目次
- 「生きるのに疲れた」
- 生きることに疲れを感じる瞬間【学生】
- 友達ができない時
- 自分を理解してもらえない時
- 友達に合わせて自分を出せない時
- 生活が単調な時
- 他者と比べて自身が劣っていると感じた時
- 就活・進学が上手くいかない時
- 生きることに疲れを感じる瞬間【男性】
- 終わらない忙しさに囚われている時
- 自分の行いに意味が見いだせなくなった時
- 自分の価値が見いだせない時
- 必要とされない時
- 望むものがことごとく手に入らない時
- 生きることに疲れを感じる瞬間【女性】
- 終わりの見えない家事・育児・仕事を抱えている時
- 大切な人に裏切られた時
- 大きな悲しみを感じた時
- 自分の存在が何なのかわからない時
- 誰にも認められていないと感じた時
- 生きることに疲れた時・死にたいと思う時【対処法】
- 思春期に「死」を考えるのは一般的
- 生きることに疲れたら「死」を見つめてみる
- 死んで迷惑をかけられるほど影響力はないと自覚する
- 死は「楽」になるのではなく「無」になることを知る
- SNSで「死にたい」と発信してもあなたの気持ちは伝わらない
- 「死にたい」「生きることに疲れた」その言葉に隠した本心を知る
- どうせ死ねるのだから全く違った生き方をしてみる
- 生きることに疲れた時【明言】
- 成功の道はただ一つ/クリスファー・モーリイ
- 抜け出すための一番の方法は/ロバート・フロスト
- 私たちは得ることで生計を立て/ウィンストン・チャーチル
- 簡単すぎる人生に/ソクラテス
- どうせ死ぬのなら楽しいことを全てやりつくしてから!
終わらない忙しさに囚われている時
via pixabay.com
「男ならばバリバリ働くのが当然」「身を粉にしても働くのが男らしさ」という昭和的な「男らしさ」の神話が依然としてはびこる日本社会に、生きづらさを感じている男性も多いのではないでしょうか。
もちろん忙しく働くことにやりがいを感じている男性も多くいますが、それはあくまで睡眠時間やプライベートな時間が確保された上での話です。
職場の環境がブラックで、朝から終電がなくなるまで長時間労働を強いられている男性も少なくありませんが、そのような状態ならばどんなに頑張り屋さんであっても心身ともに疲弊してしまいます。
もちろん忙しく働くことにやりがいを感じている男性も多くいますが、それはあくまで睡眠時間やプライベートな時間が確保された上での話です。
職場の環境がブラックで、朝から終電がなくなるまで長時間労働を強いられている男性も少なくありませんが、そのような状態ならばどんなに頑張り屋さんであっても心身ともに疲弊してしまいます。
via pixabay.com
生きるために仕事をしているのではなく、奴隷労働のような仕事をするために生きているような人生に絶望し、そこから抜け出すこともなかなかできず、「生きるのに疲れた」「何のために生きているんだろう」と悲観的になってしまう人も少なくないことでしょう。
どんなに頑張っても次から次へと仕事が舞い込んできたり、上司や先輩から仕事を押し付けられる、あるいは残業をせざるを得ないほどの仕事量を一方的に与えられるなどすると、精神的にも肉体的にも疲れ切ってしまいます。
全てを投げ出して逃げてしまいたいけれど、社会的な体裁や責任感・経済的な不安感などからそうすることもできず、奴隷のように働かねばならない現状に絶望し、「いっそ死んだら楽になるのかも」と極端な思考に陥ってしまうのです。
どんなに頑張っても次から次へと仕事が舞い込んできたり、上司や先輩から仕事を押し付けられる、あるいは残業をせざるを得ないほどの仕事量を一方的に与えられるなどすると、精神的にも肉体的にも疲れ切ってしまいます。
全てを投げ出して逃げてしまいたいけれど、社会的な体裁や責任感・経済的な不安感などからそうすることもできず、奴隷のように働かねばならない現状に絶望し、「いっそ死んだら楽になるのかも」と極端な思考に陥ってしまうのです。
自分の行いに意味が見いだせなくなった時
via pixabay.com
自分が今していること、今までしてきたことに対して意味や価値が見いだせなくなったという時も、男性が生きることに絶望し死にたいと感じてしまう原因のひとつに数えられるでしょう。
とりわけ、男性の中には仕事での評価や業績を自分そのものの価値や存在意義として同一視している人も少なくありません。そのため、会社を解雇されたり大きなプロジェクトから外されるなど、仕事面で憂き目にあうと、自分のこれまでの人生が全て否定されてしまったように感じ、生きがいを喪失してしまうのです。
その結果、「仕事を失った自分にはもはや何の価値もない」と思い込んでしまい、どうやってこれから生きていけばよいのか皆目見当もつかず、「いっそ死んでしまいたい」とまで追い込まれてしまうことでしょう。
とりわけ、男性の中には仕事での評価や業績を自分そのものの価値や存在意義として同一視している人も少なくありません。そのため、会社を解雇されたり大きなプロジェクトから外されるなど、仕事面で憂き目にあうと、自分のこれまでの人生が全て否定されてしまったように感じ、生きがいを喪失してしまうのです。
その結果、「仕事を失った自分にはもはや何の価値もない」と思い込んでしまい、どうやってこれから生きていけばよいのか皆目見当もつかず、「いっそ死んでしまいたい」とまで追い込まれてしまうことでしょう。
自分の価値が見いだせない時
via pixabay.com
自分の価値が見いだせないと、「何のために自分は生きているんだろう?」と自分の存在意義を疑ってしまうため、生きる気力がわかず人生に悲観的になってしまいがちです。
とりわけ、他人と自分とを何かと比較する癖のある男性は、自分の存在価値を見失ってしまいやすいでしょう。というのも、自分よりも優れている人・恵まれている人はいくらでもいるからです。
他者と自分とを比較しては自分の劣った部分を目前に突きつけられているような感覚に陥ってしまいます。
とりわけ、他人と自分とを何かと比較する癖のある男性は、自分の存在価値を見失ってしまいやすいでしょう。というのも、自分よりも優れている人・恵まれている人はいくらでもいるからです。
他者と自分とを比較しては自分の劣った部分を目前に突きつけられているような感覚に陥ってしまいます。
via pixabay.com
また、小さい頃から親などに否定されて育った男性は、大人になっても健全な自己肯定感を持つことができず、自分で自分に価値を見出すことができなくなってしまいがちです。
価値のない人間などこの世に一人もいませんが、自己肯定感の低い男性は「自分はダメな人間だ」「周囲に迷惑をかけてしまっている」と自分のことを必要以上に卑下をしてしまいます。
また、他人からの評価=自分の存在意義だと思い込んでしまうため、少し他人から批判的なコメントをされただけでまるで自分の全てを否定されたかのように感じ、自分は価値のない人間だと極端な考えに陥ってしまうのです。
価値のない人間などこの世に一人もいませんが、自己肯定感の低い男性は「自分はダメな人間だ」「周囲に迷惑をかけてしまっている」と自分のことを必要以上に卑下をしてしまいます。
また、他人からの評価=自分の存在意義だと思い込んでしまうため、少し他人から批判的なコメントをされただけでまるで自分の全てを否定されたかのように感じ、自分は価値のない人間だと極端な考えに陥ってしまうのです。
必要とされない時
via pixabay.com
周囲の人から必要とされないということも、男性が「生きるのに疲れた」と感じてしまう瞬間のひとつとして挙げられるでしょう。どんな人であっても、多かれ少なかれ「自分を認めてもらいたい・必要としてもらいたい」という承認欲求を持っています。
人から全く必要とされないというのは、承認欲求が満たされないことであると同時に、自分の存在意義を見失ってしまうきっかけにもなります。
たとえば直属の後輩が自分ではなく他の同期に相談や質問をしているのを目にすると、「どうして自分を頼ってくれないんだろう」「自分がダメだから後輩は相談をしてくれないに違いない」と思い、自分を否定されたように感じて強いショックを受けてしまうのです。
人から全く必要とされないというのは、承認欲求が満たされないことであると同時に、自分の存在意義を見失ってしまうきっかけにもなります。
たとえば直属の後輩が自分ではなく他の同期に相談や質問をしているのを目にすると、「どうして自分を頼ってくれないんだろう」「自分がダメだから後輩は相談をしてくれないに違いない」と思い、自分を否定されたように感じて強いショックを受けてしまうのです。
望むものがことごとく手に入らない時
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就きたい職種に就くこともかなわず、好きな女性に振り向いてもらうこともできず、仕事でもプライベートでも手に入れたいものがことごとく手に入らない時、男性は生きることに絶望してしまいがちです。
地位や名声・経済的な成功などが手に入らなかったとしても、愛する女性や大切な家族がいてくれれば、幸せを感じることはできます。ですが、自分なりに頑張っているのにどちらも手に入れることができないのならば、まるで世界から自分だけがぽつんと取り残されてしまったかのような孤独感や絶望感を抱いてしまうでしょう。
「何をやっても自分はダメに違いない」と感じ、頑張ることも生きることさえも諦めてしまうのです。
地位や名声・経済的な成功などが手に入らなかったとしても、愛する女性や大切な家族がいてくれれば、幸せを感じることはできます。ですが、自分なりに頑張っているのにどちらも手に入れることができないのならば、まるで世界から自分だけがぽつんと取り残されてしまったかのような孤独感や絶望感を抱いてしまうでしょう。
「何をやっても自分はダメに違いない」と感じ、頑張ることも生きることさえも諦めてしまうのです。
生きることに疲れを感じる瞬間【女性】
via pixabay.com
以上では、男性が生きることに辛さを感じる瞬間や原因についてご紹介してきました。男性には男性の苦しみがあるように、女性には女性の苦しみがあります。
とりわけ日本は先進国の中でも特異なほど女性差別が色濃く社会のさまざまな側面に残っており、女性であるというだけで抑圧を受けたり、自分らしい生き方を阻まれてしまうことも少なくありません。
日本社会においては、女性であることによって生きづらさを感じる人も多いのです。ここからは、そんな女性たちが生きることに疲れたと感じる瞬間や原因について見ていきましょう。
とりわけ日本は先進国の中でも特異なほど女性差別が色濃く社会のさまざまな側面に残っており、女性であるというだけで抑圧を受けたり、自分らしい生き方を阻まれてしまうことも少なくありません。
日本社会においては、女性であることによって生きづらさを感じる人も多いのです。ここからは、そんな女性たちが生きることに疲れたと感じる瞬間や原因について見ていきましょう。
終わりの見えない家事・育児・仕事を抱えている時
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女性が生きるのに感じる原因としてまずご紹介したいのが、仕事をしながらも家事・育児をしなければならず、終わりの見えない忙しさに心が押しつぶされてしまうということです。
残念ながら、日本ではいまだに差別的な性別役割分担意識が根強く残っており、共働き夫婦であるにも関わらず家事・育児は妻がするのが当然であり、夫は気が向いた時に「手伝ってあげる」あるいは「協力してあげる」とまるで他人事であるケースも少なくありません。
その結果、女性たちは責任ある仕事をしながらも、ワンオペで家事や育児もせねばならず、365日常に時間に追われ心も体も限界をとうに達しているのに、それでも頑張り続けなければならない状況に追い込まれているのです。
残念ながら、日本ではいまだに差別的な性別役割分担意識が根強く残っており、共働き夫婦であるにも関わらず家事・育児は妻がするのが当然であり、夫は気が向いた時に「手伝ってあげる」あるいは「協力してあげる」とまるで他人事であるケースも少なくありません。
その結果、女性たちは責任ある仕事をしながらも、ワンオペで家事や育児もせねばならず、365日常に時間に追われ心も体も限界をとうに達しているのに、それでも頑張り続けなければならない状況に追い込まれているのです。
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日本人女性の平均睡眠時間は先進国の中でも最も少ないという調査結果が出ていることからもわかるように、少なからぬ日本人女性は仕事も家事・育児も一人で背負わされている状況にあります。
夫は休日に自分の趣味のために時間を費やしたり気軽に外に飲みに行けるのに、妻であり母親である自分は仕事に家事・育児に忙殺されてもう1年以上美容院にも行けず、夫婦なのになぜこんなに不平等なのかと絶望感を抱いている女性も少なくないはずです。
頑張っても誰にも頑張りを認めてもらえず感謝もされず、終わりのない忙しさに生きる気力を奪われ、生きるのに心底疲れたと感じている女性も多いことでしょう。
夫は休日に自分の趣味のために時間を費やしたり気軽に外に飲みに行けるのに、妻であり母親である自分は仕事に家事・育児に忙殺されてもう1年以上美容院にも行けず、夫婦なのになぜこんなに不平等なのかと絶望感を抱いている女性も少なくないはずです。
頑張っても誰にも頑張りを認めてもらえず感謝もされず、終わりのない忙しさに生きる気力を奪われ、生きるのに心底疲れたと感じている女性も多いことでしょう。
大切な人に裏切られた時
via pixabay.com
愛する人や心から信頼していた人に裏切られたというのも、女性が生きるのに疲れ絶望をしてしまう原因のひとつとして挙げられるでしょう。恋人や夫に浮気をされたり、自分に嘘をついてこっそりと借金や浪費を行っているのを知ると、誰しも「裏切られた」と強いショックを受けるはずです。
相手に対する愛情や信頼が強ければつよいほど、相手に期待を持っていればいるほど、裏切られた時の心の傷は大きくなるでしょう。
その悲しみや怒りから物事を前向きに考えることができなくなり、「私の人生はなんてみじめなんだろう」「こんな人生、生きている意味なんてない」と極端な考えに走ってしまうことさえあります。
相手に対する愛情や信頼が強ければつよいほど、相手に期待を持っていればいるほど、裏切られた時の心の傷は大きくなるでしょう。
その悲しみや怒りから物事を前向きに考えることができなくなり、「私の人生はなんてみじめなんだろう」「こんな人生、生きている意味なんてない」と極端な考えに走ってしまうことさえあります。
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