2019年7月29日 更新

座っているとお尻が汗だくに!お尻の汗原因と対策や対処法

夏は特に汗を良くかく季節です。座っていて気づいたらお尻が汗だらけになり、パンツまで濡れていた経験がある人も多いのではないでしょうか。お尻は敏感な部分のため、汗が原因でかゆみやかぶれが起こることも少なくありません。今回はお尻の汗の原因と対策を紹介します。

お尻の汗をかきすぎるのはなぜ?

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人は誰でも汗をかきます。汗をかくことで体温を調整しているため、運動時や気温が高い夏の時期は特に汗を良くかくでしょう。しかし、それがある部分だけ汗をかく場合はコンプレックスに感じることもあります。その中でも、動いてなくてもお尻に汗をかくと悩む人は少なくありません。

汗に関する商品は多くの種類が販売されていますが、自分に合ったものを見つけられなかったり体質に合わず悪化してしまったりすることもあります。またお尻はデリケートゾーンに近く、肌が弱いので選ぶのが難しいことも多いです。

今回は、お尻の汗について、その原因や対策方法を詳しく紹介していきます。

お尻が汗だく!お尻の汗の悩み

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顔や脇が汗だくになるのに比べて、お尻は対面では気づかれにくい反面、お尻を見られたらすぐに気づかれてしまいます。そして場所が場所なだけに、周りの人も指摘しにくく、いつのまにか恥をかいていたこともあるのではないでしょうか。

お尻の汗を特にかきやすい夏が来るのが憂鬱、いっそのこと全て汗腺をとって汗をかかなくしたい!そう思っている人もいるでしょう。女性だけではなく、男性もお尻の汗で悩んでいる人は少なくありません。

では、具体的にどのようなお尻の汗の悩みを抱えているのでしょうか。

長時間座っていて立ち上げると服がくっつく

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立っている時はお尻の汗は気になりにくく、長時間座った後立った瞬間に気になるという人が多いです。汗をかいて肌がじっとり濡れたところに、服が張り付く感覚がとても気持ち悪く感じる人も多く、夏場はなるべく座りたくないと思う人もいるでしょう。

また、立ち上がって服が張り付いたところを誰かに見られて恥ずかしいと感じた人もいます。立ち上がる前に拭くことが理想ですが、人前でお尻を拭くのは現実的ではありません。

服が汗でくっつくことを想定して服を選ぶため、夏場は自分が着たい服を自由に着られなくて悩む人も少なくありません。

服が汗で濡れることも

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汗をかく主な機能は体温を下げるためであり、汗をかくことで蒸発し、同時に体の熱をうばっていきます。しかし、一度に大量の汗をかきすぎると、蒸発する前に服が汗を吸収してしまい、服が濡れてしまいます。

服が濡れると、服の色によっては周りに分かってしまい、周りはあまり気にしていなくても見られている感じがして仕事やデートに集中できなくなってしまうでしょう。

脇汗は気にする人が多いので、対策グッズも多く出ていますが、お尻は脇に比べてマイナーな場所なので対策グッズが少なく困っている人もいます。

椅子に汗がにじんでしまう

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長時間椅子に座った後、立ち上がると椅子まで濡れていた経験はありませんか。椅子の材質によっても異なりますが、合皮やプラスチックの場合、通気性がよくないので汗を吸収したり蒸発させたりできず、そのまま椅子に汗が溜まってしまいます。

本革は動物の皮からできているので表面に毛穴があり、そこから呼吸するように風通しが良いことが特徴です。しかし本革は高いため、デスクワークなどで使用されているのはそれ以外の呼吸をしない製品がほとんどです。

椅子が布でできている場合には、汗を吸収してくれますが、蒸発させる力が弱いためそのまま染みのように目立ってしまい、立ち上がって恥ずかしい思いをすることも少なくありません。

お尻からの汗は臭くなりにくい

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汗は汗腺から出ているものですが、汗腺には2種類あります。大汗腺とも呼ばれるアボクリン汗腺と小汗腺とも呼ばれるエクリン汗腺があります。アポクリン汗腺が脂質やタンパク質を含んだ汗を放出し、それらが分解されるときに臭いを発生させます。

この汗腺は欧米人に比べて日本人は少ないと言われていますが、体質によっても異なり、脇や乳輪、外耳道、へその周辺などに分布しています。一方でエクリン汗腺は全身に分布しており、体温調節のために出す汗で無味無臭であることが特徴です。

お尻に分布しているのはエクリン汗腺であるため、汗をかいた直後は無味無臭であり、臭いを発生しにくいとされています。しかし、それが服について細菌が繁殖した場合には臭いを発することもあるため、お尻の汗だからと見逃すことはできません。

お尻の汗を放っておくと?

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お尻の汗を拭くためだけにトイレに行くのは面倒くさい、いつの間にか汗をかいてしまっていることもあるでしょう。他の部位に比べてお尻にかく汗は放置してしまいがちです。

では、お尻の汗を拭かずに放置しているとどのようなことが起こるのでしょうか。

かゆみや吹き出物ができやすくなる

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通常、お尻は脇や手足に比べて汗をかきにくい部位です。そのため、乾いている状態のことが多いです。これが汗で濡れた状態であると、お尻はいつもより敏感に刺激に反応するようになってしまいます。

その結果、お尻にかゆみが生じたり吹き出物が出やすくなったりします。しかしかゆくなってもお尻なので人前で堂々とかくこともできず、いつまでもかゆみが続いてしまいイライラしてしまうでしょう。シャワーを浴びたらすっきりしますが、出先では難しいです。

また、吹き出物をかいてしまうと跡になり、恋人に見られるのが恥ずかしくなったり好きな水着を楽しめなくなったりします。

服についた汗で細菌が繁殖

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汗はかいたらこまめに拭き取るのが理想です。しかし手足のようにすぐにタオルで拭き取ることができないため、ついつい放置してしまいがちです。汗をかくと蒸発しようとして下着や服に浸透します。

肌の上に汗をかいている状態ではただの汗ですが、服に浸透してしまうと細菌が繁殖する可能性が高くなります。汗をかいた後の服が何となく汗臭いと感じるのは、服についた汗が原因で細菌が繁殖し、それが臭いを発生させているのです。

もちろん臭い以外にも細菌が繁殖している状態は体にとっていいものではなく、人によっては細菌へのアレルギー反応が出ることもあります。

お尻に汗をかく原因

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