目次
- 大麻は本当に危険?効果や依存性から禁止の理由と詳細まで
- 大麻を吸っている人の特徴8選
- 目が虚ろ
- 目の充血
- ニヤニヤしている
- 甘い香り
- 食べ物・飲み物の量
- 感情が不安定
- ろれつが回らない
- ベテランになるほど変化は起きにくくなる
- 大麻に手を出してしまう原因
- 好奇心
- 手に入れやすい
- 使いやすさ
- 間違った情報
- 逮捕された芸能人の活躍
- 大麻吸引は合法?違法なのは?
- 【合法】体内から大麻成分の検出
- 【違法】所持
- 【違法】栽培・輸出入
- 【違法】譲渡・譲受
- 【違法】合法国での摂取
- 大麻が合法の国や地域もある
- 15州で大麻合法化
- オランダ
- イギリス
- ウルグアイ
- ジャマイカ
- スペイン
- ポルトガル
- フィンランド・ベルギー・ドイツその他
- 大麻の効果
- 多幸感
- 思考のコントロール
- 長期使用に関する研究は未発展
- 特徴から学ぶ!吸引は合法でも絶対ダメ!
100人に1人がヘロイン中毒と言われるほど、ポルトガルには薬物が蔓延していました。そのため、日本と同じように様々な薬物を禁止し、そして厳罰化することにより、薬物を排除しようと試みていたのです。しかし、状況は改善しませんでした。
そこでポルトガルは、真逆の方法である薬物合法化を打ち出します。2001年、大麻だけではなく、覚醒剤などの薬物使用も罪に問わないという政策を発表したのです。薬物を取り締まっていた警察部署を解体し、約粒依存治療施設等も取り壊します。
その結果、薬物中毒者は激減し、全盛期の約50%減となりました。さらに、HIV発症者も減少し、政策として成功したと評価することができるでしょう。
そこでポルトガルは、真逆の方法である薬物合法化を打ち出します。2001年、大麻だけではなく、覚醒剤などの薬物使用も罪に問わないという政策を発表したのです。薬物を取り締まっていた警察部署を解体し、約粒依存治療施設等も取り壊します。
その結果、薬物中毒者は激減し、全盛期の約50%減となりました。さらに、HIV発症者も減少し、政策として成功したと評価することができるでしょう。
フィンランド・ベルギー・ドイツその他
via pixabay.com
他にも、医療目的と限定的ではありますが、大麻の使用を合法化している国が存在します。そして、これらの動きは、さらに加速していくと予想されているのです。そのため、大麻成分を含む食品や化粧品ビジネスが盛んになり、3兆円以上の市場規模に拡大するとも推測されています。
日本では、大麻に関する取り締まり強化へと動いているため、世界的な流れとは逆行していると言えるでしょう。しかし、どれほど合法化の国が増えても、生活している場所の法律を守らなければなりません。身勝手な理由から、法律を捻じ曲げてはいけないのです。
日本では、大麻に関する取り締まり強化へと動いているため、世界的な流れとは逆行していると言えるでしょう。しかし、どれほど合法化の国が増えても、生活している場所の法律を守らなければなりません。身勝手な理由から、法律を捻じ曲げてはいけないのです。
大麻の効果
via pixabay.com
最後に、大麻を使用した際に得られる効果をご紹介していきましょう。なぜ、これほどまでに大麻が求められるのか、そして各国が合法化へと流れていくのか考えつつ、大麻の効果について理解を深めてみてください。
大麻の効果を解説するにあたり、大麻使用を推奨しているわけではありません。日本での所持、譲渡・譲受は禁止されています。それらを理解したうえで、大麻の効果と、取り巻く環境について合わせて考えていきましょう。
大麻の効果を解説するにあたり、大麻使用を推奨しているわけではありません。日本での所持、譲渡・譲受は禁止されています。それらを理解したうえで、大麻の効果と、取り巻く環境について合わせて考えていきましょう。
多幸感
via pixabay.com
大麻には、60種類のカンナビノイドが含まれています。カンナビノイドとは、脳の受容体に働きかける化学合成物質であり、多幸感をもたらすとされる成分です。大麻の摂取により、脳内にドーパミンが放出され、リラックス効果と伴う多幸感を感じさせます。
脳内にドーパミンを放出させる成分は、コーヒーなどに含まれるカフェイン、アルコールや砂糖といった日常的な飲食物にも含まれているためそれ自体が害であるとは断言できません。しかし、大麻吸引でしか多幸感を得られない状況が問題であり、そういった状況が依存性を高めてしまいます。
大麻の依存性には賛否両論あるものの、9%程度という調査結果もあり、それ程高いとは断言できません。アルコールの場合15%、たばこの場合32%のため、比較しても極端に高いとは評価できないでしょう。
脳内にドーパミンを放出させる成分は、コーヒーなどに含まれるカフェイン、アルコールや砂糖といった日常的な飲食物にも含まれているためそれ自体が害であるとは断言できません。しかし、大麻吸引でしか多幸感を得られない状況が問題であり、そういった状況が依存性を高めてしまいます。
大麻の依存性には賛否両論あるものの、9%程度という調査結果もあり、それ程高いとは断言できません。アルコールの場合15%、たばこの場合32%のため、比較しても極端に高いとは評価できないでしょう。
思考のコントロール
via pixabay.com
大麻に含まれるTHCやテトラヒドロカンナビノールは、脳に直接作用する物質です。気分や睡眠、記憶や食欲など生活に密着する部分に強く働きかけます。そのため、大麻の摂取により上手くコントロールできなくなる恐れがあるのです。
大麻を摂取すると、「陽気になる」という漠然としたイメージを持つ人も少なくありませんが、思考や知覚を一点に集中させる作用があり、それはポジティブなものに限ったことではありません。暗い思考を持っている場合、その部分に必要以上に集中し、うつ症状のような状態を長時間作り出してしまうこともあるのです。
パニック症状や不安症など、精神疾患者が使用した場合は、状況を悪化させる可能性が高く非常に危険となります。
大麻を摂取すると、「陽気になる」という漠然としたイメージを持つ人も少なくありませんが、思考や知覚を一点に集中させる作用があり、それはポジティブなものに限ったことではありません。暗い思考を持っている場合、その部分に必要以上に集中し、うつ症状のような状態を長時間作り出してしまうこともあるのです。
パニック症状や不安症など、精神疾患者が使用した場合は、状況を悪化させる可能性が高く非常に危険となります。
長期使用に関する研究は未発展
via pixabay.com
大麻は、様々な地域で、古くから取り扱われてきた植物です。しかし、長期使用に関する研究結果は、それ程多くありません。そのため、依存性の高さや脳・身体に与える影響は、解明されているとは言い難いのです。ゲートウェイドラッグと評価されるほど、その他の危険薬物に移行する事例も少なくありません。
世界各国で合法化へ移行しているからといって、安全性が高いわけでもなく、使用することで得られる効果も未知数なのです。
世界各国で合法化へ移行しているからといって、安全性が高いわけでもなく、使用することで得られる効果も未知数なのです。
特徴から学ぶ!吸引は合法でも絶対ダメ!
via pixabay.com
大麻を取り巻く環境は、日々変化しています。合法化している国に合わせ、「日本も合法化するべき」といった意見、「とにかく禁止し厳罰を設けるべき」という意見など様々あることでしょう。大麻の使用を容認するにしても、否定するにしても、大麻を正しく理解しなければなりません。
そして、大麻を正しく理解する事は難しく、何より日本では今現在犯罪行為に分類されています。日本で合法的に使用したいのであれば、大麻の安全性を証明し、それらを周知させ法律改正に取り組まなければなりません。それまでは、違法薬物であることに変わりなく、所持や譲渡・譲受は禁止行為なのです。
そして、大麻を正しく理解する事は難しく、何より日本では今現在犯罪行為に分類されています。日本で合法的に使用したいのであれば、大麻の安全性を証明し、それらを周知させ法律改正に取り組まなければなりません。それまでは、違法薬物であることに変わりなく、所持や譲渡・譲受は禁止行為なのです。
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