2019年2月4日 更新

毒親の特徴9選!毒親への対処法と結婚後に困ることは?

毒親とは、過干渉やネグレクトなど様々な特徴があり子供にとって害ばかりを与える存在です。復讐を考える人もいますが、まずは結婚や就職を機に絶縁などの対処法をとらないと人生が台無しになってしまう可能性もあります。あなたの親が毒親かどうか、チェックしてみましょう。

毒親の意味とは?

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毒親という言葉を聞いたことはあるでしょうか。あまり聞き慣れない言葉ですので、毒親かどうかチェックしたり毒親への対処法を学ぶ前にまず言葉自体の意味を確認しておきましょう。現在毒親に悩まされている本人はもちろん、周りに毒親への対処法に悩んでいる人がいる人も、毒親の特徴を知るところから始める必要があります。

毒親の意味

Father Son Walk · Free photo on Pixabay (49666)

毒親とは、1989年に医療コンサルタントのスーザン・フォワード氏によって提唱された概念です。子供に悪影響を及ぼし、子供の人生に対して厄介ごとを持ち込む存在を示す俗語としても使われます。

悪影響を及ぼす方法は多岐に渡り、虐待のようなネグレクトや逆に子供の行動に対して過干渉に制限するタイプの毒親もいます。いずれも子供にとっては対処法が困難で、就職や結婚を機に絶縁を図ったり、子供の性格によっては毒親に対して復讐を企てる人もいます。

毒親の実態

Baby Child Father · Free photo on Pixabay (49667)

毒親は多くの場合、本人はその自覚を持っていないのが特徴です。「子供の自主性に任せていた」や、或いは「子供が危険な目に遭わないように親として保護をしていた」と主張する親が多いです。

金銭的に子供に対して負担を強いる毒親も多いですが、その際も「子供が年老いた親を助けるのは恩返しをする必要があるから当然のことだ」と主張して悪びれません。そのため、いざ子供に絶縁されても原因が自分にあることは分からず、役所の本籍や時には興信所などの力も借りて子供に接触を図ろうとする親が多いのも特徴と言えるでしょう。
Girl Father Portrait · Free photo on Pixabay (51065)

また、社会的な地位が高く、子供以外に対しては通常にコミュニケーションを取れるため、外部からは毒親だと気付かれにくい毒親もいます。その場合、いくら子供が周りの人に助けを求めても、毒親の「単なる反抗期です」という言葉を信じて救いの手を伸ばすのが遅れる可能性があるのも特徴です。

【チェック】毒親の特徴

Checklist Check List · Free photo on Pixabay (49668)

毒親という言葉の意味を確認したところで、実際に毒親の特徴をチェックしていきましょう。ただし、冒頭で解説した通り毒親には色々なタイプがいるので、今から紹介する特徴に当てはまらない毒親もいるので注意してチェックしてください。

あなたがいる前で溜息を吐く

Girl Sadness Loneliness · Free photo on Pixabay (49669)

毒親は子供の目の前で、遠慮なく溜息を吐きます。親としても疲れることや体調が悪い時もあるので致し方ない場面もありますが、毒親は子供を支配するために溜息で子供を威圧します。

そのため、特に子供が小さく親がいないと生きていけないうちは親の顔色を伺う癖を子供に強制的に付けてしまいます。反抗期などに子供が親に反抗した時も、大げさに溜息を吐いて子供の自主性を奪うことで、長い将来にわたり子供の人生全てを支配しようとします。

親基準で生きている

Blueprint Ruler Architecture · Free photo on Pixabay (49673)

毒親は自分自身の基準を絶対的に信じているのも特徴的です。自分の価値観が一番正しいと信じているので、子供に自我が芽生えてきてもそれを摘み取ろうとします。

支配欲が強いタイプの毒親は、子供の進学先や就職先まで自分の思い通りにしようとします。最初は抵抗していた子供も、次第に毒親に支配されることに慣れてしまって自立心が失われていきます。周りの人が気付いて子供自身に毒親の支配から抜け出すように促しても、その時には子供も支配されることが当然だと考えているので非常に対処が難しくなります。
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毒親の支配力があまりにも強い場合、助けようとする周囲を子供自身が敵だと認識してしまう場合もあります。その場合は、子供自身にもカウンセリングを受けさせるなど、長期的な方法で支配から逃すように手配する必要があります。

親の言うことを聞かないと家庭の空気が悪くなる

House Cemetery Haunted · Free photo on Pixabay (49674)

多くの場合、子供は親の機嫌の悪い時は家の居心地が悪いと感じます。毒親はそれを逆手に取り、子供や親の言うことを聞かなかった時に意図的に機嫌を悪くして子供に罪悪感を与えようとします。

親の顔色を見ることに慣れてしまった子供は、選択の際に常に親の機嫌が悪くならないかを基準に決断する癖がついてしまいます。その結果、子供の自主性は徐々に失われて成人して十分な資金力や体力を身に着けてからも毒親の思い通りにしか選択ができないようになってしまいます。
Villa House Gloomy · Free photo on Pixabay (51075)

毒親の思い通りの選択をすることに子供が慣れてしまうと、子供にとってもそれが心地良く感じられてしまいます。そのため、将来的に結婚して別の家庭を築いた後も毒親の指示通りの家庭にするように努力し、自分の子供に対しても支配的な毒親になってしまうという負の連鎖が起きる場合もあります。

あなたという人間性を否定する

Denied Insurance Rejected · Free image on Pixabay (49675)

毒親は子供自身の人格を否定することで自信を喪失させます。新しい服を買った時に「スタイルが悪くてどうせ似合わないからやめなさい」と言ったり、習い事をしたいと言った時も「あなたはどうせ何をやっても才能がないから無駄」と全面的に否定します。

自分自身に対する自信がなくなってしまった子供は、自分の力で何かを選択したり新しいことに挑戦する気力がなくなります。その結果、いつまで経っても毒親の顔色を伺わなければ何もできないような子供に育ってしまいます。

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