2020年12月25日 更新

ダイエットが続かない!続かない理由とダイエット方法を決める際の注意点

痩せたいと一念発起しダイエットをしたけど、運動が続かないと悩む女性も多いです。毎回決意は固いのに、どうしてダイエットが続かないのだろうと疑問に思ったことはありませんか。今回は、ダイエットが続かない理由や注意点について紹介します。

目次

食べ物を見たり匂いを嗅ぐと食べたくなる

Anise Star Schisandraceae - Free photo on Pixabay (384707)

食べ物が無い状態では我慢できるのに、食べ物を見たり匂いを嗅いだりするとついつい手が伸びてしまうことはよくありますよね。ダイエットのためにカロリーが低いおやつを買ったのに、気づけばいつもより多くの量を食べていて結果的に太ってしまう人もいます。

ついつい手が伸びてしまうのは無意識のうちに糖を体が求めているからかもしれません。まずは目の見える範囲に甘いものや砂糖を置かないことから始めてみましょう。どうしても空腹の場合のみ、歯ごたえのあるスルメなどを食べるのがオススメです。

お腹が空いていないのに食べたくなる

Cake Chocolate - Free photo on Pixabay (384706)

お腹が空いているわけではないのに、ついつい食べたくなってしまう人も多いのではないでしょうか。本来、空腹状態になって体に必要なエネルギーが不足した場合に食事をとって栄養補給することが適切だと言われています。

ところが、糖質中毒になっている場合は、お腹がたとえ空いていなくても脳がもっと糖が必要であるという誤った指令を出してしまうことがあります。常に食べ物を食べていると胃腸が休むことができず、負担をかけてしまいます。

夜食を我慢できない

Wines Midnight Snack - Free photo on Pixabay (384705)

夜ご飯を食べたのに、寝る前の夜食が我慢できない人は糖質中毒になっているのかもしれません。通常、胃の中の食べ物を全て消化するのに8時間はかかると言われています。

夜ご飯で血糖値が上がり、インスリンが放出されて血糖値が急降下したことで脳が糖を欲しているのかもしれません。寝る前に食べることは胃腸に負担をかけたり朝起きれない原因となるので、どうしてもお腹がすく場合は白湯など負担をかけない飲み物を飲みましょう。

食べ過ぎた後は体がだるい

Cat Tired Yawn - Free photo on Pixabay (384704)

午後からも忙しいことが分かっていると、たっぷりエネルギーを摂取して頑張ろう!とついつい食べ過ぎてしまうことはありませんか。そしてエネルギーは十分なはずなのに、そんな時に限って体がだるいと感じたり眠気に襲われたりします。

これは、食事に含まれる糖質によって、血糖値が急上昇し、その後急降下して体が低血糖状態になるためです。血糖値の上昇を繰り返すと体が適応しきれず、体のだるさや眠気へと繋がってしまいます。

満腹なのに食べ続けることがある

Breakfast Buffet Food - Free photo on Pixabay (384702)

胃の中はもう満腹になっているはずなのに、その後も食べ続けてしまうことはありませんか。特に、どれだけお腹がいっぱいになっても、デザートは止められないという人は糖質中毒になっているのかもしれません。

甘いものを口にすることが癖になってしまい、それがないと元気が出ない、いわば依存性のような状態になることもあります。中には薬物依存のように手が震えてしまい、甘いものを口にするまでうつ状態に陥る人もいるようです。

胃腸を休ませるためにも、腹八分で食事を終わらせるように心がけましょう。

ダイエットしリバウンドしたことがある

Stickies Note Pocket - Free photo on Pixabay (384700)

ダイエットをしてリバウンドした経験はありませんか?食事量を少なくすれば体重はすぐに減るでしょう。しかしそれは一時的なもので、体はエネルギーの補給が行われないと飢餓状態になってしまいます。

痩せたからといって普段の食事に戻せば、いつも以上に体がエネルギーを溜め込もうとし、太ってしまうのです。糖質制限をしても、普段通りの生活に戻ればリバウンドしてしまうのはこの仕組みと同じことが言えます。体に必要な栄養素は欠かさないようにしましょう。

糖質で太るメカニズム

Macro Focus Cogwheel - Free photo on Pixabay (384691)

糖質が原因で太るため糖質制限のダイエットも流行っており、芸能人でも実行していると公言している人も少なくありません。

そもそも、なぜ糖質を多くとると太りやすい体になってしまうのでしょうか。そのメカニズムについて見ていきましょう。

糖質の多い食事を摂取する

Rice Grain Grass Species Cereal - Free photo on Pixabay (384692)

砂糖がたくさん使われている甘いものだけが糖質が高いわけではありません。糖質にはいくつか種類があり、分子量の大きさで分けられています。

私達の生活で多く摂取しているのは、単糖類・二糖類・多糖類の3つです。単糖類はブドウ糖や果糖、二糖類は砂糖や乳糖、多糖類はパンやご飯が含まれます。分子の量が小さいほど体に吸収されやすいという特徴を持っています。

ヘルシーかのように思えるフルーツにも果糖が多く含まれており、大量に摂取すれば太る原因となります。

糖質がブドウ糖になり体内の血糖値が上昇する

Diabetes Blood Sugar Diabetic - Free photo on Pixabay (384693)

糖質を大量に摂取することが直接体を太らせるわけではありません。これには体のメカニズムが大きく関係しています。

糖質はそのままの形では体内に吸収されません。胃腸で消化されることによってブドウ糖へと変わっていきます。そうすることで体内に吸収され、血糖値はあがります。

糖は体を動かすエネルギー源でもあるため、常に全身に糖を届けられるように血液中に含まれています。これが血糖値です。しかし、血液中に糖がありすぎると他の栄養素の邪魔をしてしまいます。

血糖値を下げるためインスリンが分泌される

Syringe Pill Capsule - Free image on Pixabay (384694)

血液中の血糖値が上がると、脳は異常事態を感知して血糖値を下げるように指令を出します。その時放出されるのはインスリンというホルモン物質です。これは血糖値を下げてくれる代わりに、脂肪を溜め込む働きも持っています。

また、インスリンが大量に放出されることで、今度は逆に血糖値が下がりすぎてしまい、体が糖を欲してしまうのです。食事後しばらくしてお腹がすくのは、インスリンが仕事をしすぎて血糖値が一時的に下がっている状態だからです。

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