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スカウトをしていた少女によると顔は厳選していたようですので、芸能界に入っている可能性もありますね。
デートクラブ「プチエンジェル」について
プチエンジェルの概要をみていきましょう。
女子高生を雇ってチラシ配布
プチエンジェルでは女子高生数人をスカウトとして雇い、渋谷や新宿でチラシを配って低年齢の少女を勧誘していました。自分と同じくらいや少しお姉さんという親近感から警戒心が解け軽い気持ちで在籍していったのでしょう。
年間会費が60万円
顧客側の年会費は60万円です。月にすると5万円ですがコースによってはオプション料金など発生していたようです。
システム料金
すでにプチエンジェルに在籍している少女が別の少女を勧誘してきて在籍人数が増えていきました。勧誘した少女が働き始めると紹介した少女に2~3万円がキャッシュバックされる友達紹介制度がありました。自分の身は守れて、時給制のアルバイトよりも稼げるために勧誘に力を入れていた少女も多くいました。また、小学生を紹介すると3万円が支払われるシステムでしたので若ければ若い子を在籍させるほど吉里弘太郎が儲かるシステムだったのですね。
秘密を共有して絆を深めていた
児童売春をしてる事が発覚すると困る身元がしっかりとした社会的地位の高い顧客ばかりを紹介制にして集めることでプチエンジェル、顧客側双方の秘密が守られていました。
プチエンジェル事件の謎
プチエンジェル事件は非常に多くの謎に包まれています。
アイマスクの謎
少女たちは監禁中にアイマスクを付けられます。見知らぬ少女を監禁しているわけではなく、少女4人は吉里弘太郎の顔を知っていますし、風俗店への電話では少女たちに性交渉を見せたいとアイマスクを外してもよいと思っていたふしもあります。なぜ、アイマスクを付ける必要があったのでしょうか。
行われない司法解剖
吉里弘太郎は練炭自殺により不審な死を遂げています。通常、自殺他殺にかかわらず、司法解剖はおこなわれるものですが、当時の捜査当局は「事件性なし」と司法解剖は行いませんでした。
被害者少女、証言の「食い違い」
事件現場のインターナショナルプラザ赤坂No.1はウィークリーマンションの為、壁は薄い作りになっています。小さな物音も壁越しに把握でき、実際脱出する際は物音がしなくなったからと証言しています。一方で何も聞いていないとの証言もあり証言が食い違っています。
保護した花屋の店員の証言の変化
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