2019年2月20日 更新

厭世的の読み方と意味は?厭世的な人の性格や特徴12選!

あなたは「厭世的」という言葉を知っていますか?どう読むのかわからない、と言う人も多い言葉だと思いますが、実は誰しも持っている考え方で、とても身近な感情なのです。ここでは厭世的の読み方や類語、意味をご紹介し、厭世的な人の性格や特徴についてご説明します。

目次

厭世的とは

Man Lonely Park · Free photo on Pixabay (68184)

まずは「厭世的」の読み方をご紹介します。読み方は「えんせいてき」です。「厭」の単体の漢字の読み方は「厭う」=「いとう」などと読みますよね。「世を厭う」と書いて「厭世的」=「えんせいてき」です。

厭世的の読み方

Waiting Woman Girl · Free photo on Pixabay (68183)

まずは「厭世的」の読み方をご紹介します。読み方は「えんせいてき」です。「厭」の単体の漢字の読み方は「厭う」=「いとう」などと読みますよね。「世を厭う」と書いて「厭世的」=「えんせいてき」です。

厭世的の意味

Desperate Sad Depressed · Free photo on Pixabay (68182)

精選版 日本国語大辞典によると「人生に絶望し、世をはかなむ傾向にあるさま。」と記されています。「厭世的な考え」 「厭世的な生き方」といったかたちで使われます。あまりいい意味ではありませんね。

厭世的の類語

Homeless Man Poverty · Free photo on Pixabay (68180)

厭世的の類語としては「絶望的」「悲観的」などがあります。いずれにせよ、ネガティブな表現であることにはかわりありません。

厭世的の対義語

Dark Face Girl · Free photo on Pixabay (68179)

厭世的の対義語は、「楽天的」です。ほかには「楽観的」「肯定的」などです。事態や物事のいい面だけをとらえる考え方のことをさします。

どんな人を言う?厭世的な考えを持つ人の特徴

Desperate Sad Depressed · Free photo on Pixabay (68178)

それでは、厭世的な考えを持つ人とはどんな人のことを言うのでしょうか?最初から物事を決めつけてかかったり、どうせ自分なんか、とネガティブに考えていたり、色々なパターンがあります。

ここでは厭世的な考えを持つ人の特徴や性格、深層心理についてご紹介していきます。

いつも不機嫌でつまらなそうな顔をしている

Lonely Hiding Sad · Free photo on Pixabay (68177)

厭世的な考えを持つ人の特徴の外見的な要素は、いつも不機嫌そうな雰囲気です。いつもつまらなそうな顔をしていたり、不機嫌な雰囲気を醸し出している人は、厭世的であるといえます。もともと持っている顔が不機嫌そうだったり、人相が悪い人がいますが、外見は内面からにじみ出るものだと言われています。

そういう顔の表情の人は、実は厭世的という人が多いのです。厭世的な考えを持つ人の特徴は、いつも不機嫌でつまらなそうにしています。だからといって本当に不機嫌でつまらないということではありません。世の中自体をネガティブにとらえていますから、生きていることそのものが、つまらないと感じているのです。

彼らにとってそれが普通であり、本当に心からそう思っていて、特別なことが起きたから不機嫌でつまらないわけではないのです。ですから、それを見たあなたが、「どうしたのかな、何か怒らせるようなことしてしまったかな」と不安になる必要はないのです。

やる前から「どうせうまくいかない」と諦めている

Person Little Boy · Free photo on Pixabay (68175)

厭世的な考えを持つ人は、物事を始めるまえから「どうせうまくいかないだろう」とあきらめています。物事に対して、希望も夢もないのです。

「どうせうまくいかない」「どうせだめに決まっている」と決めつける人は、厭世的な考えを持つ人の特徴の一つです。これはうまく言った経験がある、なしに関わらず、そう思い込んでいるのです。

厭世的な考えを持つ人が、いくら成功したり物事をうまくいくように努力したことがあっても、「ただ運がよかっただけ」「次はきっとだめだ」「すべての運を使い切ったんだ」などと、またネガティブな考えになってしまうでしょう。

文句や愚痴が多い

Solitude Outdoors Dark · Free photo on Pixabay (68174)

厭世的な考えを持つ人は、基本的に文句や愚痴が多いです。物事に対して厭うような目でみていますから、基本的に批判ばかり目立ちます。文句や愚痴をいうことが、当たり前になってしまっているのです。

たとえば何か新しいことを始めよう、となったとしても、厭世的な考えを持つ人は「そんなことなんでやる必要があるのか」「やるとこんな面倒なことばかりだ」と愚痴ばかり言ってきます。

しぶしぶ行動していたとしても、常に何か文句や愚痴を言っています。厭世的な考えを持つ人は、常にそういうことを言っていないと不安でしかたないのです。文句や愚痴をいうことが癖になっていますので、彼らにとっては特別なことではなく、日常だと思った方がよいでしょう。

人の努力や頑張りに水を差すようなことを言う

Woman Old Senior · Free photo on Pixabay (68173)

厭世的な考えを持つ人は、性格的に物事を批判的な目でみていますので、人が頑張っている姿、努力している姿に対しても、厭世的な目で見ています。そればかりか、途中で、水を差すようなことをいうのです。

たとえば、「こんなことを頑張って、物事を達成したんだ」と成功体験を、厭世的な考えを持つ人に報告するとします。すると、厭世的な考えを持つ人は、「どうせ運がよかったからだろう」「次はうまく行くかどうかなんか補償されていないから、気をつけて」などと警告してきます。

それは、あなたのことを嫌っているから、妬んでいるから言っているわけではありません。厭世的な考えを持つ人は、そういう考え方を持っていて、そう考えることしか出来ない人たちなのです。

1 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪