目次
- シュリンクフレーションとは
- ピッパ・マルムグレンの造語
- 実質的な値上げ
- シュリンクフレーションの理由
- 実質的な値上げに気づかせないため
- 原材料費の上昇
- 人手不足による人件費上昇
- 個人消費の低迷
- 日本のシュリンクフレーションはアベノミクスが原因?
- アベノミクスとは
- 消費を刺激するための値上げ
- 結果として消費は抑制された
- 内容量が減った商品のまとめ【お菓子】
- カルビーポテトチップス
- ハーゲンダッツミニカップ
- カントリーマアム
- たけのこの里
- 雪見だいふく
- 内容量が減った商品のまとめ【飲料】
- キリンレモン
- ドロリッチ
- スプライト
- ペプシコーラ
- 野菜生活100
- 内容量が減った商品のまとめ【日用品】
- 薬用石鹼ミューズ
- キュキュット
- ボールド
- アリエール
- 柔軟剤ソフラン
- 内容量が減った商品のまとめ【インスタント食品】
- クノールカップスープ
- 永谷園麻婆春雨
- 日清焼きそば
- 日清麺職人
- 森永ホットケーキミックス
- 実質的な値上げの実態に気づいて家計を管理しましょう
via pixabay.com
柔軟剤ソフランは2017年に内容量480mlで発売されましたが2019年から450mlとなりました。「香りとデオドラントのソフラン」の後継品でリニューアルするたびに名称が変わり、内容量は減少しています。
ちなみに「香りとデオドラントのソフラン」は本体が650ml、詰め替えが500mlでした。「柔軟剤ソフランプレミアム消臭+」は本体が620ml、詰め替えが480ml、「柔軟剤ソフランプレミアム消臭0」は本体が550ml、詰め替えが450mlでした。
ちなみに「香りとデオドラントのソフラン」は本体が650ml、詰め替えが500mlでした。「柔軟剤ソフランプレミアム消臭+」は本体が620ml、詰め替えが480ml、「柔軟剤ソフランプレミアム消臭0」は本体が550ml、詰め替えが450mlでした。
内容量が減った商品のまとめ【インスタント食品】
via pixabay.com
シュリンクフレーションにより内容量が減ったインスタント食品をご紹介します。永谷園麻婆春雨や日清焼きそばなど身近なインスタント食品が続々と値上げをしています。
クノールカップスープ
via pixabay.com
クノールカップスープは2002年に4袋入りで発売されましたが後に3袋となり2016年からは3袋で159円となりました。円安の影響を受けて約4~8%値上げしています。
クノールカップスープを発売しているのは味の素株式会社で他にも実質値上げをした製品があります。「味の素アジパンダ瓶」は2006年に75g300円で発売されましたが2015年に70gで300円になりました。
「味の素ハイミー」も2006年に75g300円で発売されたものの2015年に70gで300円になっています。
クノールカップスープを発売しているのは味の素株式会社で他にも実質値上げをした製品があります。「味の素アジパンダ瓶」は2006年に75g300円で発売されましたが2015年に70gで300円になりました。
「味の素ハイミー」も2006年に75g300円で発売されたものの2015年に70gで300円になっています。
永谷園麻婆春雨
via pixabay.com
永谷園麻婆春雨は2012年に143g300円で発売されました。しかし2018年に137gで300円に値上げしています。内容量が減ったのは麻婆ソースで当初の93gから87gとなりました。
永谷園麻婆春雨を発売している株式会社永谷園は他にも「五目焼きビーフン」の内容を変更しています。2012年に190g300円で発売してから内容量に変わりはないものの具材から豚ひき肉がなくなりました。実質的な値上げと考えられます。
永谷園麻婆春雨を発売している株式会社永谷園は他にも「五目焼きビーフン」の内容を変更しています。2012年に190g300円で発売してから内容量に変わりはないものの具材から豚ひき肉がなくなりました。実質的な値上げと考えられます。
日清焼きそば
via pixabay.com
日清焼きそばは90円で発売されましたが2008年に100円となり、2015年には105円となりました。日清食品株式会社はホームページで値上げについて公表しています。
2008年の値上げについては「即席めんの原材料である小麦の政府売渡価格は、本年4月に続き、10月からさらに10%と大幅に引き上げられることとなり、弊社への大きな影響が避けられない状況となりました」としています。
続いて「また、パーム油、包装資材、具材およびスープ原料などの原材料も、世界的な原材料価格高騰を受けて大きく上昇しております。今後、中長期的にもこのようなトレンドは続き、弊社の資材調達コストを押し上げていくものと予想されます」として値上げに踏み切りました。
2008年の値上げについては「即席めんの原材料である小麦の政府売渡価格は、本年4月に続き、10月からさらに10%と大幅に引き上げられることとなり、弊社への大きな影響が避けられない状況となりました」としています。
続いて「また、パーム油、包装資材、具材およびスープ原料などの原材料も、世界的な原材料価格高騰を受けて大きく上昇しております。今後、中長期的にもこのようなトレンドは続き、弊社の資材調達コストを押し上げていくものと予想されます」として値上げに踏み切りました。
日清麺職人
via pixabay.com
日清麵職人は155円で発売されましたが2008年に170円となり2015年には180円に値上がりしました。値上げ理由については日清焼きそばと同じです。
2015年の値上げでは「弊社製品の原材料価格は、新興国での需要拡大や円安の影響などを受けて上昇が続いているほか、包装資材や物流のコストも高騰しています」としました。
続いて「今後、中長期的にもこのような傾向は続き、資材調達コストなどを押し上げていくことが予想されます。このような厳しい環境の中、弊社ではコスト削減に取り組み、製品価格の維持に努めてまいりましたが、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となりました」としてやむなく値上げをしています。
2015年の値上げでは「弊社製品の原材料価格は、新興国での需要拡大や円安の影響などを受けて上昇が続いているほか、包装資材や物流のコストも高騰しています」としました。
続いて「今後、中長期的にもこのような傾向は続き、資材調達コストなどを押し上げていくことが予想されます。このような厳しい環境の中、弊社ではコスト削減に取り組み、製品価格の維持に努めてまいりましたが、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となりました」としてやむなく値上げをしています。
森永ホットケーキミックス
via pixabay.com
森永ホットケーキミックスは200gが4袋入って312円で発売されました。その後2010年に150gが4袋で410円と大幅な値上げをしています。
森永ホットケーキミックスを発売しているのは森永製菓株式会社で、兄弟会社である森永乳業株式会社でも値上げを行っています。
「クリープ」は220g445円で発売されましたが2015年に210gで445円となり2018年には200gで445円となりました。値上げの理由は国内の生乳生産量が減り、原料調達価格が上昇したことです。
森永ホットケーキミックスを発売しているのは森永製菓株式会社で、兄弟会社である森永乳業株式会社でも値上げを行っています。
「クリープ」は220g445円で発売されましたが2015年に210gで445円となり2018年には200gで445円となりました。値上げの理由は国内の生乳生産量が減り、原料調達価格が上昇したことです。
実質的な値上げの実態に気づいて家計を管理しましょう
via pixabay.com
価格は据え置きでも内容量が減っていれば実質的な値上げになります。ホームページで公表する企業もありますが、しない企業もあるため消費者が値上げに気づくのは難しい状況です。
内容量が減るということは今まで通りに使えばかかる費用が増えることになるので家計を圧迫します。まずは何が値上げしているのか実態に気づいて家計を管理しましょう。
内容量が減るということは今まで通りに使えばかかる費用が増えることになるので家計を圧迫します。まずは何が値上げしているのか実態に気づいて家計を管理しましょう。
4 / 4