プチエンジェル事件の概要と真相は？少女たちのその後と皇太子の噂も

この一連の騒動について2008年11月６日発売の週刊新潮が「贋作かホンモノか流出か・オークションに出品された『皇室の宝物』」と題した記事を掲載しました。これによりヤフオク事件が広く知れ渡ることとなり出品者の特定やその理由など様々な憶測がされるようになりました。出品された品には金属製の物もあり、それには撮影したであろう室内の様子や、カメラを構える人物が写っていましました。出品物を撮影した写真の室内の様子が同じだったことなどからTopukapu9denとkikueisya2008は同一人物であると特定されました。

では、このヤフーオークションに皇室関連の品物が出品された事件とプチエンジェル事件はどのように関わっているのでしょうか？これには皇太子妃雅子様に関する憶測がありました。

ご結婚当初から雅子様の母親の優美子さんが東宮御所に頻繁に出入りし御所に届いた贈り物を持ち帰っている、雅子様のご実家の小和田家が投資に失敗しお金に困っている、出品物の写真を撮影している人物が雅子様の実妹に似ているなど皇太子や皇太子妃を疑う内容の噂が多く、それにプチエンジェルの顧客リストに当時の徳仁皇太子の名前があったとの噂が入り混じったようです。実際にはこの2つの事件は直接的な関係はありません。

プチエンジェル事件の犯人「吉里弘太郎」

プチエンジェル事件を起こした吉里弘太郎とはいったいどのような人物なのか見ていきましょう。

生い立ち

吉里弘太郎は、若い頃はニューヨークやパリなどへ留学するなど、比較的裕福な家庭で育っています。東京芸大へ入学し、卒業後はデザイナーとして職に就いていました。大学在学中から複数の女性と交際しており、いわゆるヒモ状態だったと言われています。在学中には２年間ホストクラブでアルバイトをしておりこの間に水商売のノウハウが身に付き、人脈作りが行われたのかもしれませんね。

行方不明報道後の不可解な行動

この吉里弘太郎の自殺には不可解な点がいくつもあります。預金が35億円もあるといわれている人間が、わざわざ2台の高級外車フェラーリを売ってお金を作らないといけないという状況もよくわかりませんし、監禁を行う前に練炭や七輪を購入しているなど不可解な行動が多数あります。

また、自殺当日の2008年7月16日の午前11時〜12時ごろ、吉里弘太郎は「少女達に性行為をしていることを見せたいから、女性を派遣してほしい」という内容の電話を都内の風俗店にしています。1度は断られますが、1時間ごとに吉里弘太郎はなんとかならないかとしつこく電話を入れます。ついには「店長さん彼女でもいいから来て本番をするところを見せてほしい。今日しかないんだ」と懇願します。当然そのような要求は受け入れてもらうことは出来ず、その日の深夜に自殺しています。自殺を考えている人間がこのような行動をするでしょうか？吉里弘太郎の行動には謎が多くあります。

自殺ではなく他殺の可能性も？

自殺の方法が確実性に乏しく他殺を疑う声もあります。遺体が発見されたとき、ビニールシートの中は1000度を超える為、ビニールシートが溶けて外部の空気が入り自殺に失敗する可能性が高いという指摘がありました。

これに関しては報道番組内で検証が行われ「大量の睡眠薬を飲み目が覚めない状態で、椅子の下に七輪を置くことで熱が直接ビニールシートに当たらないため可能」とされました。しかし、自殺を考える人間が少しでも失敗する可能性がある方法を選ぶでしょうか？自殺方法にも疑問が残ります。

吉里弘太郎の家族は「全員自殺」

吉里弘太郎の家族は事件発生時点で父と兄がすでに自殺しています。また、事件の前年には母親が自殺未遂を起こしています。このような家庭環境も吉里弘太郎を自殺へと走らせた要因ではないでしょうか。

被害者少女たちのその後

プチエンジェル事件で監禁された少女達は、当時小学６年生で性犯罪に巻き込まれている可能性があるということから実名での報道はされませんでした。被害者の少女たちは今どのように暮らしているのでしょうか。

一般人に紛れて生活している説

この説が一番濃厚ではないでしょうか。実名報道もされていませんし、一般人として穏やかに暮らしていて欲しいですね。

殺されている説

想像したくはないですが、プチエンジェルの内情を知ってしまっている以上このような説が出てもおかしくないですね。

芸能界へ進出説

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プチエンジェル事件の犯人「吉里弘太郎」