2019年8月21日 更新

人生はなんとかなるもの?不安にかられてた時に持ちたい心構え5つ

無職・就活・転職といった仕事に関する不安から、借金の不安、結婚・離婚の不安など、私たちの人生は常に不安と隣合わせです。そんな不安を解消する時に有効とされる「なんとかなる」というフレーズ。この言葉は本当に効果はあるのでしょうか?また、その具体的な効力とは?

目次

なんともならない具体例の1つ目に、病気を嘆いてもなんともならないということが挙げられます。病気を患うことは肉体的にはもちろん、精神的にもとても苦しいことです。しかしそのことを嘆いてばかりいても、事態は好転しません。

病気を患った時に一番大切なことは、間違いなく適切な治療です。時に嘆いてしまうことがあったとしても、「なんとかなる」という前向きな気持ちを持って、適切な治療を受けることが病気と向き合う時に重要です。

実際にそう思うのは簡単なことではないかもしれません。しかし病は気からという言葉の通り、「なんとかなる」という楽観的思考が、治療力を上げる手段となることもあります。

太ってしまった今を嘆いてもなんともならない

Belly Body Calories - Free photo on Pixabay (557461)

2つ目に、太ってしまった今を嘆いてもなんともならないということが挙げられます。仕事でのストレスや出産などが原因で太ってまった時、嘆いてばかりで痩せる努力を怠る人と、努力しいて減量する人がいます。

太っていることをコンプレックスと感じ自信をなくしてしまう人は多いですが、病気など特別な理由がない限り、痩せられない人間はいません。「こんなに太っていて自分には魅力がない」とか「痩せる努力もできない」と嘆くよりも、「なんとかなる!自分は絶対痩せられる!」と思考転換することが大切です。

毎日一駅歩く、就寝前3時間は食べないなど、効果があると言われているダイエット方法は山のようにあります。太っていることを嘆いているよりも、小さな努力が大きな結果につながると信じてみましょう。

過去の行動を悔いてもなんともならない

Clock Alarm Time - Free image on Pixabay (557464)

最後に、過去の行いを悔いてもなんともならないということが挙げられます。過去の行いに1つも後悔していない人間なんていません。誰にでも恥ずかしい失敗や、情けないことをしてしまったという経験はあるのです。

しかし何をどうしたって過去は変えられません。過去の過ちや失敗を悔いて、二度としないように努力することは大切ですが、悔い続けることは時間の無駄になってしまいます。自分の過去の行いを消化することができるのは自分だけです。

過去の行いをある程度悔いたら、あとは現在と未来だけを見据えていきましょう。

「なんとかなる」の間違った活用方法

Accidental Slip Oops - Free photo on Pixabay (557466)

「なんとかなる」という言葉で思考を楽観的な方向へ変換することは、事態を好転させたり不安を解消することに役立ちます。

しかしそれには建設的な行動が伴わないと意味がありません。「なんとかなる」の間違った解釈を4つ紹介します。

なんとかなると愚行を続けていても何ともならない

Statue Face Wrong - Free photo on Pixabay (557468)

まず1つ目の間違った解釈として、なんとかなると愚行を続けることが挙げられます。「なんとかなる」という前向きな姿勢でいることはとても良いことなのですが、その後の行動がズレたものでは、気持ちは楽になるかもしれませんが、実際の事態の好転には繋がりません。

例えば痩せたい時にこれを試したら「なんとかなる」からと、あれこれダイエット食品を買いまくってそれだけ試してもおそらく痩せません。栄養バランスや運動など、基本的なことを怠った上であれこれ模索することは愚行とも言えます。

ダイエット以外でも同じことが言えます。つまり今自分が持つ不安や悩みの根本としっかり向き合うことが大切で、そこを見逃した行動を続けても、最終的な不安解消には繋がりません。

なんとかなると自己成長を怠っても魅力的な存在は現れない

Bear Predator Zoo - Free photo on Pixabay (557471)

2つ目に、なんとかなると自己成長を怠っても魅力的な存在は現れないということが言えます。魅力的な人と交際することは楽しいことですが、それには自分自身が魅力的な存在になる必要があります。

もちろん自分のありのままを受け入れてくれる人もいます。そしてその人が魅力的な人であれば言うことなしですが、自分が魅力的な人間でもないのに「なんとかなる」と思っていても、そんな人は現れません。

人生を前向きに捉えることは素晴らしいですが、根拠のない「なんとかなる」という気持ちだけで魅力的な存在を期待するよりも、自ら努力して魅力的な存在になる方が現実的です。

天気や運命を悩んでもなんともならない

Mountains Panorama Forest - Free vector graphic on Pixabay (557473)

次に、天気や運命に悩んでもなんともならないということが言えます。天気と運命も、自分の力ではどうにもなりません。特に天気は誰にもどうしようもないことなので、「なんとかなる」も何もないです。ただし「結婚式の日なのに大雨予想だけど、仕方がない、なんとかなる!」といった前向き思考は、どうにもできないことが起きた時大切な姿勢です。

また、運命を信じる人は特に、自分に起こる様々な事を運命と結びつけて悩んでしまいがちです。しかし運命を根拠づける大きな理由が見つからない場合、その事で悩むのは意味がありません。

生まれた場所や人種を嘆いてもなんともならない

Baby Birth Child - Free photo on Pixabay (557475)

最後に、生まれた場所や人種を嘆いてもなんともならないということが言えます。生まれた場所も人種も変えることはできません。それらのことが原因で悩みや不安と直面してしまう人もいますが、その事を嘆いていても事態は改善しません。

基本的に変えられない過去や人種、前述した天気などは、嘆いても仕方ありません。「なんとかなる」という楽観的姿勢を持つことは間違いなく大切ですが、それだけでどうにかなる事柄ではないのです。そんな時は「なんとかなる」という気持ちよりも現状を受け入れる気持ちが大切になります。

「なんとかなる」と思うための心構え

Thumbs Up Good Alright Seal Of - Free photo on Pixabay (557476)

私たちが生きている時に直面する様々な事態には「なんとかなる」こともあれば「なんともならない」こともあります。しかし確かに言えることは「なんとかなる」という前向きな心構えが肝心で、心構えとそれに伴う行動が事態を「なんとかする」のです。

では「なんとかなる」と思うための心構えとは一体どんなものなのでしょうか?5つの心構えの例を紹介します。

生死を分けるトラブルはそうそう起こらない

Thunderstorm Flashes Flash - Free photo on Pixabay (557480)

まず1つ目の心構えとして、生死を分けるトラブルはそうそう起こらないと思うようにする、いうことが挙げられます。「死ぬこと以外かすり傷」という一般女性が放った今となっては有名な名言のように、生死を分けるようなトラブルでない限り大したことないと心構えることは、実際に事態を好転させる鍵となります。

このような心構えは、自分を冷静に保つことにも役立ちます。「なんとかしたい」事態が起こった時、状況を冷静に判断し、焦らず大きく構えて行動するように心掛けましょう。

完璧な人生を歩んでいる人なんてほとんどいない

Flower Rose Macro - Free photo on Pixabay (563614)

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