2019年8月11日 更新

「彩」ってどんな意味?「彩」がつく名前を一挙紹介!

女の子の名前で人気の高い「彩」という漢字ですが、どんな意味を持つのか詳しく知りたい方もいらっしゃると思います。今回は、お子さんんお名前を付ける際、「彩」という漢字を使いたいと思っている方に向けて、漢字の意味と「彩」がつく名前を一挙にご紹介します!

「彩」という漢字の基本情報

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女の子の名前に使われる漢字で人気のある「彩」は、確かに女の子らしい響きがあり、芸能界で活躍する女優やアイドルにも多い名前です。

「彩」という漢字を見ると、色彩や水彩、彩色など、色に関する漢字だということは分かるのですが、その意味についてはあまり詳しく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?最初に「彩」という漢字の基本情報についてご紹介します。

まずは「彩」という漢字の持つ意味やイメージを知ることから始めましょう。

読み方

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「彩」という漢字は、訓読みでは「いろど(り)」「いろど(る)」「あや(なす)」と読みます。音読みでは「サイ」ですね。

ちなみに訓読みとは、元々中国からやって来た漢字が持つ意味を、日本語に翻訳したもので、音読みは中国語の発音に基づく読み方です。「彩」という漢字の「采」は、木の実などを手で摘み取ることを表していたのですが、それが転じて草木から美しい色とりどりの実や葉・花などを採るという意味になったそうです。

「彩」という漢字を使った熟語には、「光彩(キラキラと輝く光)」「多彩(色の種類が多い事)」「彩筆(色を塗る筆)」などがあります。

名乗り

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名乗りとは、人の名前に使用される漢字の読み方で、通常の音読みや訓読みと異なる読み方のことを言います。ちなみに、「彩」という漢字の名乗りには「あ」「いろ」「さ」「たみ」「てる」などがあります。

「彩」を名乗りとして使用した名前には、女の子ですと「彩衣(あい)」「彩綾(さあや)」「千彩(ちさ)」「彩樹(さき)」「里衣彩(りいさ)」などがあり、男の子ですと「彩十(あやと)」「彩善(さよし)「飛彩士(ひさし)」などがあるようです。

画数

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私たちの名前は、色々な漢字から成り立っています。もちろん、漢字一文字の名前の方もいらっしゃるでしょうが、名前に漢字が2つ、3つ使われている方もいらっしゃるでしょう。名前に使われる漢字には、相性の良いものと悪いものとがあり、相性の良い同士がくっつくと吉画数になるのだそうです。

「彩」という漢字自体の画数は11画ですが、他の漢字と組み合わさった場合、13画・16画・23画・32画になると大吉画だと言われています。足すと良い漢字の例として「人」「善」「夏」「華」「隼」「姫」などがあります。

意味

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「彩」には、「いろどり」「模様」「つや」「輝き」という色に関する意味や「色をつける」「飾る」といった意味があります。

彩の「采」の部分は手で木の実を採っている場面を表現したもので、そこに髪の毛が流れている形を表した部首「さんづくり」が合わさり、木から色とりどりの実や葉・花などを採って髪を飾るという意味になっているのだそうです。

そして、髪を飾った美しい姿から派生して、「彩」には「美しさ」や「(美しい)形・姿・様子」の意味も含まれるようになりました。

「彩」という漢字を使った理由

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お子さんの名前というのは、ご両親から贈られる生まれて初めてのプレゼントです。ですから、贈る方のご両親も、素敵な名前にしたいと思って一生懸命名前を考えていらっしゃることでしょう。

特に、名前の持つイメージというのは非常に大切なものですので、「彩」を使った名前にはご両親の様々な願いや思いが込められています。

「彩」という漢字が持つ意味からは「彩り豊か」「芸術的なセンスがある」といったイメージが浮かんできますが、実際のところはどうなのでしょうか?早速、「彩」という漢字を名前に使った理由について見て行きましょう。

彩り豊かな人生を送れるように

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「彩」という漢字には、「色どり」や「輝き」「草木や花の色が鮮やか」といった意味があります。そこから、シンプルに彩りのある豊かな人生を送れるようにという願いを込めて、名前に「彩」という漢字をつけるご両親が多い様です。

「彩」という漢字には、女性らしい響きの「あや」のほかに、音読みの「さい」や名乗りなど、他の漢字と組み合わせやすいという特徴があります。

例えば、女の子の名前の場合ですと「彩乃(あやの)」や「彩佳(あやか)」「彩美(あみ)」、男の子の名前の場合ですと「彩都(あやと)」や「彩太(あやた)」「彩玖(さく)」などのように非常に自由度の高い使い方が出来るので人気があるのです。

際立って優れた人生を送れるように

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「彩」という漢字には「異彩を放つ」という慣用句があります。この言葉の語源は、他と比べてひときわ目立った光や色彩をはなっている、他と異なって目立った色彩という意味でしたが、そこから転じて才能や能力が他と比べて際立って優れている様子という意味で使われるようになったとされています。

そこから、際立って優れた人生を送れるようにという願いを込めて、お子さんの名前に「彩」という字を使うご両親も少なくないようです。この使い方であれば、女の子だけでなく、男の子にも「彩」という漢字の名前を使っても違和感がないですね。

前向きで明るい人になるように

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「彩」という漢字を使った慣用句には、他に「彩りを添える」という言葉があります。この言葉の語源は、絵筆などで色を付け加えていく、色鮮やかになるように手を加えて行く様子を表すものでしたが、そこから転じて、人生に変化を加えて面白みを増すといった意味で使われるようになりました。

そこから、自分の人生を主体的に生きられる前向きで明るい人になるように、自分の人生に自ら彩を加えられる人になるように、という願いを込めて「彩」という漢字を名前に使うご両親もいらっしゃるようです。

芸術的センスに恵まれるように

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