2021年3月24日 更新

パーソナルエリアとは?仕事や恋愛での活用方法8つ!

パーソナルエリアとは一体何でしょうか。パーソナルエリアを知って、活用していくと人間関係が良くなっていきます。それは不快感を減らすkとが出来るからです。人間関係が良くなっていくと、仕事や恋愛での悩みが減っていくと言っても過言ではないでしょう。

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男性が嫌いであったり苦手な人のことを先ほど述べましたが、相手との関係性でもパーソナルエリアの広さに違いが出てきます。上司や役職のある人に対して、不快に感じてパーソナルエリアを広くして近寄られると不快に感じやすくなっている人もいるでしょう。

また、同じ人でも喧嘩をしたり関係性が良くないときには、不快に感じるエリアが広くなっている場合もあります。相手との関係性の良し悪しでもパーソナルエリアに違いが出てきます。

昨日まで近くにいても不快に感じなかった人が、突然不快に感じるようになったのであれば、関係性が変わったからということも考えられますね。

男性と女性などの性別

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性別によってもパーソナルエリアに違いが見られます。男性の方が女性よりパーソナルエリアは広くなっています。男性は防衛本能もあるためか、自分を中心にして前後が広くなっています。

特に前のエリアが広くなっています。女性はパーソナルエリアが男性より狭いために、人を受け入れる範囲が広いと言えます。子育てや母性があるためなのか、人との距離が近いと言えるでしょう。

女子高生同士がくっついて歩いているのは目にすることがあっても、男子高生がふざけている以外でくっついて歩いている姿はあまり目にすることがないのも性別の差だと考えられます。

男女のパーソナルエリアの違い

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これまでも述べてきましたが、男性と女性ではパーソナルエリアに違いがあります。具体例にどんな違いがあるのかをみていきます。

男性は前方に伸びる傾向がある

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男性のパーソナルエリアは、前に広くなっています。上から見ると前に広い楕円形になっています。男性を中心として、後ろ左右よりも前が広いため、前から近寄られると不快に感じてしまうことが多いと考えられます。

このことから男性に話しかける場合は、前からではなく横からの方が良いことが分かります。前から近寄るにしても、知り合いの男性の場合はパーソナルエリアは狭くなると言われています。また、知らない女性の場合が一番広くなります。

女性は円形傾向にある

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女性を中心として、前後左右同じ距離でパーソナルエリアがあります。よって女性のパーソナルエリアは円形になっています。男性と比べて、前から人が近寄ってきても、不快に感じるエリアが狭いと言えます。

ただ、前後左右同じ距離を保っている傾向があるために、男性よりも横の人に対しても不快に感じやすいでしょう。女性は子育てをしたり、隣近所の人とコミュニケーションを図ります。

そのためもあってか、パーソナルエリアが前後左右同じになっていると言えます。どこから話しかけられても不快に感じない距離が同じなので、女性の方が親しみやすく感じるのではないでしょうか。

パーソナルエリアの分類

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パーソナルエリアは4つに分類され、その4つはそれぞれ近接相と遠方相に分かります。この考えは、アメリカの文化人類学者であり、異文化コミュニケーション学の先駆者のエドワード・ホールによって分類されました。

それでは、早速分類をみていきましょう。

密接距離

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これはパーソナルエリアのなかでも一番近い距離になります。近接相は0~15㎝、遠方相は15~45㎝の距離のことを言います。近接相は、愛撫、格闘、慰め、保護のための距離と言われています。

言葉を交わすよりも、視線を合わせたり、体温を感じたり触れたりすることでコミュニケーションを図ります。恋人同士や夫婦はこの距離でも不快を感じることなく、手をつないだり抱擁をします。仲の良い友人であれば肩を組んだり、励ますために肩を引き寄せたりするでしょう。

遠方相は、立っていて身体に触れることはなくても、手を少し伸ばすと難なくふれることのできる距離です。恋人同士や夫婦のように至近距離であると不快に感じてしまいますが、親友と思えるような仲の良い人との距離と言えます。関係性が密接な人との距離は45㎝以内でも近寄ることが出来ますね。

個体距離

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相手の表情を正しく見分けられる距離になります。近接相は45~75㎝、遠方相は75~120㎝の距離を言います。近接相は相手に触れることのできる限界の距離になります。

あまり親しくな人がこの距離にいると、周りは親しいのだろうと思われる可能性があります。近接相内の約50㎝は、説得するのに効果的な距離とも言われています。説得したい相手がいるときは、この距離を意識すると良いでしょう。

遠方相は、相手の表情を細かく見ることが出来る距離になります。個人的な関心事や私的なお願いなどはこの距離で行われていることが多いと言われています。

社会距離

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相手の微妙な表情の変化が見えにくくなり距離です。近接相は120~210㎝、遠方相は210~360㎝の距離を言います。近接相は個人的な要件の場合ではなく、職場の同僚との距離と言えます。交流の場や社交的な場、接客応対においてはこの距離となっています。

なので、形式的なコミュニケーションで意識される距離です。遠方相は、相手の全体が見やすくなる距離です。仕事場で他人を気にすることなく仕事に集中しながら、何かあると話ができる距離とされています。

遠方相の距離であると、周りに人がいても他人を気にせずに集中できます。お店であると近くに人がいると仕事がしにくいと感じる人もいるかと思いますが、社会距離より近い場合ではないでしょうか。この距離を意識すると仕事の効率が上がると言えるでしょう。

公共距離

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個人の関係が成り立たなくなる距離です。近接相は360~750㎝、遠方相は750㎝~の距離を言います。近接相に人がいても、相手の様子は分かりません。

そしてこの距離は、無意識に逃避反応が起こるともされています。大講堂での講義を聞いていると、途中抜け出そうと考えていると、遠くに座るというのも、この公共距離を意識していると言えます。
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