2019年7月23日 更新

35歳から妊娠確立が一気に下がる?35歳からの妊活と妊娠のリスク

35歳の出産は高齢出産とも言われ、妊娠の確率が低下しやすいです。生まれてきた子がダウン症になるリスクもあるのですが、35歳は初産だけでなく二人目や三人目のケースも多いです。結婚後に妊活して35歳に妊娠する人もいるのですが、35歳の妊活やリスクをご紹介します。

35歳での妊活や出産への不安

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皆さんは35歳の妊娠・出産についてどのようなイメージをお持ちですか?35歳と言えばまだ妊娠が厳しくなると言われている40歳よりも5年若い歳ではあるのですが、主に35歳は高齢出産の部類に入ります。

近年では晩婚化が進んでいることから高齢出産になっている人は多いのですが、35歳の妊娠と出産にもそれなりのリスクが存在します。もちろん人によってや、その時のタイミングによって妊娠のリスクは変わるのですが、35歳は高齢出産にもなるため若いときと比べてある程度のリスクを考えておく必要があります。

今回はそのような35歳の妊娠・出産についてご紹介していきます。

30代後半からの未婚率と結婚できる確率

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35歳の妊娠や出産についてご紹介するのですが、まず最初は多くの女性が気になる30代後半の結婚事情についてです。

先程も触れたように、近年では晩婚化が進んでいる影響もあって未婚の確率が上昇していると言われています。この晩婚化の影響は時代背景などからも影響を受けているのですが、充実した生活を一人でも送ることができる点や結婚に対するイメージが悪くなっていることからきているとされています。

妊娠出産するためにはまず結婚をする必要があるのですが、実際に30代後半の未婚率や結婚率についてご紹介しますので是非チェックしてみてください。

30代後半の未婚率

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晩婚化の影響を考えた際に多くの人が気になるのが30代後半の未婚率についてではないでしょうか。

35歳はまさに30代後半に当てはまるのですが、多くの女性は30歳前後から結婚に対して焦りを感じ始めます。現在では未婚率や結婚率などを国の総務省が国勢調査結果として発表しているのですが、1950年には30代後半の女性の未婚率はわずか「3%」でした。

しかし、1995年の段階では未婚率が「10%」になり、近年の2015年では30代後半の未婚率が「23.9%」にもなっています。この数字からもわかるように、30代後半では年々未婚者が急増していると共に、現在ではおよそ4人に1人の人が未婚者という状況になっています。

結婚できる確率

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現在も未婚率が上昇しているともされているのですが、やはり晩婚化の影響はかなり大きいです。次も多くの女性が気になる結婚できる確率についてご紹介します。

結婚確率も国勢調査結果として公表されているのですが、結婚確率では平成22年と27年の調査結果が発表されています。30歳から34歳の未婚率が平成22年の段階では「33.3%」で、それから5年後の平成27年の段階では「23.3%」にまで減少しています。
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この点を踏まえると5年間で未婚者が3人に1人だったのが4人に1人に変わっているため結婚できた人が多いイメージになりやすいのですが、5年でわずか10%しか減っていないので、およそ未婚者から3人に1人程度しか5年間で結婚できていない計算になります。

なかなか国勢調査を毎年チェックしているという人も少ないのですが、国勢調査結果を計算してみると、30代後半の結婚率は多くの人が考えている以上に悪い状況にあるということが言えます。

35歳の自然妊娠の確率

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ご紹介したことからもわかるように30代後半の女性は未婚率の増加・結婚確率の減少が現状となっています。

35歳までに結婚する人は先程ご紹介した調査結果からもわかるように4人に3人程度は結婚しているのですが、結婚までがゴールではないと考える人も多いです。

結婚をすると次第に好きな人との間に子供がほしいと考える女性は極めて多いと言えます。しかし、最初にも挙げたように歳を重ねるほど妊娠の確率が下がっていきます。30代の自然妊娠はどのくらいの確率なのか30代前半と後半にわけて確率をご紹介しますのでご参考にしてください。

30~35歳の自然妊娠の確率

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30代の自然妊娠の確率も様々な調査結果が存在し、時期や調査地域によって確率の誤差はでるのですが、一般的に言われている1ヶ月で自然妊娠ができる確率として30歳から35歳の確率はおよそ「20%」程度と言われています。

この確率は多くの人がイメージできるように30代前半の夫婦が子供がほしいと考えて性行為を行なった場合100組中およそ20組しか妊娠できないという確率になります。

もちろんこの数字は机上の確率であり、実際はこの数字よりさらに低い場合もあります。わずか5組に1組しか自然妊娠ができない確率でもあるため、30代前半の自然妊娠でもかなり確率が低いという点がお分かりいただけるのではないでしょうか。

35~40歳の自然妊娠の確率

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次にご紹介するのは多くの女性が気になる35歳から40歳までの自然妊娠の確率です。

30代前半の女性の自然妊娠の確率と同じ調査結果から出されている確率では、30代後半の自然妊娠の確率はおよそ「10%」とされています。

まさに10組から1組しか1ヶ月での自然妊娠は望めないという確率になっています。先程もご紹介したように調査結果によっては数字にブレがあるのですが、他の調査結果をみてもやはり30代後半の自然妊娠の確率は10%代となっています。

30代後半から一気に確率が下がる

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30代前半での1ヶ月での自然妊娠はおよそ「20%」で30代後半になるとおよそ「10%」まで下がるのですが、この調査結果からもわかるように、同じ30代でも前半と後半で大きく確率に差が開いていると言っても過言ではありません。

最初にも挙げたように35歳は高齢出産とも呼ばれているのですが、30代後半にもなると一気に自然妊娠の確率が下がります。

30代前半のときよりもさらに半減しているような状態なので、30代後半での自然妊娠はかなり厳しいという点がお分かりいただけるのではないでしょうか。

「高年初産婦」とは?

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35歳以降での自然妊娠の難しさについてご紹介しましたが、先程も触れたように35歳は高齢出産とも言われます。

歳を重ねた頃に出産することを考えた際には「高齢出産」について調べる女性が多いのですが、その時に高齢出産という言葉と共に登場することが多い言葉では「高年初産婦」が挙げられます。

この高年初産婦も35歳以上の出産のことを意味している言葉なのですが、定義としては35歳以上の高齢出産でもさらに初めての出産する女性のことを指します。この高年初産婦という言葉を使うと高年初産婦のほとんどの女性が出産に対して大きな不安を抱えていることが多いです。

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