2019年6月11日 更新

自分を褒めるのは必要なこと!自分を褒めることの効果と褒める方法

自分を褒めるとどんな効果があると思いますか。普通なら誰か別の人を褒めるものですが、現代社会では自分を褒めることの重要性が増しているようです。自分を褒めることが必要な5つの理由、自分を褒めることで得られる11の効果、自分を褒めるための6つの方法等を解説します。

自分を褒めることの必要性や、自分を褒めることによって生まれる効果を概観してきました。「自分を褒めることで、自分をもっと前進させたい!」と感じ始めている人もいるはずです。しかし、自分を褒めると言っても様々な方法があります。どんな方法なら効果的なのでしょうか。6つの方法をご紹介します。

悪いところには予め着目しない

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自分を褒める方法の1つ目は「悪いところには予め着目しない」ということです。褒めるということは、良い部分を指摘する行為です。自分を褒める場合には、積極的に良いところを見ていきましょう。

悪いところを見ようと思えば、いくらでも見つかるものです。「あれもダメ」「これもダメ」というように、悪い部分を見つめていけば、どんどん気分は暗くなっていくはずです。いかに自分が無能な人間であるかと、落ち込んでしまう可能性もあります。これでは自分を褒めることができなくなってしまいます。

そのため自分を褒めるにあたって注意すべきことは「悪いところには予め着目しない」ということです。まずは良いところを見ていきましょう。悪いところに着目するのは、良いところをすべて見終わった後です。「自分の良いところを見る」ということを徹底することが大切です。

今日の出来事をノートに書く

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自分を褒める方法の2つ目は「今日の出来事をノートに書く」ということです。自分を褒めるといっても、なかなか見つからないかもしれません。良いところを見つけようと努力をしても見つからず、逆に落ち込んでしまう人もいます。そんな時にオススメなのが、「今日の出来事をノートに書く」ということです。

良いこともあれば、悪いこともあるでしょう。しかし、まずはそういう評価をせず、たんたんとノートに書き記していくのです。朝から夜にかけて時系列で書いてみても良いでしょう。まずは今日という一日の中で何があったのか、「事実」のレベルで書き出していくことです。

細かいところまで淡々と書き出していくと、意外なところで「おっ、自分はこんなすごいことをしていたのか!」と気づいたりすることもあるはずです。箇条書きでも良いでしょう。まずは事実レベルで書き出してみることです。

ノートを見て褒められる場所を見つける

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自分を褒める方法の3つ目は「ノートを見て褒められる場所を見つける」ということです。「今日の出来事をノートに書く」ということの意味は理解できたでしょうか。大事なことは、「良かったこと」「悪かったこと」といった評価付けをせず、まずは冷静に淡々と書き出すことです。

そして、もう書くことが無いという段階になったら、そこで初めてノートを見つめてみましょう。ここでもすぐに評価付けをしないことが大切です。人によっては、全てが「悪かったこと」と思い込んでしまうこともあるためです。

ノートを見ながらやってほしいことは、それぞれの出来事について評価付けをすることではありません。褒めるべき点を見つけるのです。最初は「こじつけ」でもいいでしょう。とにかく「この出来事は、こういう点で褒めることができるかも!」という点を見つけていくのです。これを繰り返すことが大切です。

声に出して自分を褒める

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自分を褒める方法の4つ目は「声に出して自分を褒める」ということです。「ノートを見て褒められる場所を見つける」ということができたら、次のステップはそれを声に出して読み上げるということです。

ノートを見ながら「この出来事は、こういう点で褒めることができるかも!」という点を見つけていったわけですが、それをそのまま読み上げます。「私はこの出来事について、よく頑張った。なぜならこういう理由で。私はすごい!」と言ってみましょう。

最初は恥ずかしいかもしれません。でも、一度で良いから試してみて下さい。きっと自分の心の中に、何らかの変化が起きたことを実感できるはずです。

誰かと比較せずに自分だけを褒めてみる

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自分を褒める方法の5つ目は「誰かと比較せずに自分だけを褒めてみる」ということです。誰かと自分を比較すると、つい自分のダメさ加減に目が行ってしまいがちです。「Aさんに比べて、私はこれができない」とか、「Bさんはすごい。私はできなかった」というように、自分を悪い方向へと追い込んでしまうのです。

そうではなく、他人と比較せずに、ぜひ自分だけを褒めるようにしましょう。具体的には、現在の自分を他人と比べるのではなく、過去の自分と比べるのです。「昨年はできなかったけど、今はできるようになった」とか、「半年前は1時間かかったのに、今の自分は40分でできるようになった」という具合です。

人と比べると自分の悪さに視点が行きがちです。過去の自分と比べることで「成長した自分」を意識してみましょう。それが、褒めるべきポイントになるはずです。

どんなに小さいことでも褒める

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自分を褒める方法の6つ目は「どんなに小さいことでも褒める」ということです。大事なことは「褒めること」です。どんなに小さなことでも構いません。前述の通り、最初は「こじつけ」でも構いません。褒めるべきポイントを見つけ出し、声に出して自分を褒めることです。

「こんなに小さなこと、褒めるべきことかな?」と不安になることはありません。褒めるべきポイントが見つかり次第、どんどん自分を褒めましょう。

自分を褒めることの効果はすでにご紹介した通りです。どんなに小さな点でも構いません。どんどん褒めましょう。次第に自分が変化していくことが実感できるに違いありません。

自分を褒めるためのおすすめの本

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自分を褒めることの必要性や、自分を褒めることによって生まれる効果、そして自分を褒めるための効果的な方法について解説してきました。意外と奥の深い世界であることが感じられたかもしれません。

この「自分を褒める」ということについて、さらに探求する手段は無いのでしょうか。参考になる本がいくつかありますが、ここでは3冊をご紹介します。どれも、なかなか自分で自分を褒めることができないという人におすすめの本です。ぜひ実際に読んでみて下さい。

ほめ日記

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書籍「ほめ日記」は、「ほめ日記」というトレーニングプログラムの創始者である手塚千砂子さんが書かれた本です。自分で自分を褒めるという日記を「ほめ日記」と名付け、毎日の習慣やトレーニングとして実践することを提唱しています。

すでに「ほめ日記」関連だけでも、二十数冊もの書籍を出版されており、人気のほどがうかがえます。本書の特徴は、自分で自分を褒めるということの効用に加え、自分を褒めるという「ほめ日記」を続けるコツや方法までが、丁寧にまとめられていることです。ぜひチャレンジしてみて下さい。

自分を褒める習慣

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著者の原邦雄さんは、ほめて人を育てるという「ほめ育」を世界に広めている人物です。「ほめ育」を「Homeiku」という世界共通語にしようと取り組まれ、褒めることの素晴らしさを100万人以上に伝道してきたとされています。

毎日、必ず自分を褒めるという習慣を提唱され、1日1ほめの「ほめ貯金」と命名しています。自分を褒めることで人生を変えていこうというのが本書の内容となっています。日記を続ける自信がない人でも、1日1ほめの習慣であれば、簡単に取り組むことができるのではないでしょうか。

たった一言で人生が変わるほめ言葉の魔法

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