2019年8月19日 更新

口が上手い人は得をする?口が上手い人の特徴や上手な付き合い方とは

「口が上手い」という言葉は、褒めるというより悪口に近い言葉になります。それでも口が上手い人を羨ましいと思うことが、時にあるのではないでしょうか?逆に、身近に口が上手い人がいたら警戒してしまう、という人も多いのでは?そんな口が上手い人についてみていきましょう。

Man Adult Businessman - Free vector graphic on Pixabay (361301)

口が上手い人は、YESマンであることが多いです。場の雰囲気を壊すような発言もしませんし、嫌な顔もせず目上の人を立てることも得意です。特に気負うこともなく、自然とお世辞やおだてるような言葉が出てくるので、年長者や上司に好かれやすいのです。

同じようなミスをしても当たりが柔らかかったり、ランチや飲みに誘ってもらったり、たとえ同性の上司であっても可愛がってもらえることが多いでしょう。人事評価などでも良い評価を出してもらえるので、同期の中でも出世するのが早くなる傾向にあります。

知人が多くなる

Birthday Company Candles - Free photo on Pixabay (362155)

口が上手い人は老若男女を問わず、すぐに誰とでも仲良くなれてしまうので、知り合いがとても多いです。思わぬところで繋がっていたりするので、共通の話題ができることもあるでしょう。話し上手の彼らは聞き上手でもありますし、結構マメに連絡を取ったりしますので、親しい関係にまで発展することも珍しくありません。

一緒にいる人に不快な思いをさせることもないですし、場を盛り上げるのが得意でもありますので、何か人が集まるような会があれば誘われることも多いです。そして、そこでもまた、知り合いを増やしていくのです。

口が上手い人の特徴

Speakers Announcement Balloon - Free image on Pixabay (363963)

口が上手い人とは、話し方がとても上手で言葉だけで相手を喜ばせたり、時には丸め込んでしまうような人のことです。その巧みな話術と高いコミュニケーション能力で、様々な場面でお得感のある彼らがどんな特徴を持っているのか気になりますよね。

これから紹介する特徴をみていけば、「口が上手い」が褒め言葉にならない理由が少しでも見えてくるのではないでしょうか。

感情を表に出しにくい

Beauty Geisha Asia - Free photo on Pixabay (366617)

口が上手い人は、八方美人でYESマンであることが多いです。それは、自分の意見を言うことで場の雰囲気を台無しにしたくないという思いが強いからでしょう。あっちの言うことにもそっちの言うことにも賛同するので、どんな考えを持っているのかさっぱり分かりません。

その場その場で話を合わせ余計なトラブルは起こさず、自分の思い通りの方向へ進めるのが目的なので、本心は全く明かしません。いつもニコニコと人当たりの良い笑顔で、自分の感情は表に出さないことが多いです。人の気持ちは上手に聞き出すのに、自分の気持ちや考えは口に出さない傾向があります。

世渡り上手

Ok A-Ok Woman - Free photo on Pixabay (367131)

口が上手い人は、目上の人への気配りもしっかりできます。臆したり物怖じすることもなく誰とでも話を合わせられるので、相手の方もコミュニケーションが取りやすいのです。さり気なく褒めるのも上手いですし、愛嬌もあるので可愛がられて何かと優遇してもらえます。

更に、人に頼るのも上手です。困った時に、素直に頼みごとをしたり甘えたりすることができます。決して無理強いはしないのですが、口が上手いので、相手を「仕方ないなぁ」とその気にさせてしまうのです。また、感謝の気持ちを伝えたり褒めたりすることも得意なので、「役に立てて良かった」と相手を喜ばせ満足させることもできます。

空気を読むのが得意

Playmobil Figures Session - Free photo on Pixabay (366259)

その場の雰囲気に合わせた話題を選んだり、上手く場を盛り上げてみせたり、時には人の話をじっくりと聞いてみたりと、空気を読むことに長けています。その場面で自分に求められているものが何なのか、しっかりと把握しています。その上で適切に行動し、時には巧みな話術で場をコントロールしています。

また、口の上手い人は聞き上手であることも多いです。話下手な人からでも、上手に話を聞き出すことができます。人の気持ちにも聡いので、相手の望む反応を上手に返してくれます。一緒にいると心地よいので、話すつもりではなかったことまでついつい話してしまって、自己嫌悪に陥ったという人も多いのではないでしょうか。

多少の嘘をつく

Truth Lie Street Sign - Free photo on Pixabay (365248)

「嘘も方便」という言葉は、誰でも一度くらいは口にしたことがあるのではないでしょうか。この「嘘も方便」を地でいくのが口の上手い人です。

「優しい嘘や相手を傷つけない嘘なら全く問題ない」と考えている節があります。確かに、何でもかんでも真実を言えば良いというものではないですよね。それが相手を深く傷つけることもありますから。相手を傷つけないように上手に言葉を選べることは、長所でもあると言えます。

ただ、あまりにも自然に嘘をつく傾向があるので、信頼を失ってしまうこともあります。本人に悪気がないのも分かっていますし、仕事で嘘をついても結果を出すので誰も何も言いませんが、「信用ならない人」と思われている可能性もあります。

異性から人気

Couple Holding Hands Love - Free photo on Pixabay (367797)

口が上手い人は、あまり自分のことは話したがらないので、謎めいた感じがします。誰かが質問しても、本当か嘘か分からない言い回しで、笑いをとって煙に巻いてしまいます。ちょっとミステリアスで、だから興味が湧きませんか?しかも話題は豊富で、一緒にいて楽しく相手を退屈させません。

自分の意見を主張することなく、こちらの主張を「そう思うよ」「そうね」と相槌を打ちながら聞いて容認してくれるので、話していて安心したり自信を持ったりできます。また、上手に頼ったり甘えたりしてくるので、「守ってあげたい」「支えてあげたい」と自然に思ってしまうのです。

損得勘定が得意

Brain Head Psychology Closed - Free image on Pixabay (369480)

「損得勘定」とは、「自分にとって損であるか得であるかを打算的に判断するさま」とあります。口が上手い人は得をすることに固執するというよりは、損をしないように上手に動きます。

仕事上のトラブルや人間関係のもつれなど面倒事を事前に察知して、できる限り回避しようとします。口が上手い人は場をコントロールすることができるので、自分が損しないように上手に立ち回ります。

また、誰の味方に付けば最も無難にトラブルを乗り切れるかを瞬時に判断します。もちろん無事に一段落つけば敵対した方にも上手に自分の立場を弁明し、結局一切損をせずにやり過ごしていることも多いです。

頭の回転が速い

Idea Business - Free image on Pixabay (364319)

口が上手い人の特徴として最も顕著に現れるのが、「頭の回転が速い」ということでしょう。会話の流れや、相手の表情を読んで言葉や口調を変えたり、瞬時の判断で的確な対応をしてくれます。例えば、慰めて欲しい人には優しい言葉を、褒めてほしい人に対しては最上級の褒め言葉で良い気分にさせてくれます。

頭の回転が速い人は、相手が発する言葉の意味もすぐに理解しますし、その先の展開も読み取ってしまいます。それに対しての返答も瞬時に出てきますので、相手を説得しようとする時は畳み掛けるように会話を進め、相手に考えるスキも与えずに納得させてしまうことができます。

口が上手くなった理由

2 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪