2021年5月25日 更新

嗜虐心の意味と類語は?嗜虐心が強い人の特徴と心理とは

「嗜虐心」という言葉をご存知でしょうか。最近では、犯罪のニュースなどで耳にする方も多いかもしれません。この記事では、そんな嗜虐心の意味や特徴、心理、日常生活において嗜虐心から引き起こされる行動や行為などの解説を通して嗜虐心との向き合い方をご紹介していきます。

目次

嗜虐心とは?

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「嗜虐心(しぎゃくしん)」という言葉、耳にすることはあっても漢字で見ると中々読めない人も多くいるかもしれません。又、何となくの意味は分かるけど実は詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。

言葉を一つづつ分解してみると、「嗜」は“たしなみ”、「虐」“しいたげ”、「心」は“意識、こころ”を指していることが分かりますね。まずは、そんな「嗜虐心」の意味について例や類語などを交えつつ説明していきましょう。

意味

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しぎゃく【嗜虐】の意味
人や動物に対して苦痛を与えることを好むこと。むごたらしい行為を好む性癖。「嗜虐性」
「嗜」とは“特定の物事を好み、親しむ”意味を持ち、「虐」は“酷く扱い、傷つける”意味を持ちます。つまり「嗜虐心」とは“痛めつけ、虐げる事を好む心理”の事を指します。

罰ゲームでお笑い芸人が痛がるリアクションをしているシーンなどで思わず笑ってしまうことがあるでしょう、これも立派な「嗜虐心」になります。又、分かりやすい例で言うと意地悪だったり、威圧的な謂わゆる“ドS”と呼ばれる人の“サディズム”というのも、嗜虐心と非常に似通っています。

類語

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サディスティック【sadistic】の意味
サディズムの性向のあるさま。また、残酷なことを好むさま。「サディスティックな快感」
前述でもご紹介しました“サディスティック(サディズム)”も又、嗜虐心と似通っている為類語とされています。他人に何らかの苦痛を与えることで、喜びや性的満足感を得る人の嗜好を指します。

違いがあるとすれば、“サディスティック”な人というのはこの嗜好を常日頃から持ち続けている傾向があると言えます。一方、「嗜虐心」というのはそれらの嗜好が一過性のものに過ぎません。意味は同じですが、傾向に若干の違いがあるので覚えておきましょう。

対義語

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マゾヒズム(ドイツ語: Masochismus 英語: Masochism)または被虐性欲(ひぎゃくせいよく)
肉体的精神的苦痛を与えられたり、羞恥心や屈辱感を誘導されることによって性的快感を味わったり、そのような状況に自分が立たされることを想像することで性的興奮を得る性的嗜好の一つのタイプである。
「嗜虐心」の対義語として「マゾヒズム」又は「被虐性欲」が挙げられます。“苦痛を与えられる事で、興奮や性的快感などを覚える性質”の事を指します。

「嗜虐心」は性的快感のみを指すものでは無い為、一概に対義語又は反対語であるとは言い切れませんが、おおよその意味で対義語として位置するものと考えて良いでしょう。

「加虐心」との違いは?

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かぎゃく【加虐】の意味
むごいしうちを加えること。いじめ苦しめること。「加虐性愛」「加虐趣味」⇔被虐
「嗜虐心」のもう一つの類語によく挙げられるのが「加虐心」です。「加虐心」とはむごい仕打ちを加えたいという感情の事を意味します。「嗜虐心」は「加えることを好む」と、感情だけではなく行動に移るのが特徴です。一方で、「加虐心」は「加えたい」とあくまで願望でとどまっています。加虐心が強くなると、嗜虐心になると考えても良いでしょう。

ただし、このように微妙な違いはあるものの、実際に嗜虐心と加虐心の明確な使い分けをされることはめったにありません。

どのように感じること?嗜虐心を抱く心理

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「嗜虐心」の意味について、類語や対義語を通してご紹介しました。前項では例に“お笑い芸人の痛がるリアクション”をご紹介しましたが、次は嗜虐心とはどのように感じる心理のことを言うのかについて、その他の例を交えながら詳しく解説していきましょう。

人の心を傷つけるのが楽しい

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いわゆるいじめっ子の心理だと考えると、嗜虐心も理解しやすくなるでしょう。自分の言葉や行動により、誰かが傷つくのを見るのが楽しくて仕方ないのです。

普通の人は、誰かを泣かせると罪悪感を覚えるものですが、嗜虐心が強い人はそこで楽しくなってしまいます。さらに、同じように泣かせているだけでは満足できず、どんどんエスカレートしてしまうのも特徴的です。誰か一人をターゲットにすると、その人のことを徹底的に傷つけるでしょう。

人や動物が苦しむところを見たい

Smiley Emoticon Anger - Free photo on Pixabay (106710)

『他人の不幸は蜜の味』や『メシウマ(他人の不幸で今日も飯が美味い)』という言葉があるように、人が苦しんでいるところを見ることでドーパミンが分泌され脳が快感を覚えてしまいます。

ドイツ語で『他人の不幸や失敗を喜ぶ気持ち』を意味する“シャーデンフロイデ”と呼ばれる感情もまた同列に考えて良いでしょう。

快感を求めて人が苦しむ光景を見る悪循環がやがて嗜癖となり、結果として嗜虐心となってしまいます。昨今のSNSにおける炎上もある種の「嗜虐心」から起こる一つの事例ではないでしょうか。

嫌がる人を見て性的な興奮を覚える

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