目次
- ウシジマくんに登場する「洗脳くん」とは
- 洗脳くんの結末
- コミックス26~28巻
- 結婚を焦るOL
- 洗脳されるOL
- 信じていた占い師の裏切り
- 家族同士の対立
- 殺人/死体損壊
- 借金するOL
- 捕まった神堂
- 洗脳くんは実話?元ネタの北九州事件
- 2002年北九州洗脳事件
- 犯人
- 標的
- マインドコントロール
- 体罰
- 事件の結末
- マインドコントロールとは
- 特定の結論に誘導する技術
- アスリートなどが心理状態を調整すること
- 日本でのマインドコントロール
- 世界でのマインドコントロール
- オウム真理教もマインドコントロール?
- ウシジマくんの概要
- テレビドラマ化及び映画化
- 世間で起こった実際の事件が元ネタ
- 闇金の実態
- 闇金運営は違法行為
- 以前は激しい取り立てがあった
- 現在は漫画のような取り立てはしない
- 大手企業名が社名に使われるケースも
- 他にも?ウシジマくんにおける実話
- ホストくん
- フリーエージェントくん
- ヤミ金くん
- 登場人物にも元ネタがある
- 丑嶋馨
- 鰐戸三兄弟
- 滑皮秀信
- 「フーゾクくん」登場の彫り師
- 読んでみよう!リアル漫画「闇金ウシジマくん」
そもそも闇金業者は、国や都道府県に対して賃貸業の登録をしていません。つまり運営は違法行為にあたります。そして出資法を無視した高金利を設定。債務者から徹底的に金銭を搾り取っていきます。
電柱などに違法広告を張ったり、個人情報を取り扱う業者から得た情報で直接DMを送りつけたりなど、容赦ない集客手法も特徴のひとつ。注意しなければならないのは、広告など初期情報では低金利かのように記載されていること。
しかしいざ貸付の段階になった途端、高い金利を求めてくるという手口が頻繁に起こります。
電柱などに違法広告を張ったり、個人情報を取り扱う業者から得た情報で直接DMを送りつけたりなど、容赦ない集客手法も特徴のひとつ。注意しなければならないのは、広告など初期情報では低金利かのように記載されていること。
しかしいざ貸付の段階になった途端、高い金利を求めてくるという手口が頻繁に起こります。
以前は激しい取り立てがあった
via pixabay.com
映画やドラマなどで見る闇金の取り立ては、スーツにサングラスをかけた男たちが複数人で押しかけ、怒鳴りたてながら債務者に迫るようなイメージが多いと思います。
たしかに以前は、そういった取り立ては存在していたそう。扉は容赦なく叩き、もしも債務者の方が顔を見せたら暴力を振るうようなこともあったそうです。もちろん高金利の返済金など出せるわけがないので持ち合わせのお金を無理やり持っていくなんてことも。
実際に暴力は振るわずとも、電話で激しく脅すなんてことはあったそうで、闇金への返済に疲れて自殺してしまう方もいました。
たしかに以前は、そういった取り立ては存在していたそう。扉は容赦なく叩き、もしも債務者の方が顔を見せたら暴力を振るうようなこともあったそうです。もちろん高金利の返済金など出せるわけがないので持ち合わせのお金を無理やり持っていくなんてことも。
実際に暴力は振るわずとも、電話で激しく脅すなんてことはあったそうで、闇金への返済に疲れて自殺してしまう方もいました。
現在は漫画のような取り立てはしない
via pixabay.com
上記のような厳しい取り立てこそいわゆる闇金のイメージかと思いますが、現在ではこうした取り立ては行なわれていないそうです。というのも業者も非常に多忙であり、一人の客にこだわって執拗に追い立てている時間はありません。
そもそも、実は闇金業者にとって借金を全額返済してもらうことは、そこまでこだわっているところではないのです。なぜなら高金利ゆえ、全額にいかずとも貸付金を上回ることは容易で、利益は充分に得ているから。
そのため、現在では柔和な態度で協力的に接してくるパターンが多いとのこと。本来違法な金利のはずなのに、債務者の方も相手が協力的だから「返済をしなければ」と間違った思考回路をしてしまうようです。
そもそも、実は闇金業者にとって借金を全額返済してもらうことは、そこまでこだわっているところではないのです。なぜなら高金利ゆえ、全額にいかずとも貸付金を上回ることは容易で、利益は充分に得ているから。
そのため、現在では柔和な態度で協力的に接してくるパターンが多いとのこと。本来違法な金利のはずなのに、債務者の方も相手が協力的だから「返済をしなければ」と間違った思考回路をしてしまうようです。
大手企業名が社名に使われるケースも
via pixabay.com
闇金業者の中には、大手企業の社名を名乗っているところが多く存在します。大手金融機関や航空会社の社名の一部を使い、ロゴなどもデザインや色合いを真似たものを使用。
何も知らない人が見たら、つい関連会社なのかと勘違いし、信用してしまいかねません。しかし、もちろんのことながらこうした会社とは一切関連はありません。闇金業者が勝手に利用しているだけです。
もしも騙されて借りてしまえば、せっかく闇金業者に警戒していても水泡に帰してしまうのでくれぐれもご注意ください。
何も知らない人が見たら、つい関連会社なのかと勘違いし、信用してしまいかねません。しかし、もちろんのことながらこうした会社とは一切関連はありません。闇金業者が勝手に利用しているだけです。
もしも騙されて借りてしまえば、せっかく闇金業者に警戒していても水泡に帰してしまうのでくれぐれもご注意ください。
他にも?ウシジマくんにおける実話
via pixabay.com
「洗脳くん」以外にも、実在の事件をモデルにした話がウシジマくんの中にはいくつかあります。その代表格が「ホストくん」「フリーエージェントくん」「ヤミ金くん」。
人間の欲や渇望を生々しく描き、読者を引き込むストーリーの下敷きとなっている事件を説明しつつ、ストーリーのあらすじもご紹介していきます。
ある意味、誰にでも起こり得る可能性のある事件ばかりなので、『闇金ウシジマくん』を読んだことのない方でも、その面白さの秘密を知る手助けとなるはずです。
人間の欲や渇望を生々しく描き、読者を引き込むストーリーの下敷きとなっている事件を説明しつつ、ストーリーのあらすじもご紹介していきます。
ある意味、誰にでも起こり得る可能性のある事件ばかりなので、『闇金ウシジマくん』を読んだことのない方でも、その面白さの秘密を知る手助けとなるはずです。
ホストくん
via pixabay.com
家出をして、居場所のない少女、愛華。偶然出会ったホストの高田にはまり、彼をNo.1にしようと店に通い詰めますが、次第に代金が払えなくなり、ウシジマくんのもとで借金をします。そして売春まではじめ、リストカットまでするように。そのあたりから高田にも相手にされなくなり、追い詰められた彼女は……。
以上が簡単なストーリーです。この事件に類似した事例は多々あり、東京・池袋のホストクラブに通っていた当時20歳の女性客が代金を支払えなくなり、店の経営者らが強制的に売春させた例も。
金は払えなくても、唯一の心の拠り所であるお気に入りのホストに会いたいという一心で、破滅への道を歩んでしまう女性は多いようです。
以上が簡単なストーリーです。この事件に類似した事例は多々あり、東京・池袋のホストクラブに通っていた当時20歳の女性客が代金を支払えなくなり、店の経営者らが強制的に売春させた例も。
金は払えなくても、唯一の心の拠り所であるお気に入りのホストに会いたいという一心で、破滅への道を歩んでしまう女性は多いようです。
フリーエージェントくん
via pixabay.com
毎日の日銭を稼ぐために肉体労働を続けるフリーターの男、村上。彼は将来に対する不安に苛まれていました。そんな時、ネットのアフィリエイトビジネスを紹介され、どっぷりとはまっていくことに。そして彼は成金街道を歩み始めますが…。
以上が簡単なストーリーです。この「フリーエージェントくん編」には、「9カ月で年収1億円を突破」したアフィリエイト塾の塾長、天生翔が登場します。このモデルは紛れもなく同じアフィリエイトビジネスで有名となった与沢翼氏。
与沢さんがモデルとなっているのは本人も認めており、作者の真鍋さんから実際に取材も受けています。
以上が簡単なストーリーです。この「フリーエージェントくん編」には、「9カ月で年収1億円を突破」したアフィリエイト塾の塾長、天生翔が登場します。このモデルは紛れもなく同じアフィリエイトビジネスで有名となった与沢翼氏。
与沢さんがモデルとなっているのは本人も認めており、作者の真鍋さんから実際に取材も受けています。
ヤミ金くん
via pixabay.com
ウシジマくんの中学時代の同級生、竹本は若くしてホームレス。かつては優等生であり、クラス全員がウシジマくんをリンチした際にも加わらない人徳者でした。そんな彼がホームレスとなり、ある日鰐戸3兄弟の二郎に助けられます。
そして「誠愛の家」で同じ境遇の人間たちと同居することに。しかしそこは貧困者に強制労働をさせ、ろくな賃金も払わず、食料もまともに与えない貧困ビジネスの巣窟だったのです。
モデルとなっているのは、西暦2000年に山梨のキャンプ場で3名の遺体が発見された事件。彼らを雇っていた会社は東京や大阪から失業者を集めて工場などに派遣し、暴力団の監視のもとで低賃金(日当1000円ほど)で働かせ、過酷な寮住まいで強制的労働をさせていました。
そして「誠愛の家」で同じ境遇の人間たちと同居することに。しかしそこは貧困者に強制労働をさせ、ろくな賃金も払わず、食料もまともに与えない貧困ビジネスの巣窟だったのです。
モデルとなっているのは、西暦2000年に山梨のキャンプ場で3名の遺体が発見された事件。彼らを雇っていた会社は東京や大阪から失業者を集めて工場などに派遣し、暴力団の監視のもとで低賃金(日当1000円ほど)で働かせ、過酷な寮住まいで強制的労働をさせていました。
登場人物にも元ネタがある
via pixabay.com
上記のように、実在の事件を元ネタにして描かれている『闇金ウシジマくん』。しかしモデルがあるのは何も事件だけではありません。
登場人物の幾人かにも実在のモデルがいるのです。主人公の丑嶋馨をはじめ、リアルな業界を知っている人間がいるからこその臨場感や残酷さ。また、そうした人物への作者の緻密な取材が功を奏しこの漫画は名作となることに成功しています。
では実際のモデルがいるキャラクターについて以下にてご紹介していきましょう。
登場人物の幾人かにも実在のモデルがいるのです。主人公の丑嶋馨をはじめ、リアルな業界を知っている人間がいるからこその臨場感や残酷さ。また、そうした人物への作者の緻密な取材が功を奏しこの漫画は名作となることに成功しています。
では実際のモデルがいるキャラクターについて以下にてご紹介していきましょう。
丑嶋馨
via pixabay.com
主人公のウシジマくんこと丑嶋馨にもモデルがいます。その方の名はトキタセイジ氏。通常の金融機関で働き好成績を収め、同僚からの「闇金の方が稼げるんじゃ?」という一言がきっかけで裏の業界へ。
いくつかの店舗の店長職を任され、25歳ごろに独立。作者の真鍋さんとは知り合いの紹介で取材に応じることになったそうですが、当時はまだ現役だったとのこと。ウシジマくんはうさぎを飼っていますが、トキタさんは犬を飼っていたそうです。
いくつかの店舗の店長職を任され、25歳ごろに独立。作者の真鍋さんとは知り合いの紹介で取材に応じることになったそうですが、当時はまだ現役だったとのこと。ウシジマくんはうさぎを飼っていますが、トキタさんは犬を飼っていたそうです。
鰐戸三兄弟
via pixabay.com
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