたことでしょう。この項目では日本においての桜の花言葉の中でも、桜全般に送られている花言葉をご紹介させて頂きます。

果たして、日本の国花に数えられるほどの桜に怖い、辛い、悲しいなどの意味を持たせるでしょう?もしも、そうであったとすれば、その花言葉の由縁など気になるところであります。

優美な女性

Nature Landscape Kaçkars - Free photo on Pixabay (175602)

一般的に多くの人が思い描く桜のカラーは女性の美しさを引き立てるものであります。あるいは、優しさを含むもので、母の愛を思い出すものでもあるでしょう。そのような桜には「優美な女性」という言葉はピッタリであります。

しかし、この「優美な女性」という言葉が桜の花言葉となった経緯は判明していません。その他の花言葉においても同じことが言えるですが、意味が失われてしまったか、あっても一般的には拡がっていないのです。

純潔

Mill Black Forest Bach - Free photo on Pixabay (177494)

こちらの花言葉も桜の花言葉の代表的なものであるのですが、その由来についての情報は人々の間で語られておりません。日本の国花であるならば当然何かしらの逸話があってしかりと考えられるのですが、そのような情報を見付けることは叶いませんでした。

花言葉文化の本家と言える西欧においても、古くからある逸話を参照にしたものは少なく、花の見た目や特徴的な性質から言葉を選び取ったようです。そのため、花言葉にしっかりとした成り立ちがなくとも、当然と言えるのかもしれません。

純粋に花言葉を捉え、感覚的に対処すべきであるのかもしれません。

精神美

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