目次
- 意外と重要な血液型の組み合わせ
- 知ってる?そもそも血液型とは?
- 発見と歴史
- 当初はC型だった
- 【血液遺伝の組み合わせ表】組み合わせの確率・割合は?
- A型×A型
- A型×B型
- A型×O型
- A型×AB型
- B型×A型
- B型×B型
- B型×O型
- B型×AB型
- O型×A型
- O型×B型
- O型×O型
- O型×AB型
- AB型×A型
- AB型×B型
- AB型×O型
- AB型×AB型
- ありえない!子供として産まれない血液型の組み合わせ
- 相性がいい血液型ランキング!
- 【3位】A型×A型
- 【2位】B型×O型
- 【1位】A型×O型
- 相性が悪い血液型ランキング!
- 【3位】AB型×B型
- 【2位】B型×A型
- 【1位】AB型×O型
- 更に詳しく!星座×血液型で分かる!相性ランキング
- 【3位】おうし座O型×かに座O型
- 【2位】かに座B型×かに座AB型
- 【1位】ふたご座A型×いて座O型
- 血液型が適合しないと輸血できないのは何故?輸血できる血液型は?
- A型
- B型
- O型
- AB型
- みんなが知らない!ハナタカ血液型雑学
- 血液型は変わる?
- AB型は軽度認知症のリスクが?
- B型は長生き?
- O型は心臓病になりにくい?
- O型は糖尿病になりにくい?
- 世界で数人!「黄金の血」とは?
- 血液型に囚われすぎないように生活をしよう!
via pixabay.com
次は血液型に関する雑学をご紹介します。
血液型は変わる?
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血液型は両親の遺伝子を一個ずつもらって出来ているため、原則的には一生涯変わることはないとされています。ただし、白血球が異常に増殖する白血病により骨髄移植を受けた患者さんの中には血液型が変わる方もいると言われています。
人間の白血球には、ヒト白血球型抗原と呼ばれる型があります。この型は10万人に一人の割合で適合するのだそうですが、運よく型が適合しても、赤血球の血液型(ABO式)が違う場合があります。本来であれば別の血液型同士で拒絶反応が起こるのですが、血液の血漿成分を全て入れ替えたり、免疫抑制剤などで拒絶反応が起こらないようにして骨髄移植が行われます。
そして移植された骨髄は、白血球だけではなく赤血球も作っているため、B型の患者さんがA型の方の骨髄を移植された場合、その後の血液型はAに変わるということが起こるのだそうです。
人間の白血球には、ヒト白血球型抗原と呼ばれる型があります。この型は10万人に一人の割合で適合するのだそうですが、運よく型が適合しても、赤血球の血液型(ABO式)が違う場合があります。本来であれば別の血液型同士で拒絶反応が起こるのですが、血液の血漿成分を全て入れ替えたり、免疫抑制剤などで拒絶反応が起こらないようにして骨髄移植が行われます。
そして移植された骨髄は、白血球だけではなく赤血球も作っているため、B型の患者さんがA型の方の骨髄を移植された場合、その後の血液型はAに変わるということが起こるのだそうです。
AB型は軽度認知症のリスクが?
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アメリカのヴァーモント大学の研究で、AB型が他の血液型と比べて将来認知機能や記憶力に障害をきたすリスクが高いことが明らかになりました。この研究は45歳以上を対象に3万人以上の参加者を約3年半にわたって調査したもので、研究を行っている期間に4回の認知機能検査を行った結果、記憶障害または認知機能の障害を発症した495人のグループが抽出されました。
そして発症したグループと、認知機能の障害などを発症しなかったグループの血液型分布を比較したところ、アメリカの全人口のうちAB型は4%ですが、記憶障害を起こしたグループではAB型の人が6%だったということです。こうした研究結果から、AB型の人は他の血液型と比べて、記憶力や認知機能などに障害を発症する可能性が高いことを結論付けています。ちなみに最も発症リスクが高いO型と比べた場合、AB型の発症リスクは82%も高いのだそうです。
そして発症したグループと、認知機能の障害などを発症しなかったグループの血液型分布を比較したところ、アメリカの全人口のうちAB型は4%ですが、記憶障害を起こしたグループではAB型の人が6%だったということです。こうした研究結果から、AB型の人は他の血液型と比べて、記憶力や認知機能などに障害を発症する可能性が高いことを結論付けています。ちなみに最も発症リスクが高いO型と比べた場合、AB型の発症リスクは82%も高いのだそうです。
また、AB型は血液を凝固させるたんぱく質のうち8番目の濃度が高く血栓ができやすいのだそうです。血栓は脳血管性認知症などを引きおこすリスクがあるため、AB型はこの因子が他の血液型よりも高いことが分かっているそうです。
B型は長生き?
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2004年東京都に住んでいる100歳以上のご長寿269人を調査したところ「100歳以上の内訳は、A型34.2%、O型28.3%、B型29.4%、AB型8.2%」だったそうです。日本人全体でのB型の割合は約22%ですので、東京都のB型は長生きといえるのかもしれません。
O型は心臓病になりにくい?
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アメリカのハーバード大学が約20年間にわたり約9万人を追跡調査したところ、心筋梗塞や狭心症の発症リスクはO型が一番低かったそうです。O型に比べて、他の血液型の心臓病発症リスクはAB型が20%多く、B型が11%多く、A型が8%多かったそうです。また、アメリカ国立衛生健康研究所が約7年間にわたりおよそ5万人の調査を行ったところ、O型は他の血液型に比べて心臓病で亡くなるリスクが15%低く、また早死にするリスクが9%低いという調査結果が出ているのだそうです。
O型は糖尿病になりにくい?
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フランス国立保健医学研究所が約18年間にわたり約6万人を追跡調査したところ、糖尿病の発症率はO型が一番低く、O型に比べてB型は21%、AB型は17%、A型は10パーセント高いことが報告されています。
世界で数人!「黄金の血」とは?
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「黄金の血」とは、どんな人に輸血しても免疫の拒絶反応が起きない、世界で200万人に一人しか持たない貴重な血液のことを言います。人間の赤血球の表面には抗原という免疫反応を引き起こす物質が存在し、その種類は最大で342種類にも及ぶのだそうです。そしてその抗原によってA型やB型などのように血液型が分類されるのです。
血液型というとABO式がオーソドックスではありますが、血液型には他にもRh抗原という抗原を持っているかいないかで血液型を分類する方法があり、実は「黄金の血」にはA型抗原やB型抗原はあっても、このRh抗原がないと言われています。このRh抗原を持たない血液型のことをRhnull(アールエイチ・ヌル)と言い、輸血に特に関係があるRh抗原を持っていないために、誰にでも輸血が可能とされているのです。「黄金の血」という名前は、パリの国立免疫血液学研究所の所長がそう呼んだことから名付けられました。
ただしA型・B型抗原も組み合わせて考える必要があるので、完全にどんな人にでも輸血が大丈夫とされている「黄金の血」はO型のアールエイチ・ヌルだけと言われています。
血液型というとABO式がオーソドックスではありますが、血液型には他にもRh抗原という抗原を持っているかいないかで血液型を分類する方法があり、実は「黄金の血」にはA型抗原やB型抗原はあっても、このRh抗原がないと言われています。このRh抗原を持たない血液型のことをRhnull(アールエイチ・ヌル)と言い、輸血に特に関係があるRh抗原を持っていないために、誰にでも輸血が可能とされているのです。「黄金の血」という名前は、パリの国立免疫血液学研究所の所長がそう呼んだことから名付けられました。
ただしA型・B型抗原も組み合わせて考える必要があるので、完全にどんな人にでも輸血が大丈夫とされている「黄金の血」はO型のアールエイチ・ヌルだけと言われています。
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ですが悲しいことに、多くの人を助けることの出来る「黄金の血」を持つ人は、いざ自分が輸血を受ける必要が出てしまった際には、輸血可能な血を見つけることは不可能に近いと言われています。もちろん、まったく輸血を受けることが出来ないというわけではないようですが、輸血を2回以上受けてしまうと、その血液に対して抗体が出来てしまい、免疫拒絶反応が出て死に至る危険性があるのです。
血液型に囚われすぎないように生活をしよう!
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ここまで、血液遺伝の組み合わせ表、血液型別相性ランキング、ありえない血液型の組み合わせ、輸血が可能な血液型や雑学まで、血液型の組み合わせで何型の子供が生まれるか知りたい方や相性を知りたい方のために幅広くご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。血液型についてより知識を深めて頂ければ幸いです。
この記事では血液型の相性などをご紹介しましたが、人の性格は血液型だけで判断できるものではありません。血液型はあくまでもその人の一部として、血液型に囚われすぎてしまわないように、雑学や知識を生活に役立てていけると良いですね。
この記事では血液型の相性などをご紹介しましたが、人の性格は血液型だけで判断できるものではありません。血液型はあくまでもその人の一部として、血液型に囚われすぎてしまわないように、雑学や知識を生活に役立てていけると良いですね。
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