光市母子殺害事件の詳細と判決!大月孝行の壮絶な生い立ちと現在は?

1999年に発生した光市母子殺害事件の犯人は大月孝行(旧姓・福田)という男性でした。犯人の男は18歳という若さで主婦・乳幼児を殺害したのです。今回は光市母子殺害事件について詳細を紹介すると共に、死刑に至るまでの経緯、そして大月孝行の生い立ちを紹介して参ります。

目次

大月孝行は当時、父親・母親・弟2人・祖母と大月の6人暮らしでした。現代の日本では一般的な家族構成と見て取れます。事件当時に母親だった女性は、父親の再婚相手ということもあり孝行本人との血縁関係がありませんでした。

大月孝行は1981年3月16日に大月家の長男として誕生しました。人は生まれるとき、両親・周囲の人々から喜ばれながらこの世に舞い降ります。大月が誕生をした際、父親・母親はどんなことを感じ、どんなことを考えていたのでしょうか。これからの大月の成長に希望を抱き、期待を抱いていてはずです。ですが、大月は生まれてから数年後には悲惨な人生を辿ることになってしまったのです。

父親から母親への虐待

Chains Feet Sand - Free photo on Pixabay (411915)

孝行の父親は孝行が生まれる以前から、孝行月の実の母親に暴力を振るう生活をしていました。殴る、蹴るは当たり前だったといいます。女性の力が男性に勝てるはずがありません。母親は父親からの虐待に耐えることしか出来なかったのです。

自身の妻へと虐待をする男性の特徴は「束縛したがる」「自分の意向で物事を決める」「謝らない」「嫉妬深い」「疑い深い」「自分のことは棚に上げる」などがあります。そして「相手をコントロールしたい」「女性は従順であるべきだ」「自分に責任はない」というような考えを持ち合わせています。

そして実は、孝行の父親は結婚前に母親を強姦して産婦人科に入院させた過去があったといいます。それがきっかけかは定かではありませんが、その後に孝行の父親と母親は結婚をすることになったのです。

大月孝行も虐待を受ける

Punch Fist Hand - Free photo on Pixabay (411917)

孝行が生まれる前までは母親に向けての暴力だけで留まっていました。そして母親は妊娠発覚後「子供が生まれれば暴力はなくなるのか」という安心感を持ったようですが、現実はそう甘くはありませんでした。

第一子である孝行が誕生をしてからも父親の暴力は収まらず、子供にまで暴力を振るうようになったのです。きっかけは孝行が暴力を受ける母親をかばうようになったことがきっかけでした。小さな身体で父親の力任せな拳を受けていたのです。身体だけではなく、精神的にも大きな苦痛を覚えたでしょう。

そして孝行の中で「父親という存在はこういう存在」という固定概念が植えられたことでしょう。小学校に入学する日に暴力を受ける母親を守ろうとした孝行を父親は、失神するまで暴行をしていたといいます。そして時には、浴槽に無理矢理押さえ込まれ溺れそうになったこともあったようです。

実母の自殺

Depression Mental Health Sadness - Free photo on Pixabay (411918)

結婚をする前から、結婚をした後も、子供が生まれた後も、子供が成長をしても、孝行の父親の暴力は終わりませんでした。それどころか酷くなる一方だったのです。孝行の母親は父親の暴力により身体だけではなく精神もボロボロになっていきました。

そして精神病を患ってしまい、どんどんと悪化をしていったのです。治療の為、薬を服用していましたが精神病の悪化に伴い薬の量は急激に増えていきました。薬の量が増え始めた頃、孝行の母親は自殺未遂を繰り返すようになってしまったのです。

そして1993年9月22日、孝行はまだ中学1年生でした。最愛の母親である女性が自宅のガレージで首を吊り自殺をしました。自殺の理由は夫からの暴力だったのではないかと言われています。

母親の遺体処理

Garbage Bag Waste Non Recyclable - Free photo on Pixabay (411919)

現場を目撃した孝行は衝撃を受けますが、傍にいた父親は孝行に「母親を地面に降ろせ」と命令をしました。そしてあろうことか「失禁して漏れているから身体を拭け」と命令したのです。父親は母の死を目の前に動じることはなかったといいます。

淡々と実の息子に対して遺体処理を命令し、それに従う息子。家庭内での上下関係が完全に出来上がってしまっていたのです。このとき孝行は大きなショックを受けたといいます。そしてこのことをきっかけに人間の遺体に対する免疫が備わってしまったのでしょうか。

孝行は事件を起こした後、自らの手で弥生さんを押入れの中に、夕夏ちゃんを天袋の中に入れて隠しています。

父親はすぐに再婚

Heart Wedding Marriage - Free photo on Pixabay (411921)

孝行の母親が自ら命を絶ったあと、孝行の父親はフィリピン人の女性を再婚をしました。母親の自殺の原因は「夫からの虐待だ」といわれていましたが、父親は反省の色は微塵もなかったといいます。それどころか、孝行の母親の死後すぐに再婚をしているのです。

孝行の父親と母親の間には「愛」があったのでしょうか。そんなことに疑問を抱き、父親に対して憎悪を抱いたのか、孝行は父親の再婚あとに家出を繰り返すようになりました。本当の母親ではない女性と同じ屋根の下で暮らすことに嫌気が指してしまったという事もあるのでしょう。再婚相手であるフィリピン人の女性についての詳細は明らかにされていません。

高校卒業後就職

Entrepreneur Startup Start-Up - Free photo on Pixabay (411923)

父親の再婚後、孝行は家出を繰り返すようになりましたが高校を無事入学、そして無事卒業を迎えました。卒業と同時に孝行は、水道配管設備会社に就職をしました。晴れて社会人となった孝行でしたがその後、日本中が震撼する事件を引き起こしてしまうのです。

これまでに父親の暴力、母親の死という悲惨な人生を歩んできた孝行でしたが、すぐに就職をした孝行には働く気持ち・これからの将来を充実させようという気持ちがあったのでしょうか。少なからず、未来を見据えていたことは事実なのではないでしょうか。

就職後10日目に犯行

Faucet Well Water - Free photo on Pixabay (411925)

孝行は水道配管設備会社に就職し9日目までは会社に足を運んでいました。ですが就職後10日目に光市母子殺害事件を起こしてしまったのです。事件当初、仕事で使用している制服を身に纏っていました。

被害者・弥生さんは本物の制服を着た男性に不信感を抱く事はなかったでしょう。そして弥生さんの不信感を十分になくした上で背後から抱きつき、犯行に及んだのです。就職後に「弥生さんとヤりたい」というような趣旨の会話を父親と交わしていたといわれています。

大月孝行の家族構成

Family Baby Crawling - Free photo on Pixabay (411928)

悲惨な人生を送ってきた孝行でしたが、孝行を取り巻いていた家族はどんな人々だったのでしょうか。歪な家庭環境といえど、最愛の家族だったはずです。孝行のこれまでの家族構成は、父親・実の母親・再婚相手・2人の弟・祖母の6人で成り立っていました。

そして事件の犯人の家族となってしまった人々は事件後、どのような思いを抱き、どのような行動をしていたのでしょう。あまり開示をされていない情報の為、情報内容は薄いようです。インターネットに蔓延っている「憶測」も含めて紹介していきます。

父親

Human Man Face - Free photo on Pixabay (411930)

大月の父親はとても気性の荒い男でした。それだけではなく、金遣いも荒い・ギャンブル・女性も大好きでした。そのような性格が転じて妻への暴力が加速していきました。父親は事件発覚後も、メディアの前に現れては不可解な言葉を発言しています。

その内容から感じるのは「身勝手」「無責任」ということでした。そんな父親を見た世間の人々は「父親のせいで、息子である孝行が大きな事件を起こしてしまったのではないか」と考えるようになったのです。中には「こんな父親ならこういう息子になってもしょうがない、息子が可愛そうだ」という同情の声も聞こえました。

孝行の父親は事件発覚後、仕事を退職し何度か職を変えながら生活を送っています。そしてメニエール病が発覚し後遺症で片耳が聞こえないようです。

自殺した母親

Black And White Portrait - Free photo on Pixabay (411933)

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