2019年10月19日 更新

45歳が妊娠する確率は?高齢出産のリスクや不妊治療の方法も

晩婚化が進み40代での初産や、高齢出産も珍しくありません。しかし、40歳以上の自然妊娠の可能性は低く、20代の妊娠確率よりは圧倒的に低いのです。40代での妊娠には体外受精や不妊治療が必要になることも。この記事では、出産リスクと治療についてご紹介していきます。

目次

妊娠に関する正しい知識を持っているから

Adult Baby Background - Free photo on Pixabay (118082)

インターネットの普及により、自宅でも通勤中でも、手軽にさまざまな情報を手に入れられる時代です。また、有名人や専門家ではなく、一般的な人々も情報を世界中に発信することができます。つまり、一昔前の情報や何かしらに偏った情報、または全く根拠のない情報までも、ちまたに溢れかえっているということです。

一度、妊娠・出産を経験した女性は、専門家である医者の指導を受け、妊娠・出産に関する正しい情報を持っています。しかし、初産の女性はそれらの情報を持っておらず、インターネット上にある多くの情報から、取り入れるべき知識を選別しなければならないのです。

妊娠に関する正しい知識を持っていることから、経産婦は同年代の40代女性よりも自然妊娠確率が高くなりますし、間違った情報を知識として持ってしまいやすい初産になる40代女性は、自然妊娠確率が低くなってしまいます。

45歳で初産は可能?30代後半以降の妊活で気を付けること

Young Woman Girl - Free photo on Pixabay (118087)

45歳での自然妊娠確率は非常に低く、不妊治療を始めたとしても、妊娠・出産確率は決して高くありません。妊娠や不妊治療を考えるためには、生活スタイルや経済状況などあらゆることと併用して考える必要があるのですが、可能なら30代後半には、不妊治療や妊活について考える方がいいでしょう。

ここからは、30代後半以降の妊活について、注意事項や気を付けておくことについて、紹介していきます。妊活や不妊治療の判断基準にしてみましょう。

事前に産婦人科で夫婦両方の現状をチェックする

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妊活を始める前に、可能なら夫婦そろって産婦人科で検査を行いましょう。結婚前に、妊娠や出産に影響を与える疾患等がないか、女性を対象に調べる婦人科検診のことを「ブライダルチェック」と呼びます。しかし、30代後半以降で行うのは、女性だけではなく男性も必要です。

妊娠をしずらい状況にたいして、現代でもまだ女性に原因があると考えている人も少なくありません。しかし、妊娠というのは男性・女性共に重要であり、女性が要因で妊娠しないことばかりではないのです。妊活を始める前に、現状について正しく知る必要があります。

男性にとって産婦人科や婦人科は馴染みがなく、「検査」ということに抵抗を感じる男性も少なくありません。しかし、妊娠や妊活は夫婦の問題であり、協力し合うことが必要であると理解してもらいましょう。

検査で問題があった場合はすぐに不妊治療を開始する

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産婦人科または、婦人科で検査した後、何らかの問題があった場合は、すぐに不妊治療を開始しましょう。妊娠は、時間の経過とともに確率が低くなり、より妊娠が難しくなっていきます。

「問題」があったと聞くと、落ち込んだり、悩んだりしてしまうかもしれませんが、そういった時間の使い方をするよりも、適切な治療を一刻も早く開始する方が、妊娠するためには必要です。辛い時こそ、夫婦で支え合い、不妊治療に踏み切ってみましょう。

問題が見つからなくても自然妊娠を待ち過ぎない

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検査によって、なんら問題が見つからない場合もあります。医者の助言を受け、自分たちで自然妊娠を待つ夫婦もいますが、問題がなかったとしても、自然妊娠を待ち過ぎない方がいいでしょう。

なぜなら、時間の経過とともに、何もしなくても、何の原因がなかったとしても、妊娠確率が低下していくからです。不妊治療について、何かしらの疾患や問題があった人たちが受けるものだと考えている人がいますが、何の問題がなくても不妊治療を受けることは可能になります。

妊娠できない可能性があることも覚悟する

Couple Bride Love - Free photo on Pixabay (118094)

どれだけ健康で、どれだけ仲のいい夫婦であっても、子供を授からない場合もあります。妊活や不妊治療を始めると、「子供を産む」ということばかりに固執してしまい、これまで仲が良かった夫婦関係が崩れたり、健康状態を壊してしまう恐れもあるのです。

妊活には、絶対といった状況や項目はなく、全てが上手くいっていても、子供を授からない場合もあります。妊活を始める前に、子供を産まない人生についても考えておく必要があるでしょう。

不妊治療に入る前に!夫婦で話し合っておくべきこと

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妊活や不妊治療は、女性だけが努力するものでもありませんし、男性が受動的であってもいけません。妊娠・出産というものは、夫婦2人の問題であり、話し合っておくべきことが多数存在するのです。

不妊治療を検討している夫婦、またはカップルは、不妊治療に入る前に、これから紹介する事柄をパートナーと話し合ってみましょう。そうすることで、妊活や不妊治療後子供を授からなかったとしても、2人の関係を壊すリスクを減らすことができます。

子どもを持たないという選択肢はあるのか

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まずは、子供についての価値観について、話し合ってみましょう。「絶対に子供が欲しい」のか、夫婦2人でもいいのか、ある程度意見を合わせておく必要があります。

なぜなら、子供を産むことへの温度差があると、どちらか片方が頑張りすぎたり、ノイローゼとなり、関係性やバランスが崩れる恐れがあるのです。

どの程度治療に費用を掛けられるのか

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不妊治療には、高額な費用が掛かる場合もあります。一部の不妊治療は、保険適用となりますが、ほとんどの不妊治療は保険適用外となり、全額実費負担となるのです。不妊治療では、治療内容によって数千円~数十万円の費用が掛かります。

また、数十万円という金額を支払ったからといって、必ず妊娠するとも限りません。1回の治療で数十万円かかり、それが治療するたびに発生することもあるのです。不妊治療を始める前に、どの程度費用をかけるか、夫婦で決めておく必要があります。

事前に決めておかなければ、治療によって高額な費用が発生すればするほど、止め時がわからなくなり、自分たちの生活全てを脅かす場合もあるのです。

妊娠できなかった場合に治療を終了するタイミングについて

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前項でもお伝えしたように、不妊治療では止め時を決めておくことが非常に重要になります。不妊治療では、高額な費用が掛かるため、「今止めたらこれまでの費用がもったいない」「次は妊娠できるかも」といった期待感を持ってしまい、何年も止め時が分からず続けてしまう夫婦も少なくありません。

不妊治療を始める前に、どのタイミングで治療を止めるのか、どういった状態で治療を諦められるのか、しっかりと決めておく必要があります。

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