2019年2月26日 更新

「テンパる」の意味と語源は?テンパる人の特徴と治す方法

テンパってしまったことは誰しも経験がありますが苦い思い出ばかりの方はいませんか。テンパる人の特徴や対処法、そしてテンパらないために明日からできることをご紹介します。テンパることばかりに着目せず、テンパる癖をどう理解し自分とうまく付き合うのかを考えてみましょう。

心に余裕がなくなる原因

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心に余裕がなくなる時とはいったいどんな時でしょうか。精神的にしんどくなってしまう時、それが周期的な問題もあります。しかし身体的にSOSを発していることもあるでしょう。

親がテンパりやすい

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子どもというのは両親の在り方を見て育ちます。そして両親のことを見て、学びます。親であるからテンパらないということはありません。親であってもテンパる場面もありますし、テンパる度合いも人それぞれです。

間違ってはいけないのは「親なのにテンパる。だからダメ。」という極端な思考になってはいけません。親であってもテンパります。そしてそれを見た子どもは「親でもテンパる。」ということをぜひマイナスなことを繋げないようにしましょう。それはテンパったらダメということだけが先行し、自分の言葉で喋ることを避けてしまうからです。

テンパってもいい、しかしテンパらないように工夫すればいいということです。親がテンパりやすいから子どももテンパりやすいという意味合いではなく、テンパる経験をしている両親だからこそ失敗もした。だから対処法としてこんなこともあると伝えましょう。

セロトニン不足

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セロトニンとは脳の中の神経伝達物質の名前です。感情や気分のコントロールをつかさどる神経であり、気分の安定に大きく関与しています。そのセロトニンは日常生活の質が低下してしまうと同じようにセロトニンも不足しやすくなることが医学的に判明しています。

例えば、不規則な生活が続くこと・食生活が乱れていること・運動不足・イライラして集中力が保てないなど誰しも大なり小なり当てはまるような事柄です。重度のセロトニン不足になると不安定な気持ちが常に蔓延し落ち着きをなくしてしまいます。

余計にテンパってしまい、焦りが焦りを呼ぶ状況となってしまうでしょう。

食生活も大事

Food Fruits Berries - Free photo on Pixabay (78585)

食生活が乱れてしまうと体調を崩しやすくなります。ストレス発散方法の1つに好きなモノを食べるということはあります。しかしそればかりをしてしまうと、塩分や糖分の取り過ぎ、または偏った栄養状態となり体にはよくないでしょう。

食事のバランスを見直してみましょう。緑黄色野菜や果物を意識して食べるだけでも体調に変化が表れます。栄養素を気にしてメニューを選んでみるのも良いです。食事も体調を整える大切な役目があります。

生活を見直してみよう

Window Woman Morning - Free photo on Pixabay (78599)

生活のバランスを見直してみることで改善点が必ず見つかるはずです。テンパらないために生活習慣から見直してみましょう。

早寝早起き

Woman Drinking Coffee - Free photo on Pixabay (78588)

規則正しい生活をと言われて思いつくのは、早寝早起きではないでしょうか。早寝早起きはリズムが整うと頭もスッキリします。睡眠時間が短いと、先ほどお伝えしたセロトニン不足に繋がりやすく気分の落ち込みも誘発されやすいでしょう。

早寝早起きのために、何となく過ごしていた時間を見直すきっかけになります。SNSや動画を見る時間もとりとめもなく見るのではなく、時間を決めてみることから始めてみましょう。そして早起きすることで準備をする時間が確保できます。最初のうちは起きることを目標にすると良いでしょう。そして慣れてきたら、朝の準備にどういったことをすると気分が良いかを探してみると早起きすることにもメリットを感じます。

食生活

Bread Ham Tight Max - Free photo on Pixabay (78584)

最近ではコンビニ商品やスーパーの惣菜をはじめ以前は高カロリー商品ばかり目立っていましたが、野菜をバランスよく食べるために〇〇品目入っていますというようなパッケージを見ることが増えました。自炊をすることにハードルを高く感じる方もいるでしょう。であれば、うまく食事のバランスを取るために野菜や果物を1~2つ追加したメニューを意識しましょう。

偏った栄養は体調不良を招きます。不眠・便秘など体に毒素が回りやすく、そして排出されにくいです。悪循環が体内だけでなく、思考にも影響を及ぼしてしまいます。健康的な身体は、食事のバランスを意識することです。

適度な運動

Man Woman Couple - Free photo on Pixabay (78593)

そして食事や睡眠と同じくらい大切なのは運動です。スポーツジムに通う、プールに通う、サウナで汗を流すというようなことが運動を習慣化するものではありません。あなたが続けられそうなことを運動にしてみましょう。

運動習慣がない人にとっては散歩をすることから始めましょう。そしていきなり1時間ウォーキングすると意気込むと初日で疲れ果ててしまい、運動が嫌になってしまいます。まずは、普段の移動手段を徒歩に変えてみるのもいいかもしれません。徒歩で駅まで歩く、徒歩で買い物へ行く。これも運動と位置付けてしまえば、継続することが難しく感じないでしょう。

テンパるのは病気のせい?

Sleep Pillow Sleepwalking - Free photo on Pixabay (78594)

こんなにテンパってしまうのは性格だけの要因ではないかもしれない。と悩んだことはありませんか。日常生活があまりに苦しく感じるようであれば病気の可能性もあります。

ADHDとは

Computer Business Office - Free photo on Pixabay (78595)

ADHDとは、注意欠陥・多動性障害という発達障害の1つです。近年、大人の発達障害という言葉もうまれ「この生きにくさはADHDという障害が原因だった」と公表する著名人もいます。そうです。そして、大人になったから急にそのような生きにくさを感じているわけではなく子どもの頃から「そういえば、こんなこと多かったかな」と大人になってから気づくこともあります。

不注意、多動性、衝動性といった項目において失敗したり、両親や先生に怒られたり、友達から何か言われた経験はありませんか。特にテンパる人は、不注意の項目において当てはまる経験が多いかもしれません。

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