2019年10月21日 更新

ポンコツの意味と語源は?ポンコツの特徴とかわいいと言われる理由

「ポンコツ」という言葉はどういう意味で言われるのでしょうか。「ポンコツな人」というと、どんな人のことを指すのでしょうか。「ポンコツ」という言葉の意味や語源、そして同じ「ポンコツ」でもダメな人と愛される「ポンコツ」の特徴を紹介します。

目次

ミスを指摘したり指導したりしても響かない

Fail Funny Stupid - Free image on Pixabay (84364)

「ポンコツ」な人は、緊張感が少し足りないのではないかと思う、という人が多くいます。というのも、ミスを指摘したり、指導をしても、深く反省したり自分なりに工夫をしたりしないからです。

自分に甘い「ポンコツ」な人は、ミスをしてもあまり深刻に受け止めません。ですから、ミスを指摘されたり、叱られても真剣になんとかしようと、新たな取り組みをしたり対策を立てようとしません。

これでは、ミスに振り回される周りも腹が立ちますし、ミスを真剣に回避しようという気が本人になければまた同じことを繰り返してしまいます。職場全体の士気も下がります。

こんな上司は嫌!ポンコツな上司あるあるとは

Animal Monkey Gorilla - Free photo on Pixabay (84372)

「ポンコツ」な人が同僚や部下にいても疲れますが、上司が「ポンコツ」な人だと、何倍も疲れてしまいます。どんな上司が「ポンコツ」な上司なのでしょうか。紹介していきます。

自分の言ったことを覚えていない

Dementia Alzheimer'S Dependent - Free photo on Pixabay (84375)

上司に言われた通りに仕事をして報告をしても、「そんなこと言ったっけ?」という上司は、まさに「ポンコツ」上司です。思いつきで言っているのか、自分の指示を全く覚えていません。

また、前に言っていた内容と全く違うことを平気で言い出し、職場の混乱を招くのもこうした「ポンコツ」上司の特徴です。「前に聞いていたのと違うのですが」と進言しても、本人は全く覚えておらず、下手をするとこちらのミスにされます。

こういう上司は、部下も「また言うことが変わるかも」と思っているので、話を真剣に聞いてもらえませんが、上司本人には自覚がないため、手に負えません。

意見や判断を求めてもいつも曖昧な答えしか返ってこない

Katie Couric Television Journalist - Free photo on Pixabay (84380)

また、上司にしか決裁権がないことの判断を求めても、その場でズバッと答えを出せないのも「ポンコツ」上司の特徴です。「考えとくよ」と言われてそのまま放置されてしまうこともあり、仕事が進みません。

また、分からないことは聞いてこい、と言いながら、意見を求めると「自分で考えたようにやってみたら」などと無責任な対応をされてしまうことも多くあります。

上司が責任を回避しようとしているわけではなく、本当に思いついていない場合も多いので、部下からは「頼りにならない」というレッテルを貼られているのがこうした「ポンコツ」上司の特徴です。

会議やアポイントメントの日時を間違える

Calendar 2018 Year Turn Of The - Free photo on Pixabay (84400)

会議の日程や、取引先とのアポイントの日時を間違えるのも「ポンコツ」上司にはよくあります。本来であれば、職場の仕事の管理をする役割の上司が、日程を間違えてしまうのでフォローのしようがありません。

部下としても、上司が勘違いしないように気を遣うようにはしますが、上司に対して「大丈夫ですか」とも聞きにくいため、上司のミスは防ぐのがむつかしいと言えます。

こうして、部下に迷惑をかけてしまうので、会議やアポイントの日程をきちんと把握できていない上司は部下から「ポンコツ」上司として信用がなくなってしまいます。

PCを使いこなせず若い部下に聞く

Youtuber Blogger Screenwriter - Free photo on Pixabay (84406)

これも、「ポンコツ」上司にありがちなことです。本人たちが前線で活躍していた時代には無かったPCを使いこなせないのは、ある程度仕方のない面もありますが、今の時代それでは仕事が回っていきません。

自分で努力して勉強してくれる上司ならばいいのですが、「ポンコツ」上司はわからない操作があると若い部下に聞いてしまいます。聞かれた部下は、自分の仕事を止めて説明をしなければいけません。

説明してもすんなり理解してくれる場合の方が少なく、PCの初歩的な操作方法が分からずに「壊れた」と騒いだりするので、部下としては面倒で仕方がありません。

ポンコツには良い意味も?どんな意味で使われている?

Light Circle Points - Free image on Pixabay (84420)

「ポンコツ」な人の欠点をたくさん紹介してきましたが、「ポンコツ」という言葉には、どこか憎めないという意味も含まれています。どんな意味が含まれているのでしょうか。紹介していきます。

天然でかわいい

Babe Smile Newborn Small - Free photo on Pixabay (84425)

「ポンコツ」な人の、周りの人からは想像もできないようなとんでもない勘違いは、いわゆる天然キャラと言われる可愛らしさがあります。「え、そんな間違いする!?」というようなミスをしても、腹が立つより笑ってしまう場合も多いのです。

ミスといっても、悪意があるわけではありませんから、そのミスで直接被害を受けた人でさえも笑ってしまうようなことをしてしまう「ポンコツ」な人は、その天然なキャラから「かわいい」という評価もされているのです。

いじりやすいキャラで場が和む

Seals Baby Pup - Free photo on Pixabay (84439)

また、「ポンコツ」な人は、いわゆる「ドジ」なことをしたりします。そうすると、「何やってんの!」といじられることで、場を和ませることができるという、実はとてもいい面もあるのです。

俗にいう「いじられキャラ」ですが、本人がキャラを作っているわけでもなく、またいじりやすいミスをするので、「いつもこいつは!」と、周りのムードメーカーとして活躍している「ポンコツ」な人も多いのです。

周りも、普段ミスのせいで迷惑を受けていながらもついつい仕方ないな、と許してしまう「愛されキャラ」と言えます。

放っておけない感じがして守りたくなる

Puppy Golden Retriever Dog In The - Free photo on Pixabay (84443)

いつどんなミスをするかわからない「ポンコツ」な人は、ある意味で「ちゃんと見ていないと何をするかわからない」という母性本能を刺激します。周りをハラハラさせてしまっているのですが、その分いつもみんなの気を引いているとも言えます。

「ポンコツ」な人は、とんでもない間違いをするので、周りの人が常に「大丈夫?」と気を配っています。まるで小さい子が危ないことをしたり、転んでしまったりしないように大人が見守っているような感じです。

「ポンコツ」な人は、小さい子や動物の子どものように、周りの目を引き付けて離さないかわいらしさを持っていると言えます。

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