2019年3月19日 更新

世捨て人の生活となり方は?向いている人の特徴とメリット

仕事が嫌で会社を辞めたい人にとって世捨て人は憧れの存在です。たまにニートと世捨て人を混同する人もいますが、意味には明確な違いがあり世捨て人は生活に張りがあるのが特徴です。世捨て人にはどのように行動すればなれるのでしょか。なり方を紹介していきます。

目次

人里離れた山奥へ引っ越す

House Thatched Cottage Dune - Free photo on Pixabay (101745)

現在の住居のまま、世捨て人になるのは基本的に難しいでしょう。いくら連絡先を消去しても、友人が突然家に遊びに来る可能性もありますし、住宅地に住んでいるのであれば隣の人の生活音などで世間との関わりが生まれてしまいます。

世捨て人になるためには、まず人里離れた山奥へと引っ越しましょう。山奥なら訪ねてくる人はほとんどいませんし、万が一「戻りたい」と思っても簡単に街中に戻ることはできないので自分への自制にもなります。物件探しから始めるのが世捨て人のコツです。

生活費の安い海外に引っ越す

Summer Sun Beach - Free photo on Pixabay (101746)

日本国内でしか世捨て人になれないわけではありません。海外に引っ越すことで世捨て人になれば、知っている人がいないので世間との関わりも絶ちやすくなりますし、言葉も通じないので新たな知り合いができる可能性も低いでしょう。

知名度が高くてなじみのある有名な国から選んでも良いですが、できれば物価などの生活費が安い国を探しましょう。金銭的な不安がない方が余裕を持って世捨て人としての生活を満喫することができます。海外に移住する場合は、気候や治安だけではなく物価にも注目してみましょう。

知り合いのいない静かな環境へ引っ越す

Countryside Twilight Sunset - Free photo on Pixabay (101747)

山奥への引っ越しや海外への移住にどうしても抵抗がある場合は、単純に知り合いがいない静かな環境に引っ越すだけでも世捨て人としての生活をスタートさせることができるようになります。知り合いがいない場所に引っ越して、他の人との関りを少しずつ少なくしていきましょう。

ただし、いくら知り合いがいない場所といっても東京などの都会に住んでは世捨て人として生活することは難しくなってしまいます。最寄りのコンビニに車を使わないといけないような地域を探して移住するようにしましょう。

寺や修道院に入る

Baumkirchen Parish Curch St - Free photo on Pixabay (101748)

誰もいない環境に身を置かなくても、世捨て人としての生活をスタートさせることはできます。世捨て人になりたくても急に孤独になるのはどうしても抵抗があるという人は寺や修道院に入るのがおすすめです。

体験ではなく出家をしたり洗礼をして正式に入るようにしましょう。ただし他の世捨て人と違って、もちろんその寺や修道院の宗派ごとの戒律は厳しく守らなければならないので、会社などの規則が嫌で世捨て人になりたいと考えている人にはあまりおすすめできない方法です。

世捨て人の収入や仕事は?どうやって暮らしている?

Boat Rowing Lake - Free photo on Pixabay (101749)

山奥や海外に移住することは簡単ですが、世捨て人になったといっても仙人のように霞を食べて生活するわけにはいきません。基本的には自給自足の生活をする場合でも、どうしてもお金が必要になる場合もあります。

世捨て人になった人は、どのような仕事をして収入を得ているのでしょうか。気になる世捨て人の金銭事情についても解説していきます。

仕事をしていないケースも多い

Sea Sand Coast - Free photo on Pixabay (101750)

仕事に悩んでいる人にとっては羨ましい情報ですが、世捨て人の中には仕事をしていない人も少なくはありません。仕事をせずに自給自足に勤しみ、太陽が沈む時間に眠れば一日の中でお金を必要とする機会はほとんどありません。

仕事がないからこそ、農作物を育てたり鶏の世話をする時間を多めに確保することができます。そのため、スーツを着て出勤するような一般的な仕事はしていなくても、生活を成立させるための作業を仕事の代わりに行っている世捨て人がほとんどです。

働いていた時の預貯金を切り崩している

Hourglass Time Hours - Free photo on Pixabay (101751)

仕事をしていない世捨て人でも、たとえば急な病気などでどうしてもお金が必要になる場合があります。その他、寒い季節は防寒グッズを手作りするのも限界があるのでお金が必要になる場合もあるでしょう。

そのような場合、ほとんどの世捨て人は働いていた時の預貯金を切り崩して生活をしています。一般的な生涯賃金は2億円と言われていますが、通信費や交遊費などを使わない世捨て人の生活であればそれほどのお金は必要ありません。預貯金を少しずつ切り崩しながら、自給自足の生活を送ります。

不動産収入を得ている

Architecture Skyscraper Glass - Free photo on Pixabay (101752)

全く収入がなく預貯金を切り崩して生活をせざるを得ない世捨て人もいれば、不動産収入などで働かなくてもお金に困らない、いわゆる不労所得で収入を得ている世捨て人もいます。

土地や不動産を持っている世捨て人は、その管理もお金を払って雇っている人に任せることで自分自身は趣味の生活を楽しむことができます。一般的に世捨て人に憧れる人にとって、収入も十分にあり趣味を満喫できそうなこのタイプの世捨て人の生活が一番羨ましいのではないでしょうか。

株式投資などで利益を得ている

Entrepreneur Idea Competence - Free photo on Pixabay (101753)

誰かと繋がるためのSNSなどの登録はしていなくても、株式投資などで自分自身の生活費を稼いでいる世捨て人もいます。特に金融系の会社に勤めていてノウハウが分かっている人は、世捨て人になった後も株式投資でもしものための貯金を作る人も珍しくはないでしょう。

山奥に住んで自給自足の生活をするのが世捨て人だと考えている人はイメージの違いに驚く人もいますが、世捨て人の中でもネット環境だけはしっかり確保して投資を行う人もいることを知っておくのも良いでしょう。

画家や作家などの場所や時間に縛られない仕事をしている

Book Pages Sheet - Free photo on Pixabay (101754)

働くといっても、満員電車で通勤をしたり投資をすることだけが方法ではありません。画家や作家など、時間や場所を選ばずに働ける職業に就いている人も比較的世捨て人になりやすい環境にあると言えるでしょう。

もちろん、締切が設定されている場合は時間に追われて世捨て人としての生活を始めるどころではありませんが、特に連載などを持たずに自分の気が向いた時にだけ作品を作り出している人は世捨て人になるのも不可能ではありません。

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