2019年3月1日 更新

誰か助けて!辛い時の対処法や自分を追い詰めないためにしたいこと

死にたい、辛くて仕方がない、苦しくて苦しくてどうしようもない。そんな状態をうつ状態と表現することがあります。死にたいほどの辛い気持ち、そんな時誰かに助けてほしい。どうにかしてほしい。そう思うのではないでしょうか。そんな時の対処法について考えてみました。

目次

もしかしてうつかも?心療内科を受診する基準は?

Question Marks Punctuation Symbol - Free image on Pixabay (83462)

うつ病は他の身体的な症状とは異なり、血液検査や脳波の検査をしても100%あなたはうつ病ですと診断することはできません。ネットで調べた情報を元に自分の力だけでうつ状態を脱することは大変気力も必要ですし、場合によっては悪化してしまう恐れもあります。


心療内科では、あなたの心の状態や抱えている身体の悩みを聞いた上で総合的に判断し、その症状に合わせた治療が可能です。悪化してしまうとその分、元の状態に戻るのにも治療する時間がかかってきてしまうので早め早めの受診をおすすめします。


では一体どういったことがあるときに受診を考える必要が出てくるのか、いくつかのシチュエーションに合わせてみていきましょう。

鬱々とした気持ちが2週間以上続く

Despair Alone Being - Free photo on Pixabay (83463)

何もないのに悲しい、ある問題が頭から離れずに苦しい、なぜだか気分が上がらない、すぐにイライラしてしまう。そんな心の状態が続いていると、中々その気分から脱却し気持ちを立て直すことが少難しくなっていきます。


最後はずっと心が沈んだ状態、死にたい気持ちの芽生えにつながってしまう恐れもあるため、それ以上酷くなってしまう前に心療内科を受診する必要があります。


人に話しても消えない悩みや、色々な方法を試してもどうしようもなかった気持ちも病院で処方されたお薬と上手に付き合っていくことで改善する可能性があります。

死ぬ方法を考えたり無意識に危険な行動を取ったりしている

Depression Mental Health Sadness - Free photo on Pixabay (83464)

無意識のうちに唇を噛んでしまう、爪を噛んでしまう、傷を触ったり肌をつねったりと自傷的な行動をとってしまう。これらは心が大きなストレスに耐えられなくなっている状態のサインかもしれません。


死ぬ方法を考えるといった行動もそれらの自傷行為とおなじく極めて危険な状態で、あなたの心に限界が訪れているのでしょう。最悪の事態につながってしまう前に、心療内科を受診してみましょう。


きっと死にたいほどの気持ちでいる状態では必要最低限の生活も難しいものとなってきてしまうため身体的な不調が酷くなる前に受診することをおすすめします。

日常生活を送ることが辛く問題が生じている

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日常生活に必要最低限な、体を清潔に保つ行為や睡眠、食事といったものがおろそかになっていませんか?また性欲が普段より増している、減退しているといった状態も強く関係していることがあります。


このどれかに当てはまる場合は、あなたの心の疲れが限界に達し、動く気力すらも奪っている可能性があります。必要最低限のことが出来なくなってくると、今は身体の異常がなくてもその生活を続けることによってさらなる体調の悪化を引き起こす危険性があります。


一度心療内科で相談してみると良いでしょう。また、エナジードリンクなどを飲んで普段どうにか最低限の生活を送っている場合はとても危険ですので今すぐに使用を制限し、必要であれば病院に行きましょう。

疲れやすい・眠れないなどの症状がある

Girl Computer Notebook White - Free photo on Pixabay (83466)

精神的な不調を自覚する前に先に眠れなくなってしまった、疲労感が取れない日々が続いていた。そんなうつ病患者さんもたくさんいらっしゃいます。


ストレスは本人の目にも見えないため、自分が気づかないうちに酷く蓄積してしまい先に体に異常が出たことをきっかけに症状が少しずつ悪化し、気分障害につながることもあるのです。


十分な睡眠や休息をとっているのに疲れが取れていない、一日中だるい。それも大事なサインの一つとなり得るので、気になる場合は我慢や様子見をせず受診しましょう。

生きづらい!うつの原因になることもある大人の発達障害とは

The Question Mark Sign - Free vector graphic on Pixabay (83467)

大人の発達障害、近年取り沙汰されることの多くなった精神疾患の一つです。職場などの環境が合わず大きなミスをしてしまったり、人間関係がうまくいかなかったりする場合はもしかすると大人の発達障害によるものかもしれません。


うつ病の患者さんの中にはお医者さんに話をしていくうちに、発達障害の診断をされたり、精神科や心療内科で受けることのできる症状に関するチェックシートの検査でその傾向にあることが判明したことで症状との上手な付き合い方をみつけ、うつ自体の治療が進んだというケースも多くあるようです。

大人の発達障害とは

Father And Son Walking Love - Free photo on Pixabay (83468)

主に18歳以降の年齢の人に見られる発達障害のことを、大人の発達障害と呼びます。1990年頃から子供の発達障害については多く取り上げられてきました。


近年では幼少期にそのような診断をされていなかった方が、大人になって様々な問題に苦しみ、医療機関を受診したことによって発達障害が判明するケースとして、大人の発達障害が取り上げられることが増えました。


発達障害とは先天性のものが多く、発達障害の方によく見られる特徴として、一つ能力に突出しているといったものがあります。周りの人以上の力を発揮するなどして優秀だった為、周りの大人も全く気づかなかったというケースも多くあるようです。

日常生活でどんな問題が多いか

Worried Girl Woman Waiting - Free photo on Pixabay (83469)

社会に出た途端、急激に世間とうまく馴染めなくなってしまったり、仕事上で大きな失敗をしてしまった、人とのコミュニケーションがとれにくくなってしまったという事例が多いようです。


発達障害の方の多くは得意なことと苦手なことがとてもはっきりしているといった特性を持っています。様々なことをバランスよく、といった動きが苦手な場合、社会に出て一つのことに集中して取り組むことよりも効率よく要領よくといった動きを要求された際にうまく取り組めなかったり失敗してしまうこともあるようです。

発達障害の二次障害とは

Puzzle Heart Love Two - Free image on Pixabay (83470)

二次障害とは、ある病気が原因でその病気によって新たな病気を併発してしまった病気のことを指します。


発達障害が原因でうまくいかなかったり問題となってしまったことに対して、解決しよう、どうにかしよう、どうしたらいいのだろうと頑張ったり悩んだりすることが長期化してしまい、それが原因となるストレスで心身の調子を崩してしまいうつ病などの病気を発症してしまう場合もあります。


今まで気がつかれなかった病気だからこそ、社会に出ても気づいてもらうことも自分で気がつくことも大変難しい為、問題解決も難しく、自分の中で悩みが大きくなってしまうこともあるでしょう。

発達障害の二次障害が深刻化しやすい理由

Adult Beard Face - Free photo on Pixabay (83472)

発達障害が原因で起こった問題の解決は1人では難しく、また同じような失敗をしてしまうこともあります。また、自分の発達障害の自覚症状もない場合は原因が自分の不注意や努力不足であると認識してしまうことで悩みを大きくしてしまい、中々解決しないといった悪循環に陥ってしまいます。


そうなると、周りの力がない限り中々問題は無くならず悩みが膨らみ心身の状態の悪化につながってしまいます。もともと自分がいけないんだと認識している人がうつ病といった病気を疑うことは非常に難しく、気づいた時には病状も深刻化していることが多いのが現状です。

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