2019年7月11日 更新

ピンチはチャンスは誰の言葉?ピンチに陥った時の心構え7つ

ピンチはチャンスという言葉を耳にされたことのある方も少なくないでしょう。ですがこの言葉の意味が良く分からない方もいらっしゃいますよね。今回はそんな方のために、ピンチはチャンスという名言は一体誰の言葉なのか、その意味とピンチをチャンスに変える方法をご紹介します!

Clouds Dawn Dirt Road - Free photo on Pixabay (467249)

前に進むことをせず自分だけジャングルに残ることは、結局危険を意味します。もちろん、自ら意志でジャングルに残り別の道を切り開いて行こうとするなら話は別ですが。現状を維持するリスクと前に進むリスク、どちらが本当に自分にとってメリットがあるのか一度冷静になって見極める事が必要だということをこの言葉は伝えてくれているのです。

自分を疑っていては最善は尽くせない

Pensive Female Woman Window - Free photo on Pixabay (467285)

「自分を疑っていては最善は尽くせない」という言葉は、アメリカで「キング・オブ・ポップ」と称されるシンガーソングライター・ダンサーのマイケル・ジャクソンの名言です。マイケルは10人兄弟の7番目としてアメリカのインディアナ州に生まれました。

幼いころから父親の厳しいトレーニングを受けてきたマイケルは、5歳から歌い始めます。そして、兄弟と一緒にジャクソン5を結成、リードボーカルとしてその才能を発揮しました。デビュー早々、全米チャートで1位を獲得したマイケルは1970年からソロ活動を始めます。

82年にリリースされた「ビリー・ジーン」や「今夜はビート・イット」はいずれも大ヒットを記録し「スリラー」ではPVも大きな話題となり、まさに「キング・オブ・ポップ」の称号にふさわしい地位に昇りつめました。
Woman Praying Believing - Free photo on Pixabay (467296)

そんなマイケルの残した言葉が「みんな自分の能力を疑いすぎるのです。自分で自分を疑っていては、最善を尽くすことなんてできないんです。自分が信じなかったら、誰が信じてくれるのでしょう?」という名言です。

著名人から学ぶピンチはチャンス

Thumbs Up Okay Good Well - Free photo on Pixabay (467363)

自分ではどうにもならないと思っているピンチの状態でも、著名人と呼ばれる人の多くはそこからチャンスを見出して成功しています。どうして、彼らにはそんな事が出来るのか?と言いますと、ピンチになった時あたふたしたりせずに原因を再確認したり、ピンチになっている現状を客観的に見てしっかり把握出来ているからです。

ピンチの時、多くの人は「もうだめだ!」と落ち込んでしまうかもしれません。ですが、そこからは何も生まれません。同じピンチが何度も目の前にやってきて、それを何度も繰り返すだけの人生になってしまいます。ピンチをチャンスに変えられた人は「自分とは違ってきっと特別に違いない」もしかしたらそう思われたかもしれません。

ですが、実はあなたも過去に多くのピンチからチャンスを学んでいるのです。人生の中で一度もピンチや失敗を経験したことのない人なんていません。あなたにも沢山のピンチがあり、それを乗り越えてきたからこそ今のあなたがいるのです。もし、あなたと著名人の間に違いがあるとしたら、彼らはピンチをチャンスに変えるコツを知っているという事かもしれません。

松下幸之助

Light Bulb Current Electric - Free photo on Pixabay (467512)

父が商売で失敗し小学校を中退、わずか9歳で丁稚奉公(今で言う所の使用人)に出された松下幸之助は、多くの困難にくじけることなく、自ら経験を通して商売人としてのマインドを学びました。そして大正6年、わずか95円という元手で独立し、狭い借家に工場のスペースを設け、改良ソケットを作り始めます。

そして大正7年「松下電気器具製作所」を創業し、現在のパナソニックを一台で築き上げました。経営の神様と言われる松下幸之助は、自分が成功した秘訣を「体が弱かったこと」「学問(学歴)がなかったこと」「お金がなかったこと」と言っています。

普通に考えたら成功にとって大きなマイナス要因となりそうなものですが、松下幸之助はピンチをチャンスと捉え、体が弱かったからこそ人一倍健康に気を遣い、学問が無かったからこそ他人の意見を素直に聞き、優秀な人物に仕事を任せました。そしてお金が無かったからこそ、お金の有難みが分かり資金を大切に使いました。
Team Building Success - Free photo on Pixabay (467515)

人は配られたカードでしか勝負が出来ません。今自分が与えられえた状況に文句を言うのではなく、どんなにマイナスと思われるような状況でも見方を変えることで、ピンチをチャンスにしてしまう、これが成功者の知恵なのですね。

エジソン

Lamp Light Lighting - Free photo on Pixabay (467530)

発明王として知られるトーマス・エジソンは現在のゼネラルエレクトロニック(GE)という会社の礎を築いた発明家です。電球を発明するために数千回、あるいは数万回失敗を繰り返したという話は有名ですが、実は彼には他にもあまり知られていないピンチをチャンスに変えた例が沢山あるのです。

例えばエジソンは、50代になってから鉄鉱石の事業に手を出して大失敗し、その時全財産を失っています。ですが彼は「最悪。月給75ドルの電信技術者になれるんだから、まだまだ大丈夫」と動じることもなく楽観的に捉え、結局この時不要になった施設や機械で新しくセメントビジネスを始め事業を立て直すことに成功したそうです。

さらに晩年になり、エジソンは工場が全焼する大災害に見舞われました。せっかく作った自分の工場が燃えているのを目の前にして、普通ならショックで立ち直れなくなりそうですが、なんとエジソンは自分の工場が燃えているのを見ながら、工場の再建計画を練ったり、夜中に消火活動が思うようにいかないのを見てサーチライトの発明を思いついたのだそうです。
Children Win Success Video - Free photo on Pixabay (467535)

自分に起こった出来事をどう捉えるか、エジソンは常に物事は良い方向に行くことを信じて疑わない人だったのかもしれません。自分が経験したことを失敗だと思うよりも、全て成功なんだと思えれば、人生は今よりもずっと楽しいものに変わりそうですね。

ピンチをチャンスにできる人の特徴とは?

Hands Fingers Positive - Free photo on Pixabay (467556)

これまで、ピンチをチャンスに変えてきた偉人や著名人につにてご紹介してきました。ピンチをチャンスに変えられる人は共通して物事を前向きに捉える特徴があることが、分かりましたね。もちろん、持って生まれた精神力や逆境を目の前にした時動じない強さは人によって違うかもしれません。

しかし、人間は自分が「こうなりたい」と思った人の良い部分を幸いにも真似することができる特性を与えられています。実はこれはとてもすごいことなのです。

なぜなら、良い所を毎日のように真似することで、いつしか自分の中でそれが当たり前になるように出来ているからです。これからピンチをチャンスに出来る人の特徴についてご紹介します。ピンチをチャンスに出来る人の特徴を真似して、たった一つでもそれを自分のものにしてみませんか?

視野が広い

Landscape Field Nature - Free photo on Pixabay (467580)

人生で逆境の中にいる時、私たちは視野が狭くなってしまいやすいので、この苦しさは一生続くのではないかと錯覚してしまいがちですが、これから先の人生が全て辛く苦しいなんてことはありません。なぜなら、目の前にある状況が今は苦しいだけで、それを超えた先には今よりも良い状況が待ち受けているからです。

ピンチをチャンスに変えられる人というのは、このように視野を広く持ち、長期的に物事を考える事が出来ます。何故なら、多くの逆境を乗り越えて来た中で、その先にもっと良くなっていく現実を実際に経験しているからです。

確かに、大変なのは人生の中でほんの一瞬、そう考えれば逆境を乗り切ろうと頑張ることが出来ますね。今目の前の辛い出来事に捉われることなく、長い人生の中で「そんなこともあるさ」と気楽に考える事が、視野を広く持ち困難を乗り超えていくコツです。

環境に振り回されない

Amphibian Turtle Animal - Free photo on Pixabay (467593)

ピンチをチャンスに変えられる人の特徴には、他にもマイペースで環境に振り回されないというものがあります。このマイペースさは良い意味でのマイペースです。ピンチをチャンスに変える事が出来る人は、環境がどうであれ、自分の信念があり、それに従って行動しますので周りに振り回されることがありません。

そのため、自分のやるべきことに一つ一つ集中し、クリアしていくことができます。環境に振り回されて自分の貴重な時間を無駄にすることもありませんので、心に余裕も生まれます。

ウサギとカメの童話をご存知の方も多いでしょうが、カメはウサギと自分を比較して、自分を卑下したりすることなく、とにかく自分のペースを守って前進し続けました。そして最後にはウサギに勝ちました。結局は、周りに振り回されることなく、ただ前だけを見て前進したものが強いということです。

前向き

3 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪