2019年4月30日 更新

クチャラーの原因と自覚の有無は?クチャラーに注意する方法と対策も

身近に必ずいるクチャラー。そうなってしまう原因、そして本人は自覚があるのかないのか?また、なぜ私たちは咀嚼音を気持ち悪いと思ってしまうのか?芸能人のクチャラーの例を交えながら、治らない場合の対策や注意の仕方を解説いたします。

目次

相手のペースに合わせずサクッと食べてしまう

Cuisine Food Italian - Free photo on Pixabay (235759)

学校や会社の昼ご飯を一緒に食べたりするような場合は、相手より素早く食べてその場を去るのも、避ける方法としてはありです。毎回一緒に食べるような相手の場合は、辛いかもしれませんが、たまに一緒に食べるような場合であれば有効な手段です。

ただし、フルコースや正式な場での食事では、相手のペースに合わせるのがマナーですので、その点は注意が必要です。

咀嚼音を気持ち悪いと思ってしまう理由

Woman Girl Curler - Free photo on Pixabay (236439)

なぜ咀嚼音を嫌う人が多いのでしょうか?最近では、逆に咀嚼音が好きという人もでてきました。また、あまりに嫌いな場合は、とある症状を発症してしまっている可能性がありますので、その点について解説していきます。

人間の脳は咀嚼音を雑音と感じてしまう

Bat Bruit Expressions Françaises - Free vector graphic on Pixabay (236440)

人間は、咀嚼音を「雑音」として認識するそうです。雑音とは、一定の高さを持たず、不規則で不快な気持ちを起こさせる音や、騒音を意味します。調和のとれていない音ということです。

実際に咀嚼音というのは、一定の音程ではありません。個人差はありますが、人間は、粘度の高い音に不快感を感じやすい傾向があるようです。クチャラーの出す音は、人間が本能的に嫌う傾向がある音ということなのです。

音嫌悪症(ミソフォニア)かも?

Deny Disagree Disapprove - Free vector graphic on Pixabay (236446)

ミソフォニアという単語を聞いたことはありますか?ミソフォニアとは、音嫌悪症という意味です。

これを患っている人は、よくある例ですと、唇を鳴らしたり、ズルズルと音をたてたり、爪切り音や咀嚼音、鼻をクンクン鳴らす音、くしゃみやガムをかむ音、笑い声や、いびき、ゴクゴク飲み込む音からゲップタイピング、口笛など、さまざまな音によって、怒りの感情が生じてしまうのです。

相当、過剰に反応してしまい、発汗や筋肉の緊張、そして高心拍数などの症状が出ます。この場合は、生活に支障が出る可能性があるため、一度医者に相談するのが良いでしょう。

最近は咀嚼音のASMRも

Aural Clef Composition - Free vector graphic on Pixabay (236445)

ASMRとは「Autonomous Sensory Meridian Response」という単語の略称です。簡単に言いますと、「聞いて気持ちい良いと感じる音・感覚」のことを意味します。

少しセクシャルな表現ではありますが、ASMRは例えとして「脳のオーガズム」とも言われることがあります。若者の間でまだマイナーですが流行り始めており、意外かもしれませんが、実際、咀嚼音がないと寝れない人もいます。

必ずしも咀嚼音が全員にとって嫌な音ではないことを示唆しています。

クチャラーって治るの?

Laboratory Analysis Chemistry - Free photo on Pixabay (236473)

ここまでを振り返って、結局クチャラーは治るのかどうか?について結論を出していきます。「人それぞれ」というのが答えではありますが、どういった結論のパターンがあるのかを厳選してまとめましたので、ご参照ください。

意識をすれば次第に治る

Treatment Finger Keep - Free photo on Pixabay (236472)

クセがついてしまった場合は、無意識に習慣化してしまっているので、まずは意識すれば治る可能性があります。人が行動を変えるには、これまでの無意識な行動にまず「気づき」、そして、その無意識を意識化するしかありません。

逆にいえば、気づきさえすれば、あとは意識次第で行動は変わるということです。

歯列が悪い場合は歯科矯正

Zahnreinigung Dental Repairs Treat - Free photo on Pixabay (236474)

致し方ない理由として、歯並びが悪いことが原因の場合は、お金はかかりますが、歯科矯正をするなど、歯医者に相談することをお勧めします。そうすることで改善が可能です。

少しずつ食べる

Spoon Fork Cutlery Icing - Free photo on Pixabay (236477)

食べ物をたくさん、一気に口に詰めこんでしまう人の場合は、少しずつ食べるように行動を変えれば治ります。原因が1つだけではない場合もありますが、どんな原因であったとしても、無意識の行動が原因であれば、1つずつ潰しこんでいけば、治りますので、焦らず、1つずつ意識的に行動を変えていきましょう。

それを継続することで、徐々にではありますが、意識しなくても咀嚼音が鳴らない食べ方に変わります。

そもそも無自覚なので治らない場合もある

Girl Ruda Depression - Free photo on Pixabay (236476)

気づいていない場合や、治そうという意欲が弱い場合は、いつまでたっても治りません。いかにして周りの人が自覚させて、本人が治したいと思うように誘導できるかがポイントとなってきます。すぐに治るとは思わない方が賢明です。

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