2019年10月21日 更新

ポンコツの意味と語源は?ポンコツの特徴とかわいいと言われる理由

「ポンコツ」という言葉はどういう意味で言われるのでしょうか。「ポンコツな人」というと、どんな人のことを指すのでしょうか。「ポンコツ」という言葉の意味や語源、そして同じ「ポンコツ」でもダメな人と愛される「ポンコツ」の特徴を紹介します。

目次

パニックになりやすい

Panic Big Eyes Crooked Arm Cartoon · Free image on Pixabay (75000)

「ポンコツ」と呼ばれてしまう人は、いわゆるキャパシティーが狭い人が多いです。いつもやっていることで頭の中が手一杯になっているので、余裕がありません。

ですから、一つ失敗をしてしまうと、そこからどうやったら挽回できるのかがわからずに、パニックになってしまいます。ミスをしても、冷静に事後処理をできるタイプの人ならいいのですが、それができないので更にミスをしてしまいます。

そして、さらに焦ってまたミスをする、というように一人でミスを連鎖させていってしまい、周りの人は見ていて溜息が止まらない、というタイプの人です。

どんな人が多い?ポンコツな人の性格とは

Who Question Marks Unknown - Free vector graphic on Pixabay (84346)

では、「ポンコツ」と呼ばれてしまう人は、そもそもどういう性格の人が多いのでしょうか。

物事を深く考えない

Adult Bald Beard - Free photo on Pixabay (84350)

「ポンコツ」と言われてしまう人は、物事を深く考えないタイプの人が多いです。そもそも、物事を深く考えて、こんなことが起こるかもしれない、と想定できる人は、単純なミスをしたりとんでもない勘違いをすることはありません。

また、ミスをしてしまっても、その原因や再発しないためにはどうしたらいいのか、といったことをきちんと考えず、「あー、またやっちゃった」と流してしまうので、同じようなミスを繰り返してしまうのです。

じっくりと腰を据えて落ち着いて考えることのできないタイプの人は、周りから「ポンコツ」と言われてしまうことが多いと言えます。

こだわりが強い

Heart Self-Esteem Self Liberation - Free image on Pixabay (84780)

こだわりが強い性格も、「ポンコツ」な人に多い特徴の一つです。こだわりが強いこと自体には問題はないのですが、そのこだわりのせいで周りの人から「使えないなぁ」と思われてしまうことがあります。

例えば、ガラケーにこだわりを持った人でも、こだわり自体には何の問題もないのですが、「ポンコツ」な人にありがちな出先で道に迷うということになったとき、道を調べられず待ち合わせに遅れてしまったりすると、こだわり自体をポンコツと言われてしまいます。

また、自分のこだわりに執着してしまい、より簡単なやり方や要領のよい方法を試さないというのも、「ポンコツ」と言われてしまう原因になります。

自分に甘い

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ミスを繰り返してしまうのが「ポンコツ」な人の特徴ですが、同じミスを何度もしてしまうのは自分に甘くきちんと反省できない性格が災いしている場合が多くあります。

また、ミスをしたその場では「もうしないぞ」と心に誓っても、同じような場面がきてしまうと、つい同じことを繰り返してしまいます。

朝起きるとき、「あと5分」を繰り返して遅刻してしまったり、次の火朝が早いのにお酒を飲みすぎてしまったりと、周りから見ると「自分に甘い」と思われても仕方のないことでミスをしてしまうのが特徴です。

受け身で依存心が強い

Dog Friendship Nature - Free photo on Pixabay (84357)

また、言われたことしかできない、という「指示待ち」タイプの人も「ポンコツ」と言われてしまう性格に多くいます。こういう人は、指示を与えられても、本当に言われた通りに言われたことしかできません。

ですから、臨機応変に何かに対応したり、やることが終わったら率先して動くということができません。そのため、指示をした側からすると、「まだこれやってたの!?」とあきれられてしまうことも多々あります。

指示を勘違いしていても、途中で気が付かずに最後まで間違えたままやってしまったり、周りから「ポンコツ」と思われてしまうことが多いようです。

仕事の悩みにも!職場にポンコツな人がいると困ること

Loser Failure Finger - Free photo on Pixabay (84359)

「ポンコツ」な人が職場に一人いると、周りのみんなを困らせてしまいます。どんなことで困らせてしまうのか、紹介していきます。

失敗のフォローに時間や労力がかかる

Hurry Stress Time Management - Free image on Pixabay (84360)

「ポンコツ」な人は、本当によく失敗をします。失敗をしても、自分で挽回できるのならばまだいいのですが、多くの場合その人一人で何とかすることがむつかしいため、周りが協力をしないといけません。

「ポンコツ」な人の失敗のフォローに、周りの人の仕事を止めてあたらないといけないので、同僚や上司に余計な時間や労力をかけてしまいます。当然、周りの人にはその人たちの本来の仕事や予定がありますから、とても迷惑です。

自分の仕事に加えて、他人のミスのフォローをしょっちゅうさせられていては、周りの人もいい加減腹が立ちます。職場全体の仕事にまで影響が出てしまいます。

仕事がその人のところで止まってしまう

Domino Hand Stop - Free photo on Pixabay (84362)

役割を分担して処理している仕事で、途中のところでいつも失敗してしまう人がいると、その仕事がそこで止まってしまいます。そうすると、そのあとの役割の人はなかなか仕事が済ませられませんし、その前のところを終えた人も仕事が次に進みません。

「ポンコツ」な人は、仕事を要領よくこなすことがもともと苦手なので、さらにその人のところで仕事が溜まってしまい、下手をすると関係ない人まで巻き込んでフォローに当たらないといけなくなります。

納期が迫った仕事などがその人のところで止まってしまうと、その仕事に関わる全員が迷惑をかけられてしまい、同じ職場の人としては泣きたくなってしまいます。

仕事が任せられず自分の仕事に集中できない

Headache Head Ache Pain - Free photo on Pixabay (84367)

「これをやっておいてね」と仕事を頼んでも、ちっともやり方を覚えてくれなかったり、毎回のようにミスをしてしまうのが「ポンコツ」な人の特徴です。

仕事を頼んだ方は、何度もやり方を説明したり、ミスをフォローしたりと、自分の仕事をやっている時間が無くなってしまいます。これでは、仕事を頼んだ意味がありませんし、自分でやった方が精神的にも楽だということになってしまいます。

かといって、仕事を振らないと自分からはやらないし、手を遊ばせておくわけにもいきません。なかなか戦力になってくれない「ポンコツ」な人は、仕事を任せる側の負担にもなってしまいます。

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